名言の習慣

目標達成と自己投資のはざまで思うこと

投稿日:2013/10/30


■自己投資は、お金がかかりますよね。

わたしは、よく分かります(笑)。

 

あなたにも、何かやってみようと思いたったとき、だいたい「お金」か、「時間」か、もしくはどちらも重なってしまったために、あきらめたり、ためらったりしたことがあるのではないでしょうか?

これも、わたしには非常によく分かります(笑)。

 

特に、お金に関しては、

「やりたいけれど、お金がない。。。」

「せっかく貯金したお金がなくなってしまうのが惜しい。。。」

という気持ちになりますよね。

 

そのようなとき、あなたはどうしていますか?

 

今回、わたしは、あえて強く申し上げたいのですが、、、

【迷ってる時間の方がもったいない!

お金を投資してしまって、とっとと行動にうつしましょう!】

とお伝えしたいと思います。

 

(もちろん、自分なりに許容できる範囲のリスクを考えて、という前提ですが。)

 

 

■あるたとえ話をさせて頂きます。

 

ここに、デザイナーになりたいと願う2人の学生がいたとします。

しかしながら、2人ともパソコンを所有していません。

デザインに使いたいと思っているMacと追加の画像加工用ソフトを購入すると、なんだかんだで24万円くらいすることが分かりました。

残念ながら、若い2人には貯金はありません。

 

A君はどちらかといえば、思い切りの良いタイプ。

A君はどうしてもデザインをやりたいと考えました。

 

そこで、A君は、両親からお金を借りてMacとソフトを購入することにしました。

この時点でA君は24万円を借金することになってしまいました。

A君は、普段の学生生活をこなしながらもスキマ時間を利用して、自分なりにデザインをコツコツ学習していきました。

 

借金は返せる月もありましたが、返せない月もありました。

両親に謝りながら、返済を継続するのは正直大変でした。

しかしながら、デザインのスキルを利用して、友人に貢献したり、両親の仕事の手伝いができる場面が少しずつ出てきました。

 

■一方、B君は、きっちりとした真面目な性格です。

借金をするのは性格的にできません。

そのため、デザインについて書かれた読みたい本を我慢したり、デザイン力の向上に役立ちそうな著名人の公開セミナーがあっても参加せずに節約しました。

そして、毎月きっちり貯金をして、確実に1万円を貯めていきました。

 

2年後、B君は貯めてきたお金で、借金することなく念願のMacとソフトを購入しました。

そして、デザインに興味を持ってからようやく2年後、めでたくデザインの勉強をスタートしたのでした。

 

・・・というところで、たとえ話はいったん終了です。

 

■さて、、、

ここで、あなたに質問です。

 

A君とB君は、どちらが早くデザイナーとして1人前になるでしょうか?

 

もしくは、A君とB君は、将来どちらがデザイナーとして大成する可能性があると思いますか?

 

質問がずるいでしょうか?(笑)

 

それでは、角度を少し変えてみましょう。

2人は無事に大学を卒業しました。

就職活動中、たまたま同じ人気のデザイン会社を志望しました。

ちょうど、あなたはそのデザイン会社の社長でした。(笑)

そして、2人を個別に面接しました。

 

■さて、、、

あなたは、2人のうちどちらを採用しますか?

 

A君は、自分なりに2年間学習してきたので、基本的な知識と多少の経験があります。

簡単な仕事なら即戦力になり得ます。

 

反対に、B君はというと、熱意や真面目さはありますが、経験値はゼロに等しいわけです。

B君が1人前になるまで、会社として時間とお金を投資してあげる必要があるでしょう。

 

いかがでしょうか?

これなら、少し公平ですよね?(笑)

 

人間的なタイプとして、B君を選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。

 

ここで、大切なことを申し上げたいのですが、後日、A君が採用されて就職できたとしたならば、先行投資した24万円は1~2ヶ月で戻ってきます。

こうなると、初期の24万円は非常に安い投資だったといえると思いませんか?

もちろん結果論です。

結果論ですが、このような結果がでるように行動したのはA君だと言えると思っています。

 

この2年間に、コツコツした努力が、結果としてB君との大きな差となり、就職や給与としてのリターンとなっているのです。

 

■そして、次の質問です。

 

【あなたは、A君とB君、どちらになりたいですか?】

 

ここまでくると、あとは、もうあなたの好みでしょう。

 

しかしながら、少なくともわたしが本で読んだり、実際にお会いしたりした、とてつもない成果を出している方たちは、ほぼA君タイプに分類される気がします。

(もちろん、全部が全部ではありません。)

 

確かに、A君とB君のどちらが良いかは誰にも判断できないし、決めることもできないと思います。

価値観の問題になってくるので。

 

 

■しかし、個人的になことを言わせていただければ、わたしは常にA君でありたいのです。

2年の間に自分を取り巻く環境が変わってしまい、デザインどころじゃなくなってしまうかもしれません。

2年の間に貯金が趣味の男になってしまうかもしれません。(笑)

 

もしかすると、最悪、貯金ができずに、2年後に「デザインの学習がしたいな〜。でもお金がたまらなかったから、Mac買えないしな、、、」と思っているかもしれません・・・!

 

これは、個人的には本当に避けたいし、このような後悔は絶対にしたくありません。

何かやりたいことがあるのにためらっている方があれば、ぜひ一歩を踏み出して欲しいと思います。

いや、むしろ、やりたいことが見つかっていない人、自分が本当に欲しているものが何なのか見失っている人ほど、行動して、手数を打って欲しいと思うのです。

 

■・・・熱くなってしまいました。(汗)

まとめきる自信がなくなってきましたので、この話を簡単に要約できる、わたしの師匠の鮒谷さんの名言で終わらせていただきます。

 

それは、

【すべての学びは前倒し】

という言葉です。

 

わたしが何文字も打った文章は、この一言に集約されてしまいました。。。

名言、、、恐ろしや。(笑)

 

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