私たち自身が、自分の現在地を知るために必要なふり返りの習慣。
ただ、なかなか定着が難しい習慣でもあります。
そこで、定着させる方法を記事にしてみました。
「ふり返り」の習慣を定着させるためには?
「ふり返りの習慣がなかなか定着しなくて困っています、、、」
このようなお悩みを聞く機会がありました。
ふり返りの習慣の有効性は、
・やればわかる
ものです。
同時に、
・やった人(やり続けた人)にしかわからない
ものでもあります。
ですから、私がコーチングでサポートしている方におすすめしている習慣なのです。
実際、習慣化に成功したクライアントさんたちからは、
「やはりふり返りって大事ですね!」
「ふり返りで気づく瞬間がたまりませんよね!」
「ずっと動けなかったんですが、ふり返りをやり続けているうちにやろうと思いました!」
といった声もいただいています。
それは、私自身も実感している効果です。
ただし。
ふり返りというのは、、、とても地味なのです。
何しろ、即効性はほとんどありません。
3日とか1週間くらいふり返りをしたところで「たちまち人生が激変する!」ということはありません(残念ながら)。
私の中では「瞑想」の習慣に似ていますね。
その効果は、徐々に徐々に私たちの人生に効果を発揮してくるのです。
実際、有効な習慣というのは、遅効性の習慣が多いもの。
英語の音読やブログを書くようなもの。
短期的には明確な効果はありませんが、中長期的に見るとじつに有効な習慣になってくる。
ふり返りの習慣は、まさにそのようなものです。
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行動習慣につまづいたときにチェックしたい3つのポイント
ふり返りの習慣は、「行動習慣」のグループに分類されます。
読書や学習と同じですね。
行動習慣がうまくいかないときは、次の3つのポイントでどこかでつまづいている可能性が高いです。
それは、
2:What
3:How
です。
1:Why
ひとつ目は「Why」です。
なぜあなたの人生にとってふり返りが必要なのか。
その理由を考えてみましょう。
「優れたプロジェクトはWhyからはじまる」
サイモン・シネック氏が言っているように、人が行動するために理由が必要。
それは習慣も同じなのです。
ふり返りをただの目標にしてしまうと、目的がいつの間にか手段にすり替わってしまうので注意しましょう。
メリットを明確にすることも大事です。
自己成長を目指す人に必須の良習慣。「ふり返りの習慣」3つのメリット | 【良習慣の力!】ブログ
2:What
2つ目は「What」。
「何を」やるかということです。
今回の場合はふり返りですよね。
では、ふり返りとは何をすることなのか?
詳細を具体的に決めましょう。
おすすめは「GPS」や「KPT」のフレームです。
「GPS」でふり返る。持続的な成長に必須の方法とそのやり方をご紹介。 | 【良習慣の力!】ブログ
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3:How
3つ目は「How」です。
その行動を「どんなふうにやるか?」ということですね。
ここではより行動にフォーカスしていきましょう。
最も重要なのは2つで「いつ」「どこで」です。
まず「いつ」というのを決めましょう。
時間帯はいつが適切なのか。
以前の私は、夜にやっていました。
理由はビジネス書で「成功者は夜寝る前に1日をふり返っている」と書かれていたからです。
しかし、夜に実行するのは、じつは難易度が高いのです。
理由はタイミングがつかみづらいからです。
実際、私は夜寝る前と言うタイミングがうまくつかめず失敗しました。
でも、今は成功して習慣化しています。
その理由は「朝時間にふり返りを書くようにした」のです。
朝に書けば、前日は確実に終わっています。
ですから、迷いがありません。
ある程度時間もすぎているので、良かった点や改善点を冷静に書き出すことができるのです。
もうひとつ大事なポイントは「どこで」というですね。
自宅で起き抜けにやってもいい。
通勤電車の中でも良いでしょう。
どうしても時間が取れないときは始業前のデスクでタスクリストをつくっているふりをしてふり返りをしてもOKです。(笑)
このような形で「いつ」「どこで」を決めておくこと。
それだけで習慣化できる確率は3倍も高まるといわれています。
こうして慣れてくると、ふり返りをすることが楽しくなっていきます。
いわゆる朝の歯磨きのように、やらないと気持ち悪くなるというレベルになるのです。
ですから、ふり返りがうまくいかないという方は、ぜひ朝時間のふり返りを試してみましょう。
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インプットとアウトプットとセットになる「気づき」
私たちが成長するためには、学びというインプットが不可欠です。
そしてインプットがあれば、アウトプットも両輪。
ただ、インプットとアウトプットだけでも、私たちはあまり変わりません。
では、どのようなときに成長が起きるのか。
それは、インプットとアウトプットが「気づき」に変わった瞬間なのです。
人は「気づき」が起きてはじめて思考に刺激が加わり、行動を変えようという気になります。
その気づきを起こすために、インプットとアウトプットが必要なのですね。
あなたも、授業で学んだ内容を、練習問題を通して「そうか!さっき先生が言ってたのはこいうことか!」という気づきが起きた瞬間があるのではないでしょうか。
これが快感なのですよね。
ですから古今東西の偉人たちは、インプットとアウトプット、そしてふり返りという3つのセットを実行してきたのです。
そして、現在進行形で活躍している人たちが常に学びとアウトプットを続けているのもそのためなのです。
インプット→アウトプット→ふり返りによる気づき。
そういった1連のサイクルを通して、私たちは成長するわけです。
そのような気づきが多ければ多いほど、人は動けるようになります。
そして気づきをともなった行動が多ければ多いほど、成果も出るようになります。
その成果のためにも、ふり返りの習慣が必要なのです。
ですから未来のために、できるだけボールを遠くに投げましょう。
そのボールが遠くから帰ってきたとき、よりパワーのあるボールとしてあなたのもとに戻ってくるはずです。
まるでブーメランのように。
すぐに効果が出るものは、すぐにすたれてしまいます。
そして、すぐにできることは、誰もが簡単にできることなので違いをつくることができません。
ですから、私たちは地道でも確実に効果のあるふり返りの習慣に取り組むことを目指しましょう。
そして効果が現れれば、大きなリターンが見込めます。
そんなふり返りの習慣をあなたにも定着させていただきたいのです。
ぜひ明日の朝から10分でいいので、ふり返りの習慣をやっていましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーションからスタート。
そのあとは8時から習慣化チームでの定例ミーティング。
帰宅後は、妻と約束をしていた映画をAmazonプライムで鑑賞しました。
余計なBGMや無駄な演出がなく、シンプルで力強い映画で見応えがありました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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