世の中に情報はたくさんあふれていますが、「刺さる」情報は少ないものです。
どうすれば「刺さる」コンテンツを生み出せるのか、考えてみました。
有益なコンテンツを発信する人は3%しかいない
あるデータによると、現代はおよそ97%の人が「情報受信者(=情報をインプットするだけの人)」だと言われています。
ということは、残り3%の人が「情報発信者(=情報をアウトプットする人)」になるということですよね。
ここでいう「情報発信者」は、単にツイッターやインスタグラムなどで日常生活を書き込みしている方ではありません。
受け手に有益な「コンテンツ」を発信している方です。
いま、セミナーやマラソンレースなどの接触型のイベントは軒並み中止。
この流れが続くとなれば、非接触で完結するインターネットでの情報発信はさらに重要性が高まるはずです。
そう考えると、これからの時代にも生き残って活躍していくことを目指すとなると、
・どうすれば残りの3%に入れるのか?
を考えなければならないと考えています。
なぜなら、現状のビジネスの世界は、
・「情報受信者」が「情報発信者」にお金を支払う
仕組みになっているからです。
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「刺さる」コンテンツを生み出すための準備
たいていの情報発信者なら、自分が書いたコンテンツを、より多くの人に読んでもらいたいと思うものです。
でも、誰もが夢中なのは「自分のこと」なんですよね(いつの時代も)。
その人たちに振り向いていただけるような「刺さる」コンテンツを発信するのは簡単なことではありません(私も修行中です)。
さて、「刺さる」コンテンツをアウトプットしていくためにはどうすればいいのでしょう。
先日、そういったご相談を受けました。
私が考えていることをお伝えしたのは次の3つ。
それは、
2:「刺さる」コンテンツをストックする
3:「刺さる」コンテンツを分析する
ということです。
1:「刺さる」コンテンツを見つける
たとえばブログで考えてみましょう。
「刺さる」ブログ記事を書くためには、まず自分の感情が動くようなコンテンツに出会うことが必要です。
そうでなければ「刺さる」という感覚がわかりませんので。
ですから、ほかの人のブログをたくさん読みましょう。
2:「刺さる」コンテンツをストックする
次に、そういった記事をストックしていきましょう。
それによって、あなたの心が動く記事がたまっていくはずです。
3:「刺さる」コンテンツを分析する
ストックができてきたら、なぜ自分の心が動いたのか。
その分析をしてみましょう。
また、それらの記事の構成を分析することもおすすめです。
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「刺さる」コンテンツに共通する3つのポイント
本記事を書くために、私自身もあらためて自分のストック記事の読み直しを実行。
それらの記事に共通しているポイントを、私なりに3つにまとめてみました。
3つのポイントは、
2:対象読者の「不」を解決している
3:解決策が丁寧にまとめられている
です。
1:「誰に」が明確になっている
「刺さる」コンテンツというのは、一見すると汎用性があるように見えます。
しかし、対象の読者が読むと受け取り方が変わります。
「これは、自分のために書かれたものじゃないのか?」と驚くくらいに、個別具体的な事例なんですよね。
これはマーケティングの「ペルソナ」のような仮想の対象ではなく、リアルな人間のリアルな悩みが対象になっているからです。
この現象、私がよくたとえるのが音楽の歌詞です。
あなたが好きな音楽の歌詞は、自分の気持ちをうまく描写してくれているフレーズが入っているのではないでしょうか。
私がMr.Childrenの音楽を聞いたときに「なぜ櫻井さんは、自分の気持をこんなにもわかってくれるんだろう?」と思ったのと同じなんです。
でも、そう思っている人はじつは私以外にもたくさんいるんですよね(笑)。
実際、マーケティングの本などを読むと「たった1人に向けて書こう」というアドバイスがあります。
つまり「誰に」が明確になっているんです。
それが「刺さる」ポイントのひとつです。
2:対象読者の「不」を解決している
インターネットで課題解決法を検索する人は多いでしょう。
その場合、自分にとっての「不」を解決したいはずです。
その場合の「不」とは、たとえば「不安、不満、不快、不便」などです。
人間は安心したい生き物。
そういった「不」がある状態はできるだけ避けたいんですよね。
そこに絶好のタイミングで、自分の「不」を解決するコンテンツがあったら「刺さる」はずです。
これは、たとえばなたがすごくお腹がすいていて「カレーライスでも食べたいな」と思って街を歩いているときに「あなたのためのカレーがあります」と言われたようなもの。
食べないはずがありませんよね。(笑)
これはどうしたって「刺さる」ものです。
3:解決策が丁寧にまとめられている
あなたが困っているとき、その解決策がプレゼン資料のようにまとめられていたらどう思うでしょうか?
当然、うれしいですよね。
それをコンテンツにしましょう。
成果をあげるための黄金法則は「自分がして欲しいことをほかの人にする」こと。
ですから、うまく構成すれば「刺さる」はずなんです。
たとえば、先述のように「刺さる記事を書くためには?」という課題があったときに、
1:「刺さる」コンテンツを見つける
2:「刺さる」コンテンツをストックする
3:「刺さる」コンテンツを分析する
というステップを提示する。
そうして納得度を感じていただければ「刺さる」可能性が高まるわけです。
まとめ
人間の意識が変わるときは、感情が動かされた瞬間です。
・ほかの人が困っていることがある
・それを当事者の代わって調べて解決策を考える
・解決策をコンテンツとして記事にまとめてあげる
というプロセスがあれば、相手の心が動きます。
ですから、あなたが情報発信者として「刺さる」記事を書くために、
2:対象読者の「不」を解決している
3:解決策が丁寧にまとめられている
という視点を意識してみましょう。
少なくとも、私はこれらの要素が入っている記事に心を動かされました。
同じように、きっとあなたのコンテンツに感情を動かされる人が現れるはずです(私もトレーニングしています)。
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■編集後記
昨日は、リードフォーアクションさんの読書会「エキスパートカフェ」に著者として参加。
『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』を前半の読書会の課題本にしていただきました。
後半は、ご参加のみなさんから質疑応答で濃厚な1時間(オンラインなので接触はありません・笑)。
友人たちもたくさん参加してくれて、幸福な2時間となりました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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