あなたは「セミナーのスライドづくりに時間がかかって困る……」と思ったことはないでしょうか。
私は、セミナーの準備を続けてきて、当初よりセミナー準備やスライドづくりが速くなりました。
なぜ速くなったのか、その理由を記事に書きます。
セミナー準備に時間をかけすぎて困っている方への時間短縮のヒントになれば幸いです。
自分で自分に負荷をかける
昨日は「良習慣塾」の定期セミナーの準備をしていました。
2年前に「良習慣塾」第1期を開塾。
そのときは「毎月、新作セミナーを開催する」のは、私にとって決断でした。
やってみてどうだったか。
大変でした(笑)。
さらに1年前、「良習慣塾」第2期がスタートするときには「毎月2回のセミナーを開催する」と決めました。
これはどうだったか。
さらに大変でした(笑)。
ただ、この経験は私にとって非常に大きな経験となりました。
漫画『巨人の星』の「大リーグボール養成ギプス」のように(古いですね・笑)、私を鍛えてくれたからです。
それまでは、「セミナーを開催する」のは「非日常」でした。
それが、毎月セミナーを考えるようになって「セミナーを開催する」は、「少し非日常(やや日常)」くらいのレベルに変わってきたんですね。
昨年度は、私の中でも特に「話す」アウトプットを増やそうと決めていた1年。
そこがテーマになるなら「自分で自分に負荷をかける仕組みをつくらないとダメだろうな」と考えていました(すぐサボろうとするので……)。
そこで、元気なときにセミナー開催のスケジュールを宣言。
しかも、「良習慣塾」のほかに「早起き完全マスタープログラム」も同時期に開催。
当時は「習慣化オンラインサロン」のワークショップや自主セミナーも開催していました。
ですから、1ヶ月で最大8回のセミナー(違う内容)を開催していたんですね。
私には高い負荷でした。
でも、自分でテーマを決めているので、罰ゲームのような感覚はありません。
これが会社から与えられたノルマだったら、逃げ出していたと思います。
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セミナーのスライドづくりを効率化する3つの工夫
そんな1年をすごしたので、セミナー準備も以前よりもスピード感を持って進められるようになりました。
簡単になったわけではないのですが、2年前に比べると明らかに速くなりました。
そこで、セミナー準備が速くなった理由を3つ考えてみました。
その3つとは、
1:ラフ案に時間をかけるから
2:完成度30点のスライドをざっくりつくるから
3:スライドの文字を減らしたから
です。
1:ラフ案に時間をかけるから
1つ目は、
「ラフ案に時間をかけるから」
です。
セミナーの内容を考えるときに、とにかく手を動かすことに時間をかけるようになったんですね。
逆説に思われるかもしれませんが、最初にラフ案を考えるのは大幅な時間短縮になりました。
理由は、最初の頃はいきなりパソコンに向かっていたんですね。
ですから、考えながらスライドに文字を打ち込んでいたんです。
このやり方は、時間がかかります。
なぜなら、あらかじめ全体案を考えていないので、修正が増えます。
スライドを進めているうちに、同じような内容になってくることもありました。
進行していくうちに「なんか違う気がする」と感じることも。
これは、設計図を書かずに家を建てるようなものですね。
非効率でした。
2:完成度30点のスライドをざっくりつくるから
2つ目は、
「完成度30点のスライドをざっくりつくるから」
です。
まずは粗々でいいので、全体の流れを1回つくってしまうということですね。
これをやらないとどうなるか。
スライドの1ページ目から、順番につくってしまうわけです。
すると、時間がすぎていっているのに「まだ20パーセントしか終わってない……ヤバい!」というプレッシャーを感じ続けます。
これは精神的にしんどいです。
それよりも、30点でいいので、最初から最後までざっくりとつくってみる。
極端な話、セミナーが8つのパートからできているなら、スライドを8ページ分だけつくってしまうということです。
こうしておくと、精神的に落ち着きます。
なぜなら、万が一、準備中に記憶を失って、目が覚めたときに「ヤバい!セミナーまであと30分しかない(汗)」となったとしても、なんとか乗り切れます。
いや、乗り切れるかはわかりませんが(笑)、間は持つはずです。
これが、「ハッ!」と目覚めたときに20パーセントまでしかできていなかったら、完全に「途中までしかできていない」ということがわかってしまいます。
それはNGですよね。
ですから、「とにかく早く30点をつくろう」と意識しています。
3:スライドの文字を減らしたから
3つ目は、
「スライドの文字を減らしたから」
です。
この方法もスライド作成時間を短縮することにつながりました。
理由は、単純に文字を打ち込む時間が減るからです。
具体的には「スライドを文章の羅列にしない」ということです。
文章ばかりのスライドは、見づらいときがありますよね。
ですから、スライドの1ページには、できるだけ余白ができるように心がけています。
そのために、
・単語にする
・体言止めにする
・記号を活用する
といった工夫をしています。
たとえば「早起きを成功させるためには、早寝をすることが原則なのです」というメッセージを伝えたいとき。
このままでも意味は通じるとは思いますが、あきらかに「文章」ですよね。
スライドには適さない感じがします。
ですから、スライドには、
「要因=早寝 → 結果=早起き」
という感じにする。
すると、すっきりしますよね。
スライドはあくまで話を理解していただくための補助ツール。
ですから、文字を減らしても大丈夫なんですね。
最初は不安でした。
スライドを読み上げないと、迷子になりそうな気がしていたからです。
「言うことがなくなって、頭が真っ白になったらどうしよう……?」と不安でした。
ですから、つい文章をだらだらと書いてしまっていたんですね。
時間がかかる原因でした。
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「考える」モードと「書く」モードをわける
ゴール設定を考えるときの原則があります。
それは、
「ゴールについて先に時間をかけて考えた方が、後のゴール達成までの労力が減る」
です。
1日のスタートに計画を立てたほうが、1日が効率的にすごせるのと同じことですね。
セミナーの場合は「こんなセミナーにしよう」というイメージやラフ案を、時間をとって考える。
その段階で考えがまとまれば、30点のスライドをつくることも簡単になります。
ここを考えながら進んでしまうと、後になって迷ってしまうので、時間がかかるわけです。
ここはブログと同じですね。
つまり、
・「考える」モードと「書く」モードをわけること
が大事です。
別々にやらないとモードが交錯しているので、脳に負担がかかって切り替えに時間がかかるからです。
そのためにも、まずは紙の上に手書きでセミナーの内容を固めていき、スライドはあとでつくるのです。
もし、あなたがセミナーのスライド作成に時間がかかって困っていたら、参考になれば幸いです。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
夜は「良習慣塾」向けセミナーの準備でした。
つい広がりすぎる内容をしぼっていくのが、もったいない気がしてしまいます。
でも、しぼらないと伝わらないんですよね。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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