どれほど予定が詰まっている人でも、1日に2分間をとれないということはないはずです。
その2分間で、あなたの習慣を継続していく「2分間ルール」方法をご紹介いたします。
「行動力がない」という言葉のトラップ
「行動力がなくて困っています、、、」
そのようなご相談をいただくことが多いです。
ただ、本質的には「行動力がない」という人はいません。
どれほど「行動力がない」といっている人でも、朝起きることはできますし、ご飯を食べるし、仕事もするからです。
「行動力がない」という表現が、あいまいすぎるのですね。
このように「行動力がない」というとき、たいていの場合は原因が2つあります。
1つは、
「何をやるのかがあいまいである」
ということ。
もう1つは、
「行動のサイズが大きすぎる」
ということ。
この2つのどちらかなのです。
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習慣を「5つの段階」にわける
たとえば「毎日、運動を1時間する」という目標を設定しているとしましょう。
多くの場合、「1時間運動すると決めたのに、できない」ということで、「だから自分は行動力がないのだ」という風に考えてしまっているのです。
もちろん、1日1時間運動すると決めて、そのまま問題もなくきっちり1時間を確保できれば理想的。
何も問題はないでしょう。
しかし、それで習慣化できるなら誰も苦労はしません。
実際は、仕事が押し寄せてくる人たちにとっては、運動のために毎日1時間をきっちり取るのは簡単ではないのです。
「5つの段階」にわける
では、どうすればいいのでしょうか。
ポイントは、
「時間のサイズを区切っておくこと」
です。
目安は、
「5つの段階」
に分けることがおすすめです。
本「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」では、5つの段階に細くすることを提唱されています。
実際、私もこのワークに取り組んでみました。
結果、とても有効だったのでおすすめです。
分類は、次の5つの段階です。
第1段階:とてもやさしい
第2段階:やさしい
第3段階:中くらい
第4段階:難しい
第5段階:とても難しい
です。
「2分間ルール」を設定する
たとえば「運動を習慣化したい」というときは、次のようにサイズを小さくしていきます。
第1段階:とてもやさしい・・・トレーニングウエアに着替える(2分間)
第2段階:やさしい・・・外に出て散歩してみる(5分間)
第3段階:中くらい・・・車でジムに行き、運動して帰る(10分間)
第4段階:難しい・・・少なくとも週に1回、運動する(15分間)
第5段階:とても難しい・・・週3回運動する(45分間)
本「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」で強調されているのは、
「習慣の入り口」
のこと。
どのような習慣も、最初の入り口があります。
その入り口を「2分間ルール」と読んでいます。
ですから、「とてもやさしい」の第1段階は2分以内で終わる行動にすることが重要です。
どれほど小さな行動でもいいのです。
始めてから終わりまでが「2分以内」で終わるように設定しましょう。
2つの課題がクリアできる
運動でいえば、第1段階の行動として
・トレーニングウエアに着替える
・ランニングシューズを履く
・部屋を歩きまわる
というレベルまで小さくすることです。
こうしてサイズを小さくすれば、行動は自然と明確になるのです。
このように考えることで、
・「何をやるのかがあいまいである」
・「行動のサイズが大きすぎる」
という2つの課題がクリアできますよね。
行動サイズを細くするという発想。
おわかりいただけたでしょうか。
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「2分間ルール」の行動からスタートしてみる
今回の
・5つの段階に分ける
・スタートを小さな行動にする(2分間)
という手法は、このブログでもよく紹介している
・5つの段階に分ける=チャンクダウン
・スタートを小さな行動にする(2分間)=ベビーステップ
というアプローチに言い換えられます。
チャンクダウン
「チャンクダウン」とはかたまりを小さくするという意味ですね。
たとえば、氷山のままでは太刀打ちできませんが、かき氷にすれば食べることができます。
琵琶湖を沸騰させるのは難しいですが、お風呂を沸かすことはできますよね。
それと一緒です。
ベビーステップ
「ベビーステップ」は赤ちゃんのような小さな1歩ということです。
おすすめは「KISSの原則」。
ここでいう「KISS」は「Keep it simple stupidly.」の略。
「ばかばかしいほど簡単にする」ということですね。
続く人のルールは「KISSの原則」。ばかばかしいくらいシンプルにしよう | 【良習慣の力!】ブログ
ものごとは複雑にしたら続きません。
本「小さな習慣」では、ベビーステップを「腕立てふせ1回」から取り組むことをすすめています。
0と1の大きな差
腕立て伏せ1回。
何も変わらないと思いますよね。(笑)
でも、違うのです。
ゼロなのか。
その1回があるのか。
大きな違いなのです。
なぜなら、1回でもやれば脳が「この人は腕立てふせをやる人だ」と認識するから。
でもゼロなら「この人は腕立てふせをしない人だ」と認識します。
そうなると、腕立てふせが日常に入ってくることがとても難しくなるわけです。
ですから、
・まずは腕立てふせ1回
・2分間できること
といった行動からスタートしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活からスタート・・・と思ったらFacebookのアクセス障害でしたね。(^_^;)
朝のペースが乱れたものの、気を取り直してブログを更新。
夜は「習慣化オンラインサロン」の勉強会。
その後「良習慣塾」向けのセミナー準備をしていました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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