■自己投資は、お金がかかりますよね。
わたしは、よく分かります(笑)。
あなたにも、何かやってみようと思いたったとき、だいたい「お金」か、「時間」か、もしくはどちらも重なってしまったために、あきらめたり、ためらったりしたことがあるのではないでしょうか?
これも、わたしには非常によく分かります(笑)。
特に、お金に関しては、
「やりたいけれど、お金がない。。。」
「せっかく貯金したお金がなくなってしまうのが惜しい。。。」
という気持ちになりますよね。
そのようなとき、あなたはどうしていますか?
今回、わたしは、あえて強く申し上げたいのですが、、、
【迷ってる時間の方がもったいない!
お金を投資してしまって、とっとと行動にうつしましょう!】
とお伝えしたいと思います。
(もちろん、自分なりに許容できる範囲のリスクを考えて、という前提ですが。)
■あるたとえ話をさせて頂きます。
ここに、デザイナーになりたいと願う2人の学生がいたとします。
しかしながら、2人ともパソコンを所有していません。
デザインに使いたいと思っているMacと追加の画像加工用ソフトを購入すると、なんだかんだで24万円くらいすることが分かりました。
残念ながら、若い2人には貯金はありません。
A君はどちらかといえば、思い切りの良いタイプ。
A君はどうしてもデザインをやりたいと考えました。
そこで、A君は、両親からお金を借りてMacとソフトを購入することにしました。
この時点でA君は24万円を借金することになってしまいました。
A君は、普段の学生生活をこなしながらもスキマ時間を利用して、自分なりにデザインをコツコツ学習していきました。
借金は返せる月もありましたが、返せない月もありました。
両親に謝りながら、返済を継続するのは正直大変でした。
しかしながら、デザインのスキルを利用して、友人に貢献したり、両親の仕事の手伝いができる場面が少しずつ出てきました。
■一方、B君は、きっちりとした真面目な性格です。
借金をするのは性格的にできません。
そのため、デザインについて書かれた読みたい本を我慢したり、デザイン力の向上に役立ちそうな著名人の公開セミナーがあっても参加せずに節約しました。
そして、毎月きっちり貯金をして、確実に1万円を貯めていきました。
2年後、B君は貯めてきたお金で、借金することなく念願のMacとソフトを購入しました。
そして、デザインに興味を持ってからようやく2年後、めでたくデザインの勉強をスタートしたのでした。
・・・というところで、たとえ話はいったん終了です。
■さて、、、
ここで、あなたに質問です。
A君とB君は、どちらが早くデザイナーとして1人前になるでしょうか?
もしくは、A君とB君は、将来どちらがデザイナーとして大成する可能性があると思いますか?
質問がずるいでしょうか?(笑)
それでは、角度を少し変えてみましょう。
2人は無事に大学を卒業しました。
就職活動中、たまたま同じ人気のデザイン会社を志望しました。
ちょうど、あなたはそのデザイン会社の社長でした。(笑)
そして、2人を個別に面接しました。
■さて、、、
あなたは、2人のうちどちらを採用しますか?
A君は、自分なりに2年間学習してきたので、基本的な知識と多少の経験があります。
簡単な仕事なら即戦力になり得ます。
反対に、B君はというと、熱意や真面目さはありますが、経験値はゼロに等しいわけです。
B君が1人前になるまで、会社として時間とお金を投資してあげる必要があるでしょう。
いかがでしょうか?
これなら、少し公平ですよね?(笑)
人間的なタイプとして、B君を選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
ここで、大切なことを申し上げたいのですが、後日、A君が採用されて就職できたとしたならば、先行投資した24万円は1~2ヶ月で戻ってきます。
こうなると、初期の24万円は非常に安い投資だったといえると思いませんか?
もちろん結果論です。
結果論ですが、このような結果がでるように行動したのはA君だと言えると思っています。
この2年間に、コツコツした努力が、結果としてB君との大きな差となり、就職や給与としてのリターンとなっているのです。
■そして、次の質問です。
【あなたは、A君とB君、どちらになりたいですか?】
ここまでくると、あとは、もうあなたの好みでしょう。
しかしながら、少なくともわたしが本で読んだり、実際にお会いしたりした、とてつもない成果を出している方たちは、ほぼA君タイプに分類される気がします。
(もちろん、全部が全部ではありません。)
確かに、A君とB君のどちらが良いかは誰にも判断できないし、決めることもできないと思います。
価値観の問題になってくるので。
■しかし、個人的になことを言わせていただければ、わたしは常にA君でありたいのです。
2年の間に自分を取り巻く環境が変わってしまい、デザインどころじゃなくなってしまうかもしれません。
2年の間に貯金が趣味の男になってしまうかもしれません。(笑)
もしかすると、最悪、貯金ができずに、2年後に「デザインの学習がしたいな〜。でもお金がたまらなかったから、Mac買えないしな、、、」と思っているかもしれません・・・!
これは、個人的には本当に避けたいし、このような後悔は絶対にしたくありません。
何かやりたいことがあるのにためらっている方があれば、ぜひ一歩を踏み出して欲しいと思います。
いや、むしろ、やりたいことが見つかっていない人、自分が本当に欲しているものが何なのか見失っている人ほど、行動して、手数を打って欲しいと思うのです。
■・・・熱くなってしまいました。(汗)
まとめきる自信がなくなってきましたので、この話を簡単に要約できる、わたしの師匠の鮒谷さんの名言で終わらせていただきます。
それは、
【すべての学びは前倒し】
という言葉です。
わたしが何文字も打った文章は、この一言に集約されてしまいました。。。
名言、、、恐ろしや。(笑)
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