■当ブログのように、情報発信をしていく上では避けては通れない問題があります。
そして、ある意味、とても大切なことでもあります。
それは、
【自己開示をする】
ということです。
■例えば、先日のエントリーでTOEIC目標スコア800点を突破したという記事を書きました。
個人的な名誉のためにも言わせていただくと(笑)、わたしは自慢のためにスコアを公開したわけではありません。
英語学習者として、TOEIC800点というのは、それほど大したことではないということをわかっているつもりだからです。
なぜなら、わたしの周囲には900点超えの方が何人もいらっしゃいますし、英語を使ってビジネスをされている方もいらっしゃいますし、還暦を過ぎても英語を勉強されているようなあくなき探究心を持っている方もあるからです。
その方たちからみたら、わたしなんてひよっこ同然。
箸にも棒にもひっかからない、とはまさにこのこと。
ですから、800点をわずかに超えたくらいで大騒ぎするのは、非常に恥ずかしいことだと思っているのです。
■では、なぜスコアを公開したのでしょうか?
いろいろと理由はありますが、大きな理由のひとつとしては、わたしとつながりを持つ英語学習者のみなさんとわたしの価値観を共有したいという思いがあるのです。
TOEICのスコアを公開するという行為が、「英語」という言語に関わられているすべての方に、なんらかの感情の動きをもたらすことができるのではないかと思っており、「同じ言語を学習している共有感」とでもいうような気持ちを持っていただけるのではないかと考えている、ということです。
要は、TOEICのスコアを公開したことで、それぞれの「層」に、さまざまな感情をもたらすはずだ、と考えているのです。
英語上級者の層には、「ああ、あの時期か。俺(私)もあの頃がしゃらに英語を勉強していたものだよ。」ということで遠い目をしていただけます。(笑)
そこでは英語学習者の先輩として、後輩のわたしにある種の共感がうまれるでしょう。
わたしと同じくらいのレベルの層には、50歩100歩の背比べをしながら、お互いを讃えあいます。
そこではお互いの努力が、適度な刺激となるでしょう。
私より英語初心者の層には、どのような勉強法をすれば良いのか教えて欲しいとおっしゃっていただきました。
たまに「スゴい!」と言ってくださる方もいる、、、という特典もあります(笑)。
そこではわたしのような者でも少なくとも800点くらいはとれるのだ、ということで勇気が出てくるでしょう。
まったく英語学習に興味関心がない方でも、「そんなことやってんのね」と、わたしのことを少しは知ってくださるきっかけとなることでしょう。
■確かに「自己開示」することは、はっきりいって非常に恥ずかしいです。
しかし、これからの時代、わたしは「すべての個人はなんらかの発信をしていかないと生き残れないのではないか?」という危機感を持っております。
そうであるならば、なるべく早く「自己開示」のトレーニングした方が良いと思っております。
また、自分を開示していくと、わたしに興味を持ってくださる方は、ますます興味を持って頂けることになります。
反対に、興味関心がない方は、そっと離れていくでしょう。(笑)
どんなに優れた人でも、世界中すべての人に好かれるのは不可能だと言われています。
ですから、自分の興味関心を世に向けて発信し、つながりをいただいた方とのご縁を少しずつ深めていくようにしたいのです。
これは、「平成進化論」の鮒谷周史さんがずっと言われていることではありますが、ブログを書き始めてようやく少し分かりかけてきたような気がする今日この頃です。(笑)
【今回の良習慣】
恥ずかしくても、できる範囲で「自己開示」していく。
コメントを投稿するにはログインしてください。