アウトプット(例:ブログ)をわかりやすくするためには?
私が意識しているのは、
(1)いきなり結論から始める
(2)メインのメッセージはシンプルで短いフレーズにする
(3)印象的なフレーズをくり返す
という3つのポイントです。
「わかりやすいアウトプット」の課題
先日のコーチングセッションでのこと。
クライアントの方から出たテーマは、
・自分が考えていることを、わかりやすくアウトプットできない
という課題でした。
これは、非常によくわかりますね。
私もブログを筆頭に、セミナーやコーチングでも同じ課題を持っています。
ただ、クライアントの方は私のブログやメルマガを読んでくださっている方です。
その方から見ると、多少なりとも私のアウトプットに「わかりやすさのかけら」を見つけてくれているようでした。
この
・自分が考えていることを、わかりやすくアウトプットできない
は、定期的にいただく課題だったりします。
クライアントの方や私だけでなく、アウトプットする人なら、誰でも課題になることなのでしょう。
以前の私は、トレーニングすれば、
「考えていることを明確に言葉にできるようになる」
と考えていました。
セミナー講師や著者の方たちのアウトプットを見聞きしていると、「明確だな」と感じていたからです。
一方、それなりに長く続けていると、
「考えていることを明確に言葉にできるようになる」
というのは幻想だな、とも思います。
仮に100伝えたいことがあったとして、ブログで伝えられるのはせいぜい50から60くらいの感覚です。
これでもブログを書き始めたころは、5くらいでした。
まだレベルアップしているくらいです。
あきらめではなく、そういうものなのだと考えるようにしています。
言葉のプロたちも、みんなが「できるだけわかりやすく伝えるためには?」という部分に苦労していることがわかったからです。
たとえば、ミュージシャン。
楽曲には歌詞がありますよね。
あの歌詞に、考えていることをすべて注ぎ込めるのかどうか。
おそらく無理です。
時間やメロディの制限があるからです。
ブログやセミナーのアウトプットも同じです。
時間や量などに制限があるのです。
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ヒット曲の「わかりやすさ」3つのポイント
では、どう考えればいいのでしょうか?
私が考えてきた「わかりやすさ」は、まさにミュージシャンの方々がつくる楽曲にありました。
どういうことかというと、ヒット曲の要素を分析してみたのです。
ヒット曲の多くの要素は、大きく3つあります。
それは、
(1)いきなりサビから始まる
(2)メインのメッセージがシンプルで短いフレーズ
(3)印象的なフレーズがくり返される
です。
わかりやすいのは、西野カナさんの「会いたくて 会いたくて」です。
西野カナさん、私は好きなんですよね(最初は苦手だったんですが・笑)。
西野カナさんを有名にした楽曲といえば「会いたくて 会いたくて」です。
西野カナさんを知らない人でも、
「会いたくて
会いたくて
震える♪」
というフレーズを耳にしたことがある人は多いはずです。
一度聞いたら耳に残る印象的なフレーズだからです。
そう、つまり、
・わかりやすい
のです。
なぜ、わかりやすいと感じるのでしょうか。
ここを分析してみたんですね、あるとき。
そこで出てきたのが、
(1)いきなりサビから始まる
(2)メインのメッセージがシンプルで短いフレーズ
(3)印象的なフレーズがくり返される
の3つのポイントだったのです。
私は「この3つのポイント、そのままブログに活用できるんじゃないか?」と気づいたわけです。
その瞬間は、小躍りしそうな感じでした。
知ってる人は知ってるポイントなのですが、自分に「腹落ちした」ということですね。
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3つのポイントを意識してアウトプットする
私は、ブログ記事にも、
(1)いきなりサビから始まる
(2)メインのメッセージがシンプルで短いフレーズ
(3)印象的なフレーズがくり返される
のポイントを入れることにしました。
1:サビから始まる=結論から書く
まず、
(1)いきなりサビから始まる
は、ブログでいうと、
・結論から書く
です。
「この記事は、この結論について書きます」と冒頭に宣言するわけです。
その結論にご興味を持っていただければ、記事の先を読んでいただけます。
引っかからなければ、スルーされてしまうでしょう。
サビにインパクトがない楽曲は、その先も聞かれないのと同じですね。
2:メッセージをシンプルに=1文を短くする
次に
(2)メインのメッセージがシンプルで短いフレーズ
です。
これは、ブログでいうと、
・その記事で伝えたいメッセージは短くする
ということです。
たとえば、
「早起きのコツは早寝です」
というように。
本当は、もっと説明したいのです、書き手としては。
・睡眠時間を短くするだけの早起きは、結局は長続きしませんよ
・なぜなら、睡眠時間を削っていると、短期的には早起きしても、中長期でみると挫折する
・理由は、睡眠時間が足りてないから寝不足になってしまうから
・だから、早起きを習慣化するためには、まずは早寝の習慣から守りましょう
くらいに説明したいのです。
ただ、こんなに説明しても読者にはほとんど届きません。
情報量が多すぎて。
それよりも、説明を削って、
「早起きのコツは早寝です」
と短くする。
それによって、メッセージが届きやすくなります。
楽曲も同じですよね。
「会いたくて
会いたくて
震える♪」
とすれば、「震えるくらいに会いたいと思ってるんだな」と感じるものです。
3:フレーズがくり返される=何度も書く
最後は、
(3)印象的なフレーズがくり返される
です。
サビのようなフレーズは、何度もくり返されます。
ブログでいえば、「これは伝えたい」ということを何度かくり返し書くわけです。
たとえば、結論から書くときに、メインのフレーズを書く。
「早起きには早寝です」のように。
さらに、体験談やエピソードを書きながら、
「だから、早起きには早寝なのです」
とくり返す。
それによって、読者の方にも結論やメインのメッセージが刻まれていくのです。
以上のように、西野カナさんの
「会いたくて
会いたくて
震える♪」
という歌は、わかりやすいのです。
わかりやすいから、聴き手に届きます。
理由は、
(1)いきなりサビから始まる
(2)メインのメッセージがシンプルで短いフレーズ
(3)印象的なフレーズがくり返される
という3つのポイントがあるからです。
このブログ記事も、3つのポイントを意識して書いてみました。
もしも、あなたがこの記事を「なるほど、たしかにわかりやすい」と思ったら、あなたのアウトプットにも3つのポイントを入れてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活のファシリテーションからスタート。
そのあとに、
・「早起き完全マスタープログラム」メンバーとの座談会
・コーチングセッションとオリエンテーション
・「良習慣塾」グループコンサルティング
でした。
午後はスタバでブログなど。
定期テストを控えた娘と一緒に、ポモドーロテクニックで集中していました。
夜は外出していた妻と合流。
鳥貴族で焼鳥を食べました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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