コミュニケーションの習慣

会話が続かない悩みにプロコーチが考えてみた3つのこと

投稿日:


「会話が続かない」という悩み。

これも習慣で改善できると考えています。




 

「続かない悩みベスト3」とは?

「続かない悩みベスト3」という話題があります。

先日、「習慣化オンラインサロン」でテーマになったのです。

その3つとは何か?

それは、

1:会話が続かない

2:仕事が続かない

3:集中力が続かない

です。

なるほど。

確かに、私もどれも思い当たります。

同時に気づきました。

今は困っていないのです。

その変化はなぜ起きたのか。

その理由を書くこと。

それは、いま「続かなくて困ることベスト3」に直面している方に役立つかもしれませんよね。

人はいつでも成功談よりも失敗談から学ぶものですし。

ということで、本日は

1:会話が続かない

について、私が克服した方法を書いていきます。

 


 

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会話を続けるための3つの領域を改善する

会話を続けるために重要な要素として、3つの領域があります。

「頭・心・体」ですね。

それは、

・頭:相手の話を聞く

・心:相手に興味を持つ

・体:オープンクエスチョンを心がける

です。

 

頭:相手の話を聞く

まずは「頭」の領域です。

会話を続けるために大事なのは、

・スタンス

だと考えています。

要は、

・あなたはどのようなスタンスで相手の話に耳を傾けるつもりですか?

ということ。

あなたがそこを決めてから会話にのぞむということです。

では、どんなスタンスがいいのでしょうか。

それは、

・あなたが聞き役になる

というスタンスに立つことです。

もちろん、例外はあります。

それでも「私はあなたの話を聞いていますよ」という姿勢がなかったら、相手は話をしてくれないでしょう。

意識したいのは、

・相手の話は7割、自分の話は3割

です。

これくらいの意識でいると、バランスがとれます。

何より、相手から話を聞けば、あなたの世界が広がる可能性があるのです。

その機会を楽しみたいものですよね。

 

心:相手に興味を持つ

次に「心」の領域。

これは、

・相手に興味を持つ

ということです。

ここにはテクニックなんてないのですよね。

たとえば、あなたの目の前に好きな異性がいるとします。

2人きりで何でも質問していいとしたら、会話テクニックなんて必要ありませんよね。

興味があることを素直に質問するはずです。

・休日は何をしているのか?

・何に興味があるのか?

・どんな夢を持っているのか?

という風に。

このマインドがあれば、会話が続かないということはありません。

たとえば、私は師匠たちが開催するセミナーに参加したら、たいてい質問をしてしまいます。

「こういうとき、あの人はどんな風に考えているんだろう?」と、いつも質問を持っているからです。

セミナーの質疑応答で1番に質問する習慣。3つのメリットと3つの注意点 | 【良習慣の力!】ブログ

また、人は自分に興味を持ってくれている人には悪い気は持たないものですから。

裏を返すと、会話が続かない原因には「相手に興味がない」という側面もあるのですね。

ちょっと言いづらいことではありますが、、、書いてしまいました。(笑)

 

体:オープンクエスチョンを心がける

最後は「体」の領域。

「頭」「心」と、そしてやはりノウハウも必要なのですね。

おすすめは「質問」です。

質問には2種類あります。

その2種類とは、

(1)クローズドクエスチョン

(2)オープンクエスチョン

です。

会話では、

(2)オープンクエスチョン

を心がけています。

2つの違いを簡単にいうと、

(1)クローズドクエスチョン

は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。

たとえば「今日は晴れてますか?」や「今日の夕食は家で食べるよね?」みたいな質問ですね。

この質問だと、答えてしまえばそこで終わり。

「閉じた質問」なのです。

会話が一方通行。

ぶつ切りになってしまうのです。

会話が続かない人たちを見ていると、この傾向があります。

一方の

(2)オープンクエスチョン

はどうか。

そう、「はい」か「いいえ」で答えられない質問のことです。

たとえば「今年の夏休みはどんな風にすごすんですか?」や「好きな映画は何ですか?」という質問ですね。

答えは人によって違います。

また、答えが出たら、そこから先をつなげやすいのです。

先述の「夏休みのすごし方」で、旅行に行くという答えになったとします。

すると、

・旅行先で何をしたいのか?

・なぜその場所に行くことになったのか?

・誰と一緒に行くのか?

など、質問できることが増えますよね。

しかも、相手の答え方によっては、あなたの興味とマッチするかもしれません。

たとえば、旅行先を聞いたのなら、

・「私も行ったことがあります」

・「行ったことはないのですが、私も興味があります」

・「あそこは○○が有名ですよね」

という風に話がつながるわけです。

このきっかけができるのは、

(1)クローズドクエスチョン

(2)オープンクエスチョン

のどちらにするかだけなのです。

ですから、

(2)オープンクエスチョン

を心がける。

あなたの中で「この質問をする」というオープンクエスチョンを3つくらい用意しておきましょう。

 

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あなた自身を緊張させてはいけない

会話が続かないことに悩むことについて、私が考える「頭・心・体」からのアプローチをまとめてみました。

ここがととのうと、緊張しなくなってくるはずです。

その意味で、最終的な解決方法は

・あなた自身が緊張しないこと

です。

感情は伝染するので。

あなたが緊張していると、相手も緊張するのです。

ですから、会話がぎこちなくなってしまうのです。

流暢なコミュニケーションを意識すると緊張します。

「うまく話さなければ」を手放しましょう。

家族や親友と話すのに緊張しませんよね(たいていの場合)。

それは警戒心がないからです。

だから、家族や親友との会話は盛り上がるのです。

ですから、

・頭:相手の話を聞く

・心:相手に興味を持つ

・体:オープンクエスチョンを心がける

という感覚で、会話にのぞんでみることを試してみましょう。

あなたのヒントになれば幸いです。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」セミナー準備。

先週の段階で8割がたできていたのです。

でも、前日になって構成を変えようと思ったら、思いのほか大手術になって大変でした。(笑)

伝えたいことがたくさんありすぎるんですよね。。。(^_^;)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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