スマホユーザーなら、「フリック入力」のスキルは欠かせません。
フリック入力をマスターすることに様々なメリットがあるからです。
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フリック入力はストック型のスキル
「フリック入力」とは、つまり、スマホのタッチスクリーンで、指をスライドさせて文字などを入力することです。
「フリック」は、「素早く動かす」とか「弾く」という意味があり、この動作全般を指して「フリック入力」と言われています。
「フリック入力」は、いわゆる「ストック型」のスキル。
1度覚えてしまえば、その効果はずっと持続するため、覚えておくメリットは大きいものです。
その効果は、私たちが小学生の頃に「かけ算九九」を暗記したようなものです。
かけ算九九を覚えるときは多少大変ですが、その効果は一生涯に渡って続きますよね。
「ストック型のスキル」とは、まさにそのような能力のことです。
スマホを使っている人でも、ガラケー時代の「トグル入力」や、キーボードの「QWERTY入力」を行っている人は意外と多いようです。
ただ、あきらかにフリック入力は時間効率が高いです。
たとえば、ひらがなで「こ」という文字を打つとします。
トグル入力の場合、「か」5回も打つ必要があります。
QWERTY入力の場合でも、「K」と「O」を2回押さなくてはなりません。
それが、フリック入力なら「か」を下に滑らせるだけなので、1回で済むわけです。
さらに、「そこそこ」だったら、トグル入力は20回かかるところ、フリック入力なら5回。
文字を打てば打つほど、大きな差になってくると言えるでしょう。
しかし残念ながら、毎日のようにスマホを使っていながら、「フリック入力」のトレーニングをしていない人が多いように感じます。
入力スピードをあげれば生産性が高まる
私は、テレビ番組の制作会社でADをやっていたときに、はじめてExcelをつかいました。
PCでタッチタイピングを学んだこともほとんどない状態。
先輩がつくったロケスケジュールのフォーマットをまねて、試行錯誤していました。
しかし、どうしても作成スピードは上がりません。
あるとき、同僚のADがタッチタイピングのトレーニングソフトを購入してきました。
彼もPCが苦手だったので、私と同じ悩みを抱えていたのです。
そのタイピングソフトには、タイピングの速度をゲーム感覚で鍛えられるトレーニングモードがありました。
私はそのゲームにはまり、仕事が終わったあとにかたかたとキーボードを叩いていたのです。
そのうち、私は番組スタッフの中でもタイピングが早いほうになりました。
結果、仕事も楽になったし、テロップ編集の仕事にも呼ばれるようになったのです。
まさに、タッチタイピングのスキルが、私自身の仕事の幅を広げてくれたと言えるでしょう。
そのような成功体験があったため、スマホ購入時、1分間に60文字を打つことを目標にして練習していました。
1ヶ月くらいこつこつと練習して、なんとか1分間に60文字を打てるようになりました。
こうなると、メール返信やメッセージはスマホでおこなうことが苦にならなくなります。
また、トレーニングを積んでいくと、このブログくらいのボリュームの記事を書くくらいのことはできるようになります。
そのため、先日講師を務めたブログセミナーで、時間のないブロガーさんに対して、「フリック入力をマスターして、呼吸をするようにブログを書きましょう。」ということをお伝えしました。
先日、あらためて計測してみたら、1分間に188.26文字までレベルアップしていました。
「名人」はなんとなく良いと思うのですが、、、「金髪の吸血鬼」がどれだけすごいのかは不明です(笑)。
スマホを使うならフリック入力は必須のスキル
先にも述べたように、私がはじめてスマホを所有したとき、まず最初にマスターしたのはフリック入力でした。
スマホの便利さに驚き、「これからは、多くのタスクをスマホでこなすようになるだろう。」と考えたからです。
確かに、「今の自分のやり方で特に大きな不便は感じない。」という人もいるでしょう。
「今のままでいいんだ。」と。
しかし、そのような人に限って「時間がない」とか、「時間が足りない」といったようなことを言う傾向にあります。
そこで、フリック入力をマスターしておけば、そのような状況から抜け出せますよ、ということをお伝えしたいのです。
PCのタッチタイピングと同じように、現代の多くの人が使っているのはスマホです。
スマホでの入力スピードを上げておいて損することはありません。
たとえて言えば、
・箸の持ち方に正しい持ち方がある
・鉛筆のにぎり方に正しいにぎり方がある
・PCでタッチタイピングの型がある
ということと同じくらい、スマホでフリック入力をマスターするのは必須のスキルだと考えています。
また、入力のスピードアップを日々トレーニングすることも重要です。
毎日スマホで入力しているメールやSNSのやりとり。
フリック入力をマスターすれば、それだけ時間が圧縮されます。
仮に、トグル入力で5回たたいているキーを、フリック入力で1回にすれば、4回分の入力を減らせます。
そのようにして、文字入力スピードが20%速くなる。
その時間が積み重なっていったらどうなるでしょうか?
まず、スマホにとられる時間を20%削減できます。
その時間を、より有効な活動に投資できますから、今よりも成果が20%上がるのです。
とてもメリットがありますよね。
まだフリック入力をマスターしていないという人は、トレーニング用のアプリを1つダウンロードしておきましょう。
アプリの種類もたくさんありますから、ご自身が気に入ったもので練習してみることがおすすめです。
ご参考までに、今回、私がいくつか試した中でのおすすめアプリはこちらです。
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■編集後記
昨日は、21回目の早起きセミナーを開催。
最近は、経営者の方にもご参加いただけるようになりました。(^_^)
目指す未来が大きなものになればなるほど、必要になってくるのは時間というリソース。
そのような意味で、早起きも不可欠なものになるのかもしれませんね。
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