「オンラインセミナーやオンライン会議の雰囲気が、何となくトーンダウンしている……。」
そんな課題があれば、ぜひ試していただきたいのが「1分間ブレイクアウトルーム」の手法です。
「1分間ブレイクアウトルーム」を実験してみた
昨夜は、「習慣化オンラインサロン」にて、ワークショップのファシリテーターを務めました。
マンスリー版の「ライフスタイル向上『習慣プログラム』」の開催です。
今回、1つだけ新たな実験をしました(毎回、何かしら小さく実験しています)。
どんな実験か。
それは、
・Zoomで「1分間ブレイクアウトルーム」をつくった
です。
1時間のワークショップで、3回のブレイクアウトルームをはさみました。
さて、「1分間ブレイクアウトルーム」とは何か。
その名の通り、ペアで1部屋をつくり、30秒ずつシェアしていただく時間です(先日、友人の研修講師のYさんに教えてもらった手法です)。
通常、オンラインセミナーではマイクをミュートにしていることが多いと思います。
すると、油断するんですよね。
気が抜けたり、眠気がやってきたりします。
先生に指されない授業と同じですね。(笑)
そこで「1分間ブレイクアウトルーム」をはさむ。
すると、強制的に話します。
話が少しつまっても30秒で終わります。
いずれにしても、気分がリフレッシュするんです。
それが1分という短時間でつくれるのがすばらしい。
実験してみて、効果を感じました(Yさん、ありがとうございます!)。
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「すぐに退屈」してしまう脳が欲しているのは「すぐの刺激」
セミナーの寝落ち
・・・と言いつつ、実は、この手法を最初に教えてもらったときに、すぐに取り入れようとは思わなかったのも正直なところです。
なぜなら、私が目指している理想のセミナースタイルとは、ちょっと違うような気がしたからです。
しかし、あるとき私自身がセミナーに参加したときの経験が、そのこだわりを変えました。
そのセミナーは、受講前からとても楽しみにしていたもの。
投資額もそれなりに大きかったんです(私にとっては)。
それなのに、受講中に眠気がやってきました……。
結果、あれほど楽しみにしていたセミナーの後半を、寝落ちしてしまっていたのです。
ものすごく残念な気分でした。
そのときに感じたのです。
どれほどプロフェッショナルの講師であろうと、どれほど楽しみなセミナーであろうと、どれほどインパクトのある話であろうと。
受講生が寝てしまうときがあるわけです。
それは、講師側にはコントロールできません。
短期の刺激に慣れた脳
では、コントロールできないことはそのままでいいのでしょうか。
私はもがいてみようと思いました。
「何かいいアイデアがないものか……?」と。
そんなときです。
友人から聞いたのが「1分間ブレイクアウトルーム」の手法だったんですね。
私たちの脳は、退屈をとても嫌います。
「俺を退屈させるなよ!」と私たちに命令しているかのように。
映画やミュージックビデオの映像の1カットが、どんどん短くなっているように。
私たちの脳はどれくらい「長い退屈」が嫌いで、どれくらい「短期の刺激」が好きなのか。
SNSの発達でよくわかります。
長文のブログは敬遠され、短文のTwitterがトレンドに変わりました。
Twitterの短文はさらに短くなり、写真のInstagramのハッシュタグに変わりました(もう文章じゃないですよね・笑)。
映像も同じですね。
YouTubeも短くなってきて、今ではTikTokがトレンドに。
音楽も同じです。
いかにサビの部分を最初に持ってくるかが勝負になっています。
出版の世界もそうですね。
ベストセラーになっている本は、文章が短くて、イラストや図解が多い本です。
脳のチャンネルザッピング
もちろん、それらが悪いと言ってるわけではありません。
売れている骨太の本や大ヒットしている長編映画もあります。
ただ、エンタテインメントとしての大きな「うねり」は、
「とにかく飽きさせない。そのために短い刺激をいかにくり返すか」
が大事になっているわけです。
そうしないと、脳が「この長さに耐えられない」となり、「早く切り替えてよ」となってしまうからなんですね。
とにかく少しでも飽きさせてしまうと、チャンネルを変えられてしまうテレビのチャンネルザッピングのように。
そのように、私たちの脳は、とにかく「すぐに刺激がないと退屈しやすくなる脳」になっているんです。
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「1分間ブレイクアウトルーム」で脳を適度に刺激する
セミナーを受講する方々が、「刺激がないと退屈する脳」になっているとしたらどうでしょうか。
それは受講生の責任ではありません。
世の中が、私たちの脳を「刺激がないと退屈する脳」に変化させられてしまっているわけですから。
では、コンテンツ提供側としてどう考えればいいのでしょうか。
2つ考えました。
1つは、セミナーを「刺激がないと退屈する脳」に負けないように、誰もが絶対に眠くならないコンテンツを生み出すこと。
これができたらパワフル。
理想的です。
私も目指しています。
ただ、すぐにこのレベルに到達できるかといえば、かなり困難でしょう。
かなりのトレーニングが必要です。
では、2つ目は何か。
するに変えられることは、セミナーの構成を工夫して「刺激がないと退屈する脳」を飽きさせないことが必要です。
これが、私にとっては「1分間ブレイクアウトルーム」の手法だと感じたんですね。
小手先のテクニックかもしれません。
「お前のコンテンツが退屈だからだ」と言われれば、その側面があるのでしょう。
ただ、それであっても、提供側としては「セミナー中に寝られてしまう」のは、避けたいものです。
同時に、セミナー受講側としても「セミナー中に寝てしまう」のは、やはり避けたいものです。
お互いに不幸ですからね。
しかも、私が開催することが多いのは金曜日の夜。
活躍しているビジネスパーソンだったら、つかれがたまっている人も多いでしょう。
それならば、講師側が工夫してもいいのではないかと。
そんなことを考えて、「1分間ブレイクアウトルーム」を実験中です。
あなたがオンラインセミナーやワークショップを開催している場合は、ぜひご参考いただければと思います。
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■編集後記
昨日は、夜に『習慣化オンラインサロン』にて「ライフスタイル向上『習慣プログラム』」のファシリテーション。
1ヶ月に1度、1時間かけて
(1)現在のライフバランスチェック
(2)未来からの逆算思考
(3)次に取り組むターゲット習慣
を考える時間です。
この時間をとるかとらないかで、次の1ヶ月が変わるんですよね。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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