モチベーションの習慣

「やる気が出ない」をどう扱っていますか?モチベーション低下に対処する3つの方法。

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あなたは、やる気ができないときがありますか?

そのようなときは、自分なりの対処法を持っておくことをおすすめいたします。

 

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成果がすぐにやってこない「遅れの法則」

「目標を持って続けているけれど、なかなか成果がついてこない」

このように思ったことは、誰にでもあるのではないでしょうか。

こうなると、悩みが増えて不安になり、だんだん続けるのが苦しくなってきます。

これは、「遅れの法則」というものが原因です。

私も過去に英語のTOEIC学習をしていたときに、この法則のことを痛感しました。

最初に685点だったスコアは、3年間けっこうまじめに英語学習を継続しても、700点を超えることができなかったのです。(^_^;)

テストを受けるたびに、理想と現実のギャップにへこみました。

このようなとき、私たちはやる気がなくなります。

あなたも、経験があるのではないでしょうか。

しかし、成長というものは、右肩上がりで一直線にのびるものではありません。

自分が望んだ成果は、だいたい遅れてやってくるものなのです。

 

「やる気が出ない」に対処するための3つの方法

「遅れの法則」に負けないように、やる気が出ないときの対処法を3つご紹介しますね。

 

1:チャンクダウンする

チャンクとはかたまりのこと。

ようするに、大きなタスクは細分化して取り組むということですね。

たとえば、1日に100個のタスクがあったとしましょう。

調子が良い時は100個こなせるかもしれませんが、やる気がなければ難しいでしょう。

そのときは、まずは重要な20個だけやってみる、終わったらまた次の20個をやる、というように発想を切り替えることです。

その際は、なるべく目の前の20個だけに集中して取り組むようにします。

ここでは、あえて全体を考えないようにsてい、集中する環境をつくるわけですね。

小さなことであっても、人はクリアできると達成感を得られます。

そのときに「自分の努力が報われている」という感情。

そのように思うときこそ、前に進む力が湧いてくるのです。

チャンクダウンをすることで、こうした「快」の感情が生まれる工夫をしましょう。

 

2:楽しみをごほうびにする

やる気を起こすために、自分へのごほうびを設定しましょう。

たとえば、会社を定時退社したいのにやる気がでないとしたら、

・仲の良い友人と飲み会をセッティングしておく
・定時退社しないと間に合わないライブに行く
・定期的に趣味の習い事に通うために平日の夜に申し込む

といったごほうびを設けるのです。

これは、人間が「これをやり切れば、楽しいことが待っている」という未来の快適感情に焦点をあてることによって、いま目の前の面倒な感情から目をそらすテクニックです。

私たちは、すぐに手に入る快感を求めてしまう生き物ではありますが、少し先の未来なら選択できるくらいの意志力は持っています。

自分との約束を守ることは苦手でも、ほかの人との約束は守ろうとしますから、その締切効果も狙いましょう。

 

3:火事場の馬鹿力を待つ

それでもどうしても「目にするのも嫌だ」「まったく手につかない」という感情が湧き上がるときはありますよね。

そのようなときは、もう開き直ってあえて仕事をためておくこともありだと思います。

結局、納期が迫ってくれば、やらざるを得ません。

直前のギリギリパワーや火事場の馬鹿力の巻き返しに期待するのです。

意外と、最短で終わらせることができるものです。

ただ、注意点があります。

この「短期集中→終了→達成感」はクセになるのですね、、、達成感があるので。

そうなると、常に「ギリギリでやる→達成感を得る」というサイクルになってしまうので、多用はおすすめしません。(^_^;)

 

焦点をあてる場所がセルフイメージを安定させる

やる気が出ないときは、何かと自分を責めがちです。

「習慣化しようと思ったのに、今日はできなかった」といって落ち込む日はあるでしょう。

しかし、そのようなネガティブ思考はというのは、習慣化にとってまったく意味がなく、ダメージがあるだけです。

「本当は30分やろうと思っていたけど、5分だけでもできたからいいか」と考えて、気持を切り替えましょう。

パーフェクトな人間なんていませんし、習慣化をサポートするプロフェッショナルの私でも、毎日100点の日々などありません。

むしろ、「今日は体調が万全じゃないからベビーステップで終わらせて、明日からまた取り組もう」と判断できる自分になることが大事だと思います。

自分が決めた通りに動けることが理想ですが、完璧にできなかったからといって「やっぱり自分はだめなんだ」と思う必要はないということです。

それだけに、「結果のどこに焦点をあてるのか?」ということが重要になってきます。

これは思考の習慣で考え方のクセなので、変えることが可能です。

事実、私もだいぶ改善してきました。

以前は自分ほかの人と比べて劣っている部分を見てへこんでいましたが、今は「そういうところもあるよな」と受け止められることが増えてきていますし、感情に安定感が出てきました(妻からは「もう少し現実も直視したほうがいいんじゃないの?」と言われますが・笑)。

大事なことは、できなかったことにいちいち焦点をあてて落ち込むのではなく、良かった面に焦点をあてて、セルフイメージを安定させることです。

セルフイメージとは、「自分で自分をどのようにとらえているか」というイメージのこと。

それが高すぎるのは問題なのですが、低すぎると成長が難しくなりますし、新しいことにトライすることもできなくなります。

続けるプロセスには、苦しみや葛藤があると思います。

ただ、それを乗り越えようとするまさにその過程で、継続するための筋力が強くなっていきます。

そして、苦しい時を乗り越えるからこそ、自信やパワーが生まれてくるのです。

「遅れの法則」に負けずに自己否定を取り除き、セルフイメージを安定させて、目標達成に有効な行動を続けていくようにしましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりでコーチング練習会に参加。

友人コーチや先輩コーチたちの活躍に刺激を受け、新しいメンバーの参加にも背中が伸びる思いでした。

新しい視点の質問を覚えたので、今後のセッションで活用してみたいと思います。

また、クライアント役として受けたセッションで、幼少時代にタイムスリップ。

たった数分で自分の価値観が形成された理由がわかり、「そうか、だからいま苦しんでるんだ・・・」と。

驚きと感動を味わえた時間でした。

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