■最近、「自分にはやりたいことがみつからない」とか、「人生の目的が見つからない」という話をよく耳にします。
そのように思われるあなたに、おすすめの習慣があります。
その習慣を手に入れれば、いずれやりたいことや、目標が見つかるのではないかと思っています。
その習慣とはなんでしょうか?
■それは、「早起き」です。(笑)
実際のところ、これは半分冗談で半分本気です。
自分を振り返って思うのですが、多くの人は仕事や家事・育児に振り回されているうちに一日が終わってしまいます。
1人の時間を確保し、やりたいことをじっくり考える余裕がありません。
そうなると、自分の気持ちを考えたり、自分と対話する時間が持てず、心の欲求を感じ取るセンサーが鈍くなってしまうのです。
わたしは、やりたいことや目標を見つけるためには、ある程度の時間が必要だと思っています。
自分と向き合い、自分の思考と行動を省察し、内省する必要があります。
そのような「熟成期間」ともいえるような時間が必要だし、そこで高まってくる気持ちがあるはずなのです。
■周囲を見渡すと、成果を出し、自身のやりたいことをたくさん実現している人ほど時間の使い方が上手だと感じます。
反対に、「やりたいことが見つからない」と悩まれている方ほど自分と向き合う時間をつくっていないし、時間に追われているように見えます。
これは、偶然ではないと感じています。
やりたいことがあふれている人ほど、時間のつくり方を工夫しているのです。
そして、やりたいことが見つからないという人ほど、テレビやスマホに時間を浪費しているのです。
■ですから、「1人時間」を意識的につくることが、解決の糸口として有効になるでしょう。
その時間に紙とペンを持ち、やりたいことを書き出すだけで違いがでます。
最初に申し上げた、半分本気で半分冗談というのは、「1人時間」づくりのために「早起き」してみるのはいかがでしょうか?という提案だったのです。
もちろん、1人になれるなら夜でも良いし、昼間でも良いのですが、日中は何かと邪魔が入りますよね。
朝に考えごとをすれば邪魔がありませんし、前向きな姿勢で考えごとができます。
朝から後ろ向きに考えるのは意外と難しいからです。
■わたしは、朝ランしながら、頭の中をからっぽにする時間を意識的につくっています。
そうすると、やりたいことや、目標達成に向けたヒントを思いつくのです。
ランニングしながら考えごともできる一石二鳥の時間です。
少し仕事ややるべきことが立て込んできたときこそ、朝起きて、ランニングする時間が欲しくなります。
そうすると、汗とともに、頭までリフレッシュできるのです。
(それが快感になると、朝ランという習慣が定着します。)
■理由なんて、後から考えれば良いのです。
1人になって、自分の心の声を聞く時間をつくりましょう。
最初、その声は小さすぎて聞こえないかもしれません。
しかし、1人時間を定期的につくり、紙にやりたいことや自分の気持ちを書き出していくのです。
そのうち、行動にうつせそうなことがあれば、試しにチャレンジしましょう。
最初は小さな一歩でかまいません。(むしろ、小さな一歩の方が有効です。)
■それでも、なにも出てこないという人には、ぜひ「早起き」されることを提案いたします。
朝陽を浴びながら、ゆったりした時間の中にいると、不思議と「何かやらないともったいない」という気持ちになるからです。
朝、お気に入りのカフェに行くのも良いですし、いつもより30分早く出社するのでも良いですし、好きな本を読むのでも良いですし、近所を散歩するのでも良いですし、お弁当をつくってみるのも良いでしょう。
ぎりぎりまで二度寝していた自分と決別するーーー
実はそんなことが、やりたいことを見つける第一歩なのではないか?
そんなふうに思う今日この頃です。
【今回の良習慣】
「1人時間」をつくり、自分の想いやちょっと試してみたいことを紙に書き出してみる
コメントを投稿するにはログインしてください。