同じ失敗を何度もくり返してしまう人を見かけることがあります。
その場合は「ふり返りの習慣」が必要なのかもしれません。
トップコンサルタントがおすすめする良習慣とは?
1流の経営コンサルタントが「第1に必要な習慣」としてあげている文章を読みました。
どんな習慣だと思うでしょうか?
その答えは、
・ふり返りと反省の習慣
でした。
言われていたのは経営コンサルタントの小宮一慶さん。
身につけるべき良習慣として「とにかく第1に必要」と書かれていたんですね。
「優先順位のトップ」とも。
この答えである「ふり返りと反省の習慣」を大事にすること。
実は、私も完全に同意です。
実際、1流と言われる経営者や有名スポーツ選手も、「ふり返りと反省の習慣」を大事にしています。
パナソニックの松下幸之助さんも、内省を欠かさなかったと言われます。
良習慣というと、早起き、運動、ダイエットやブログなど、アピールできるような習慣をイメージされる人が多いかもしれません。
それらの習慣に比べると「ふり返りと反省の習慣」って、かなり地味ですよね・・・(笑)。
実際、「ふり返りと反省の習慣を身につけたい」という人にお会いしたことってほとんどありません。
「習慣化の学校」に入学されている方や習慣化コミュニティーメンバーでも、「ふり返りと反省の習慣を身につけたいんです!」という人はいなかったように思います。
地味で人気がない習慣のように思われる「ふり返りと反省の習慣」。
それなのに、なぜ先述のような1流と言われる人たちは「ふり返りと反省の習慣」を大事にしているのでしょうか。
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改善のプロセスに「ふり返りの習慣」が必要
先日、2020年「習慣化の学校」がスタートしました。
その「習慣化の学校」の1日目が終わったあとに、課題にしていただく習慣を何にするのか。
それも、やはり「ふり返りと反省の習慣」に取り組むんですね。
1日を過ごすことや何か行動をする。
その際に「ふり返りと反省の習慣」をおこなうんです。
なぜか。
ふり返りと反省をしないと、人として経験値の積み重ねができないからです。
多くの人が毎日を一生懸命に過ごしていることと思います。
ただ、意外と同じようなことを、同じようにやっていることが多いものです。
そのような毎日を、レベルアップを考えながらすごしていくのか?
それとも、ずっと同じレベルで取り組んでいくのか?
2つの違いが出るのは「ふり返りと反省の習慣」があるかどうかなんですよね。
仕事をしていれば、誰でも失敗することやうまくいかないことがあると思います。
そんなときに「ふり返りと反省の習慣」を持っているかどうかが分岐点。
1流になる人はふり返りをして反省し、同じ失敗をくり返さないようにするわけです。
でも、平凡な人はやりっ放しにしてしまって同じミスをしてしまうんですね。
じ失敗をくり返さないようにする。
言われてみれば基本的なことかもしれません。
でも、私たちはどれくらい再発防止策を徹底しているでしょうか。
むしろ、やりっ放しにしてしまっていることも多いかもしれません。
そのやりっ放しをあらためて、「ふり返りと反省の習慣」をおこなう。
それが大事だと思うんです。
たとえば、最近の私の失敗なら、出版のプロモーション戦略です。
初めての出版で舞い上がってしまい、いろいろと後手後手になって失敗も多かったと反省しています。
ですから、2冊目の本が出たときに同じような失敗をしないように、チェックリストをつくりました。
また、発売日の前後にはほかのスケジュールをできるだけ入れないように注意するでしょう。
思えば、会社で営業をはじめた頃も同じでした。
「ふり返りと反省の習慣」をしていたわけではなかったので成長が遅かったんです。
ですが、営業の現場で「こういう言い方をすると受注が決まりやすいけれど、別のおすすめの方法だと断られやすい」というようなことも学びました。
それを体得することによって、営業成績を向上させていったんですね。
こういった改善のプロセスに「ふり返りと反省の習慣」が必要なわけです。
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「ふり返りと反省の習慣」に取り組む3つのメリット
「ふり返りと反省の習慣」に取り組むメリットを3つにまとめてみました。
1:自分が大事にしている価値観を発見できる
これがとても重要です。
ふり返りをすることで、
・自分はどんなことで充実感を味わうのか?
という価値観をはかることができるんですね。
これを味わうことが重要だと思います。
ふり返りで認識しておかないと、その瞬間だけ「良かった」と感じて流れてしまいます。
それはもったいないですよね。
何をすれば自分が幸福になるのか、ということを知っている人は、感情のマネジメントも上手です。
2:失敗を資産化できる
先述の通り、「ふり返りと反省の習慣」をすると失敗を反省することとなります。
たとえば、いつも遅刻している人の遅刻癖がなおらないとしましょう。
その人は、その場で反省するかもしれませんが、浅い反省で終わっているはずです。
そこをあえて「ふり返りと反省の習慣」をとることで真剣にふり返って反省する。
そして、「このまま改善しなかったら、いろんな人の信用を失うかもしれない」と深い気づきを得られれば、改善しようとする気持ちが起きるはずです。
これを、ほかの人に「遅刻するな!」と言われてもあまり効果がありません。
最終的には本人に深い気づきが起きなければ、なおらないんですよね。
そこで「ふり返りと反省の習慣」。
反省によって失敗が資産となり、再発防止の意識を高められるんです。
3:成功事例を言語化できる
「ふり返りと反省の習慣慣」というと、失敗を明確にして「反省する」ということをイメージする人がいるかもしれません。
しかし、それは「ふり返りと反省の習慣」を誤解されていると思います。
「ふり返りと反省の習慣」とは、成功したこともきちんとふり返るんですね。
ふり返りをして、成功事例を言語化しておく。
すると大きなメリットがあります。
それは、
・成功事例に再現性を持たせることができる
という点です。
ビジネスの現場では、うまくいったことでも「たまたま運が良かっただけ」ということも多いです。
それを自分の力だと勘違いしてしまう人もいるんです(私のことですね・・・汗)。
でも、それだと再現性がありません。
ですから、うまくいった理由や準備したことをふり返って言語化しておく。
そうすることで、成功事例があなたの人生に積み重なっていくわけです。
そうなれば、仕事もプライベートもうまくいくことが増えるでしょう。
「論語」の有名な言葉に「日に三度我が身を省みる」という言葉があります。
「省みる」とは、まさに「ふり返りと反省の習慣」でしょう。
1日に3回ふり返りをするのは多いかもしれませんが、ふり返りの機会が多ければ多いほど早く前進できるようになります。
「ふり返りと反省の習慣」が、あなたの人生に「積み重ねている感覚」をもたらしてくれるはずです。
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■編集後記
昨日は、2月に行うコーチングセッションのアポイントメント。
ほかに読書会の告知もセッティングしました。
初開催の読書会企画、私も楽しみです。(^^)
●2020年2月13日(木)20時00分〜21時30分
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〜90分で3冊の本を読もう〜
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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