私がクライアントやコミュニティーの方をサポートする際に、いくつか意識していることがあります。
そのうちの1つが、「共感+応援」の公式です。
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「共感+応援」というコミュニケーションの公式
何年も前に参加したセミナーで学んだことで、今でも覚えていることがあります。
それは、人から好かれるコミュニケーションの達人というのは、「共感+応援」という公式にしたがって、コミュニケーションをとっているというものでした。
これは政治家や社長のような立場の方から学生の方まで、共通していたそうです。
具体的には、トラブルがあって相談にきた人に対して、「◯◯さん、それは難儀やったなあ。でも、◯◯さんならきっと大丈夫や。がんばってな。わしは◯◯さんのこと信じて、応援してるで。」というメッセージを送ることです(関西弁の方の実例だったので、そのまま記憶してしまっています・笑)。
たしかに、このような共感と応援のメッセージを受け取れたら、嬉しいものですよね。
ぜひ、◯◯にあなたの名前を入れてみてくださいませ。
私もちょっとアレンジしてやってみると、、、私が困っている状況に対して、
「伊藤さん、それはたいへんでしたねぇ。でも、伊藤さんならきっと大丈夫ですよ。一緒にがんばりましょうね。僕は伊藤さんのこと信じていますし、応援していますから!」
ということでしょうか。
うん、やっぱり良いですね。(笑)
相手の気持に共感して、受けとめる
私たちも、コミュニケーションの達人から学びましょう。
まず1つ目は「共感」ですね。
相手の本当の感情はわかりません。
でも、一緒に喜んだり、ともに涙をながすことはならできますよね。
共感というのは、心や感情に焦点をあてるケースが多いのでわかりづらくなるのですが、たとえば、「友人が風邪をひいてしまった」と仮定してみるとわかりやすいでしょう。
風邪をひいてしまった友人のつらさを100%理解することはできません。
しかし、風邪をひいてしまったという事実はあるわけですから、「自分が風邪をひいてしまったら、どのように接してもらうと嬉しいか」ということを考えることはできるはずです。
共感するというのは、不思議なことなのですが、相手が「共感してもらえた!」と思われると、相手のダメージをやわらげるパワーがあるのです。
ここで注意したいのは、共感ではなく同情してしまうことです。
前進しようとしている人の感情を傷つけますし、みじめだと受け取る人もいるかもしれないからです。
「哀れに思う」とか、「かわいそうに・・・」と思うのは避けましょう。
相手を信じて応援する
2つ目は「応援」です。
私も意識しているのですが、身近な人には、特に、
・私はあなたを応援しています
・私はあなたの明るい未来を信じています
・私はあなたの味方です
というメッセージを送りたいと考えています。
それは、家族だけに限らず、クライアントさんはもちろん、プロジェクトチームのメンバーや習慣化のコミュニティーの方たちに伝えていきたいと考えています。
実際、「習慣化の学校」のみなさんに返信するコメントの最後は、「◯◯さん、応援しています!」と書いています。
コーチングを学んで、さまざまな方の心象風景を聞くと、誰でも心の奥底には、孤独や不安を抱えて生きているのだということを感じます(当然、私も感じています)。
ですから、誰かひとりでも自分のことを応援してくれる人がいるという事実は、安心感や心の平和を感じるためのよりどころになるのですよね。
私がはじめてマイコーチをつけたときも、この「家族や職場につながりがない人で、自分をまるごと応援してくれる存在」を手に入れたことに価値を感じたものです。
・・・とは言っても、おべっかやみせかけの賞賛をすすめているのとは違います。
目の前の人の悩みや課題を、少しでも前進させたり、軽くできるように生きていくのです。
これは、私が目指すスタイルの1つです。
なぜなら、あなたに向かって、「あなたのことを応援しています。」と言われたら嬉しいですよね・・・?
自分にそのような味方がいたら、心強いですよね・・・?
そのように自分を思ってくれる人のために、何かお手伝いをしてみようかな、と思う気持さえでてくるかもしれませんよね。
それは、相手も同じなのです。
ぜひ、あなたの大切な人に、
・私はあなたの味方です
・私はあなたを応援しています
と伝えてみてはいかがでしょうか?
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■編集後記
昨日は、「習慣化の学校」のライブセッションでした。
最近、入学された方とはじめてお会いする方、2回目にお会いして親しみを感じる方たち、習慣化の仲間たちと、さまざまなバックグラウンドの集まりは楽しいものです。
そして、盛り上がったのはエニアグラム。
人は、常に自分の人生を探求していくのですね。(^_^)
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