私たちが時間不足に悩む原因のひとつに「持ち時間の中に収まるように行動をしてしまう」という傾向がああります。
時間不足解消のために有効な方法を記事にしてみました。
「時間不足」を感じるトラップ
「時間の使い方がもっとうまくなりたいんです」
コーチングセッションをしていると、そういう質問をよく受けます。
「時間不足」にはいくつかパターンがあるわけですが、そのうちのひとつは
・そもそもの問題が時間ではない
ということがあります。
たとえば、
「部屋の片づけをやりたいんですが、時間の使い方がうまくいかなくてなかなか時間がとれません・・・」
という課題があったとしましょう。
そのとき私は、
「お部屋の片づけは、どれくらいの時間がかかりそうなんですか?」
と、質問者の方に尋ねてみます。
その答えは「丸1日かかると思います。週末にとりかかってさえしまえばやれるんですが、いろいろあってその時間がとれないんです」といった感じなんですね。
確かに、この大きさの行動を実行しようとしたら、念入りに計画しないとだめでしょう。
そうなると、仮に週末に2時間あっても「片づけをするには、時間が足りないな・・・」となります。
結果、片づけよりも手軽にできるユーチューブを30分も観たり、スマホをダラダラとチェックしてしまうわけです。
こんな風にして、私たちは
「持ち時間の中に収まるように行動をしてしまう」
という傾向があるんですね。
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「これならできそうだ」というかたまりまで小さくする
「持ち時間の中に収まるように行動をしてしまう」
このルールにはまってしまうとどうなるか。
先に上げたような「1日かかる部屋の片づけ」という課題に取り組めなくなってしまうんですね。
なぜなら、
・部屋の片づけ=1日
・スマホチェック=15分
こうなったら、2時間の中でどちらを優先したくなるか。
わかりますよね。
では部屋の片づけをどうすればいいのか。
それは
・行動のかたまりを小さくする
ということが基本となります。
たとえば、
・15分とって半分だけ掃除機をかける
・とっておく洋服を15分だけ選別する
・クローゼットを15分整理する
という感じです。
こうすれば「2時間あるから、うまくいけば15分の片づけが8回できるな」というイメージがわきますよね。
この「できそうだな」と思えることが大事なんですね。
誰だって1日がかりの部屋の片づけは重いタスクです。
でも、ペットボトル1本をゴミ箱に捨てるのは誰でもできます。
なぜペットボトル1本を捨てるのは簡単にできるのかといえば、それは
・行動のかたまりが小さくなっているから
です。
だから「できそう」と思えるわけです。
「片づける」という行為は同じ。
ただ、行動のサイズが違うだけなんです。
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3ステップで具体的にチャンクダウンする
このように大きなかたまりを小さなかたまりにわけることを「チャンクダウン」と言います。
「チャンク」とは、かたまりのこと。
これを小さくすることが重要なんですね。
先の「部屋の片づけ」の例でいえば、「1日がかりの部屋の片づけ」という大きなかたまりをチャンクダウンして、15分サイズの小さなかたまりに分けるということです。
ビル・ゲイツ氏はよく「問題を切り分けろ」と言っていたそうですが、まさにこの発想です。
ここで「なるほど、わかったぞ」となると思います。
私もこの考え方を学んだときにそう思いました。
しかし、即実践することができなかったんですね。
なぜか。
じつはそもそも、
「チャンクダウンの具体的な方法をわかっていなかった」
という原因があったんです。。。
それともうひとつ私がチャンクダウンがうまくいかなったときにおちいっていたのは、
「定期的にチャンクダウンを考える時間をとっていなかったから」
という理由もありました、、、
そうならないためにも、チャンクダウンは下記のような3ステップで考えてみましょう。
ステップ1:ゴールまでの全体の時間を把握する
あなたがめざしているゴールを終えるのには、何時間かかりそうですか?
まずはそれを算出してみましょう。
たとえば、部屋の片づけなら8時間かもしれません。
ここは正確にはわからない場合も多いと思いますので、ざっくりとでOKです。
ステップ2:ゴールのために使える時間を把握する
次にゴールにつながる時間をどれくらい確保できるのか考えます。
「部屋の片づけなら8時間」というゴールについて、それを1週間で終えるとしますよね。
すると、「1週間で部屋の片づけに8時間を使う」ということが明確になります。
その時間を分割して、Googleカレンダーや手帳に「見える化」しましょう。
ステップ3:ゴール
最後に、その時間内でできることを15分サイズにチャンクダウンしましょう。
本棚の整理整頓に1時間かかりそうな場合は、「捨てる本を選別する」「1ブロックを整える」という風に分割するわけです。
スケジュールに確保した時間の中で、小さくした行動を実行すればOKです。
時間の使い方が上手な人は、必ずしも時間そのものを管理することが上手なのではありません。
それよりも、持ち時間ができたときに
「すぐに実行できるレベルに行動を分解できている」
ということができている。
そのスキルが上手なんですね。
ですから、あなたが「やることはわかっているんだけど、なかなか行動にうつせない」といううときは、ぜひ3つのステップに区切ってゴールまでの道のりをチャンクダウンしてみましょう。
どんな大きなかたまりであっても、それはひとつひとつの行動の積み重ねです。
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■編集後記
昨日は、妻と2人で新作映画をチェック。
と言っても、会社の仕事なんですが(笑)。
私が好きな俳優さんが出ていて、なかなかいいストーリーなので楽しめました。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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