こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
「毎週1時間の運動」で成果は出るのでしょうか。
結論から言うと、成果が出る人もあれば、成果につながらない人もいます。
その違いが、なぜ起こるのか。
答えを記事に書いてみました。
「毎週1回、1時間の運動」で成果は出るのか
「毎週1回、スポーツジムに通っている」
そういう習慣を持っている人がいらっしゃるかもしれません。
私自身も同じです。
毎週1回。
火曜日の夜を基本として、トライアスロンのスイムスクールに通ってます。
私が通っているトライアスロンのスクールは「アスロニア」さん主催。
条件は、
・週1回コース
・平日60分1回
・前後90分のフリー利用有り
・ジムエリアも使用可能
です。
これで10,440円(消費税込み)です。
およそ1万円ですね。
以前にも、同じアスロニアさんのスイムスクール(月島)に通っていました。
そちらは一度退会。
なぜか。
そのときは泳力がほとんどスキルアップしていなかったように感じていたからです。
その後、引っ越しを経験。
それを機に通うスクールの場所を変えて、今は中野のスクールに通っています。
すると、どうなったか。
月島時代より、泳力がついてきているのです。
雰囲気で「俺、何となく泳げるようになってんじゃないかなー」ということではなく(笑)
泳ぐタイムがスピードアップしているので、客観的に(ちょっとは)上達しているわけです。
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なぜ、同じ条件なのに結果が変わるのか
「週に1回1時間程度のスイムトレーニング」という条件は同じ。
それなのに、結果が違います。
過去、月島ではあまり上達せず。
だから、続かなかったのでしょう。
現在、中野では、少しずつでも上達を感じられる。
そのため、継続できているのですね。
こうした対比の状況があると、私は考えるのです。
「この違いは、どこから乗じているんだろう?」と。
良習慣形成にも関わる重要なポイントだと思うからです。
今回、考えてみてわかったことが1つあります。
それは月島時代と中野時代では「167時間の使い方が違っている」ということです。
どういうことか。
説明してみますね。
1週間は168時間。
スイムトレーニングは1時間。
差し引き167時間ですよね。
私のスイムが上達するかしないか。
その答えは、トレーニング以外の167時間の使い方に差があったのです。
わかりやすいところでいうと、陸上でのトレーニングです。
月島時代は、スイムのトレーニングはスクールの1時間だけ。
167時間は、プライベートや仕事に使っていました。
一方、現在は違うところがあるんです。
具体的には、スイムスクールの1時間のほかに、
・帰宅後、電子レンジでごはんをあたためている間に、クロールの素振りをしている
・歩きながら、スカーリングの練習で手のひらを八の字にかく練習をしている(変な人ですよね・笑)
・スイムの本を読んで知識を増やしている
・YouTubeのスイム動画で学習している
・スイムスクールの前後で自主トレをしている
といったことに時間を投資しているのです。
要は、スイムスクール1時間以外の167時間でも、水泳上達のためにできることをできるだけやっていたということですね。
スイムスクールに対する「以前の私」と「現在の私」の発想は、「まるで正反対」だったことに気づいたわけです。
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「1時間の成果」を決めるのは「167時間のプロセス」
168時間で上達するのか。
1時間で上達するのか。
成果はまったく変わりますよね。
お金の面でも違います。
168時間で1万円を支払うのか。
それとも、1時間に1万円を支払うのか。
時間あたりの投資額はまったく違いますよね。
この構造。
実は、コーチングセッションでも同じです。
コーチングを受けているのに、成果が出ないクライアントの方。
考え方が「コーチングセッションの1時間」だけをコーチングとして捉えている面があります。
一方、コーチングを受けて行動し続けられる人は違います。
「コーチングセッション以外の167時間」を大事にするために、コーチングセッションの1時間を大事にしているのです。
たとえば、これがサッカーだとしたらどうでしょうか。
「167人チームと1人チーム」の試合のようなものです。
それは167人のチームが勝ちますよね(笑)
ちょっと大げさに表現していますが、発想の根本は共通しているはずです。
だから、成果が変わるんです。
冒頭の問いも同じです。
成果が出づらい人は「毎週1時間運動すること」を練習のように考えています。
理由は、スポーツジムで運動している1時間だけが運動の時間だと捉えているからです。
極端に言うと、ジムの1時間以外は運動していません。
成果を出す人は「毎週1時間運動すること」を試合のように考えています。
理由は、ジム以外の168時間で取り組んできたことを発揮する時間だと捉えているからなんですね。
ですから、ジム以外の167時間で階段を使ったり、「1駅歩く」みたいな活動をしているのです。
両者が生み出す未来は、上達やスキルアップ面で大きく変わります。
私たちが実践するときに意識したいのは「1週間の1時間と168時間の捉え方を変えること」なのですね。
運動に限らず、あなたが成果を出したい分野で、この考え方を活用できるところはないでしょうか。
ぜひ、ノートを開いてペンを持ち、ちょっとだけ考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、会社の仕事でアポが3件。
久しぶりに残業に……。
ただ、ホワイトデーは忘れず。
妻と娘の分を買っておいたので、帰宅後に渡すことができました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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