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当ブログは、「良習慣(りょうしゅうかん)」(僕の造語です)によって「人生の変革」にチャレンジし続ける軌跡をつづった奮闘記です。
僕が「良習慣」を身につけていく中で、成功体験や目標達成に貢献できるような提案(もしくは失敗談)によって、読んで下さった方にわずかでも「プラスの痕跡」を残せるようなブログになることを目指しております!
「良習慣」という言葉が辞書に載る日を夢見て、小さな良い習慣を収集していきます!
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当ブログにお越しくださり誠にありがとうございます!
今回はスタイルを変えて書評でお送りいたします!
■本日の一冊━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
『子どもが変わる 怒らない子育て』
著者:嶋津 良智
出版社:フォレスト2545新書
価格:¥945 / 発行:2013年8月
http://www.amazon.co.jp/dp/4894518899/ref=nosim/?tag=kotobanotik05-22
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(1)本書について
・著者は今ノリにのっている教育コンサルタントの嶋津良智さん。
・累計75万部を突破した大ヒット「怒らない技術」シリーズの第3弾は、
「子育て」がテーマになっておりました!(笑)
・イライラしない子育てに必要な要素はなにか?
そんな理想(?)の子育てに関する秘訣とヒントが42項目!
親なら誰もが知りたい考え方が目白押しです!
(2)購入の経緯
・「分かっていても、つい怒ってしまう。。。」
子育て経験者に限らず、それは万人共通の悩みです。
・私も、怒らない子育て、って無理なのでは!?
と思いました。
ただ、本書の前書きで、「怒らない」というよりは、
「怒り」という人間にとって正しい感情を
「どのように表出させるか」が問題、
という部分に強く興味をひかれました。
(3)本の対象読者
・ズバリ、子育て世代!(笑)
・ただ、読後の印象からいえば、部下や後輩を持つ
ビジネスパーソンにも一読の価値があります!
(4)著者の考えのポイント
■「怒ってはいけない」ということではない
・シリーズの「怒らない技術」のときと同様、「怒ってはいけない」という主張ではありません。
「怒り」という感情は人間にとって大切なもので、なくてはならない感情とも述べています。
・「怒り」という感情は、100%のうち、80%はテクニックでやり過ごすことができます。
残りの20%は、子どもへの「しつけ」という意味でも、きちんと伝えることが大切です。
・ポイントは、必要な20%の「怒りの表出方法、表現方法」を上手に行う、ということなのです。
本書に、具体的なテクニックが書いてあります。
■自責の観点から出発すること
・思い通りにならない子どもに対して、
「どうして○○できないの?」
「早くしなさい!」
と言い過ぎていないでしょうか?
・子どもをコントロールできないのは、自分の理想の状態に持って行けない自分の実力不足なのです。
「どうしたら、子どもが自分の望む行動をとってくれるか?」
親はもっと自分のあたまで考えなくてはならないのだと思います。
■親自身も「自分の幸せ」を追求しよう
・子どものために自分のやりたいことや、欲求を我慢していることはありませんか?
その我慢がたまってしまうと、結局親自身のストレスになり、子どもにあたってしまうかもしれません。
・怒りっぽい両親より、好きなことにチャレンジして、ストレスとは無縁の両親に育てられた子どもの方が、
のびのびと育つのではないでしょうか?
・怒ってばかり、厳しくしすぎてばかりだと、子どもが大人の顔をうかがいながら生きて行くことになります。
それは、「自分はやればできる!」という、生きて行くためにとても大切な自信を無くしてしまうことにつながります。
(5)その考えにどのような印象を持ったか?
・「怒りの表出」にテクニックがあることが分かり、非常に納得。
「怒らない」のではなく、
「上手に怒りを表出する」=「うまくしかる」ことが大切
という主張に共感。
・子育ても、大人と同様、自分の思い通りに行かないときは、
どうやって自分を変えれば良くなるか?
という自責思考からスタートするのは大人もまったく同じで、まさに我が意を得たり!という感じ。
・子育ては誰にも習わないので、知らず知らずのうちに自分の親の子育てを真似をしている場合が多いのではないか?
しかし、その子育ては何十年も前のスタンダード。
時代も環境も違う中、自分たちの親と同じような古い価値観で育てられた子どもの未来を少し考えるべきだと思う。
・そして、親自身が人生を楽しむ姿を見せる、という意見に大変同意!(激しく同意! 笑)
私も、いろいろなことに楽しみながらチャレンジしている姿を、子どもたちに見せ続けたいと考えている。
(6)印象に残ったフレーズやセンテンスは何か?(=本書から学べる「言葉のチカラ」)
・子どもの存在があるからこそ、実は怒ることもできるし、イライラすることもできるのです。
イライラや怒りを感じることができる子どもという存在に対して、感謝をしてみるのはいかがでしょうか?
・暴力を使ってしまうのは、その方が楽だからです。
暴力は、強い立場の人から、弱い立場の人にする卑劣な行為で、自分に甘い人、弱い人がしてしまうのです。
・役目としては母親ですが、生き方まで母親である必要はなく、さらには、良い母親、完璧な母親である必要はまったくないのです。
(7)類書との違いはどこか?
・ついイライラしてしまう子育てに、「アンガーマネジメント」(怒りをコントロールする手法)を
持ち込んでいる点は新しい視点でしょう。
(8)関連する情報
※参考
「怒らない技術 」嶋津良智さん・著
http://www.amazon.co.jp/dp/489451818X/ref=nosim/?tag=kotobanotik05-22
※参考
「子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方」菅原裕子さん・著
http://www.amazon.co.jp/dp/4569668933/ref=nosim/?tag=kotobanotik05-22
(9)ひとこと
子どもも、部下も、共通している点は「人」ということなのですね。
感情も人格も持っている「1人の人間」なのです。
親や上司の「モノ」ではないということです。。。
「思い通りにはできない。
思い通りにしてコントロールしようとするから怒りが生じる」
子どもも部下も、この出発点から考え始めると、余計なバトルは減るでしょう。(笑)
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▽著者プロフィール▽――――――――――――――――――――
教育コンサルタント
大学卒業後、IT系ベンチャー企業に入社。
24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。
同期100名のなかでトップセールスマンとして活躍、
その功績が認められ、24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。
就任3か月で担当部門の成績が全国ナンバーワンになる。
その後28歳で独立・起業し代表取締役に就任。
翌年、縁あって知り合った2人の経営者と新会社を設立。
その3年後、出資会社3社を吸収合併、実質5年で年商52億円の
会社まで育て、2004年5月株式上場(IPO)を果たす。
2005年次世代を担うリーダーを育成することを目的とした教育機関
リーダーズアカデミーを設立。
講演・研修などを通して、教える側(上司・親・教師など)の人たちに
アドバイスを行う。
2007年シンガポールに拠点を開設し、グローバルリーダーの
育成にも取り組む。
2012年からはじめた、親子関係の改善により、自信をもって
自分の才能を伸ばせる子どもの育成を目的とした
「おこらない子育てセミナー」が好評を博し、
日本、シンガポール、タイなどアジア主要都市で開催。
75万部超えの『怒らない技術』(フォレスト出版)シリーズをはじめ、
著書は15冊で累計100万部を超える。
リーダーズアカデミー学長、日本リーダーズ学会 代表理事、
日本アンガーマネジメント協会 理事、
早稲田大学 講師。
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■本日の一冊━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
『子どもが変わる 怒らない子育て』
著者:嶋津 良智
出版社:フォレスト2545新書
価格:¥945 / 発行:2013年8月
http://www.amazon.co.jp/dp/4894518899/ref=nosim/?tag=kotobanotik05-22
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最後までお読みくださり誠にありがとうございます!
チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!
いつも本当にありがとうございます!
【書評】『子どもが変わる 怒らない子育て』嶋津 良智さん・著
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