思考の習慣

不安を感じる2つのメカニズムとその対処法

投稿日:2023/04/29


「なんとなく不安を感じるんですが、どうしたらいいでしょうか……?」

そんな質問をいただいたので、不安への対処法を考えてみました。




 

不安を感じる2つのメカニズム

私たちが不安を感じるメカニズムがあります。

なぜ、不安を感じるのでしょうか。

そのメカニズムを知っていると、メリットがあります。

それは、

・あなたの不安が減る

ということですね。

私自身、このメカニズムを知って、不安が減りました。

心理的に楽になったんです。

これはとても使えるので、あなたにもお伝えしますね。

不安がやってくるルートは、2つです。

1つは、

・不安を解消する方法がわからないから不安になる

こと。

もう1つは、

・不安を解消する方法はわかるけれど、実現がほぼ不可能だから不安になる

ということです。

つまり、

1:わからないから不安になる

2:できないから不安になる

の2つなのです。

 


 

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なぜ老後が不安になるのか

不安とは、安定しないこと。

これは、嫌ですよね……。

安心・安定を求めるのが私たち人間の本能だとすれば。

たとえば、老後の不安。

多かれ少なかれ、不安を感じるところではないかなと思います。

まだ現実になっていないことって、不安になりやすいですし。

そこで、老後の不安を例にして不安へについて考えてみましょう。

 

1:わからないから不安になる

「お化け屋敷の法則」と呼ばれているものがあります。

お化け屋敷がこわいのは、なぜでしょうか?

それは、

「どこで何が出てくるかがわからないから」

ですよね。

わかっていれば、いいんです。

事前に「あのまがり角からろくろ首が出てくる」とわかっていれば、それほどこわくはありません(たぶん・笑)。

それに、1回でも体験してしまえば「なるほど、こういうものなんだ」ということも理解できます。

経験があれば、こわさが減りますよね。

ただ、1回目を実現するまでの負荷が大きいわけです。

ですから、最初の「0→1」は大変です。

自転車のペダルをこぐように。

私たちの日常に不安が生まれるメカニズムも、「お化け屋敷の法則」に似ています。

私たちが不安になるときは「よくわからない」から、不安になるんですね。

 

2:わかってもできないから不安になる

不安の発生源がわかったとしても、安心できないことも多いです。

理由は、

「実現する方法がわからないから」

なのです。

スキルが不足していたり、自分にはその能力がないと思ったら、不安になると思うんです。

たとえば「老後の貯金は2000万円必要」という目安がわかったとします。

ただ、2000万円の貯金をつくるためにはどうすればいいのかわからない。

「そんな、いきなり2000万円の貯金って言われたって……」と。

ですから、不安になるわけです。

 

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2つの不安への対処法

では、どうすればいいのでしょうか、

まず「わからないから不安になる」への対策です。

その不安をなくしていくこと(=明らかにしていくこと)が、私たちの日常を生きやすくしてくれるんです。

ですから、対策としては、

・徹底的に具体化する

ことが有効です。

第1歩は、不安を感じる対象をすべて書き出してリストアップするところからスタートしてみましょう。

老後の不安なんかは、まさにこのときに出てきました。

「ここに不安を感じているんだなー」と気づくだけで、不安は減ります。

具体化するためのヒントは、

・本

・人

です。

私たちが不安になっていることをクリアしている人が、存在しています。

その人たちから学びましょう。

次に「できないから不安になる」への対策です。

ここも、先人たちがやってきたことがヒントです。

本や人から学び、その人たちのプロセスを分析してみることです。

もちろん、すぐには真似できないことが多いと思います。

でも、いまはすごい人たちも、ビギナーだったことがあるんです。

そのとき、どんなことをして、何をしていたのか。

想像することも必要ですね。

理由の断片でもわかったら、その行動や考え方を自分に定着させていきましょう。

シンプルに言えば、習慣です。

先人たちが成功した習慣を学び、その習慣を手に入れること。

それができれば、不安が少しずつ減っていくはずです。

ぜひ、取り組んでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムにサロンスタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」のグループコンサルティングでした。

「ひとりの課題を、みんなで解決する時間」として、いい時間をすごせました。(^^)


 


 

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