メリットをすぐにイメージできないと、人はなかなか動き出せません。
そんなときは「すぐ動かないとやばい」という感情をつくる方法でアプローチしてみましょう。
やったほうがいい良習慣が続かないという課題
早起き、運動、ダイエット、片づけ、読書、ブログなど。
誰もが多かれ少なかれ良習慣と考えるものだと思います。
「やったほうがいい」と思うんですよね。
でも、同時に課題が出てくるのは
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」
ということだと思うんです。
なぜか?
ほかの人だけでなく、自分自身をふり返って思うのは、もうこれしかありません。
それは、
「いますぐ必要なわけではない」
ということです。
早起きできなくても、運動しなくても、ダイエットしなくても、片づけなくても、本を読まなくても、ブログを書かなくても。
ただちにデメリットを感じるわけではないんですよね。
というよりも、やらなくてもそれなりに日常生活は送れてしまうわけです。
いろいろとあるけれども、それなりに幸福な生活で。
この状態だと、日常生活に大きな不便や強い不満を感じることはありません。
なので、
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」
という状態になるんですね。
強制力がなければ、ほかにやることはたくさんあります。
当然、すぐに効果を感じない習慣は忘れ去られてしまうんですね。。。
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先のばしに本気になれない理由
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」という課題。
私の例でいえば、ダイエットの習慣の事例があります。
2年前に、友人とレポーティングダイエットをおこなったときの話です。
その年は一度も風邪をひきませんでしたし、トライアスロンやマラソンのレースにも出場していました。
毎日、健康にすごせていたんですね。
ただ、40代になったばかりで、少しずつ体重が増加。
それまでのダイエット方法で食べ物などで調整しても、体重がなかなか減らなくなっていたんです。
30代の頃は3ヶ月集中して5〜6キロやせるのはできたんですが。
あまり良くない傾向でした。
ダイエットにもっと意識を払ったほうがいいのはわかっていたんです。
でも、なかなかうまくいきません。
本気で取り組むレベルになっていないんですね。
願望レベルでいえば、「Wish=できたらいいな」。
ですから、「Must=これ以外の未来はない」という状態になっていないわけです。
まさに、
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」
ですね。
それに、健康なので意識が抜けてしまいます。
「お昼を軽めに」と思っていても、普通に食べてしまっていたんですよね。
そんなときはどうするか?
シンプルに考えましょう。
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」
のであれば、そこに足りないのは
「すぐ動かないとやばい」という感情をつくること
です。
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「すぐ動かないとやばい」という感情をつくる3つのステップ
ここで考えるポイントは3つ。
基本は、
1:未来のゴールにたどりついたメリットをイメージする
2:現在のデメリットを感じる
3:プロセスを明確にしてアクションを起こす
というポイントです。
具体的におこなったのは、以下のような3つのステップです。
1:未来のゴールにたどりついたメリットをイメージする
ゴールは、3ヶ月で5キロのダイエット。
友人と同じゴールを設定しました。
未来のイメージは、「習慣化の学校」のふり返りの共有シーン。
「習慣化の学校」では、1日のはじまりにふり返りタイムがあり、良かったことをメンバーに共有します。
そのときに「2人で5キロのダイエットに成功しました!」と笑顔で発表するゴールをイメージ。
周囲のメンバーから驚きとともに拍手を受けて賞賛される。
2人でそんなイメージを描きました。
2:現在のデメリットを感じる
もしも現在の良くない状況が続いてしまったら、自分にはどんな痛みがあるのか。
そのデメリットを想像することも重要なんですね。
人は危機感から動く生き物でもあるからです。
なので、このままダイエットをしなかったらどうなるか。
友人と2人で話しました。
すると出てきたのは、
・健康によくない
・体が重い状態でレースの臨まなければならない
・健康診断で毎回再検査になって時間が無駄になる
・太っている自分を常に感じる情けなさ
・見た目にも自信が持てなくなる
・周囲の人たちにセルフマネジメントができない人だと思われる
・会社のスタッフや家族から嫌われるかもしれない
・仕事のパフォーマンスも落ちる
といったことでした。
「そんな未来になったら、本当に嫌だな・・・」と思いました。
そんなデメリットを強く感じることが大事です。
そうすることで、切迫感が生まれるからです。
3:プロセスを明確にしてアクションを起こす
段階を区切って、小さく達成感を得られるように考えました。
ダイエットは、体重が減っているときは楽しいのですが、やがてプラトーと言われる停滞期がやってきます。
そのときに「こんなにがんばっているのに、体重が減らない」という感じになってきます。
すると「がんばっても結果に結びつかないんだ・・・」という無力感につながり、挫折してしまうわけです。
それを防ぐために段階をつくりました。
1ヶ月目はマイナス2キロ、2ヶ月目はマイナス1キロ、3ヶ月めはマイナス2キロといった目安を設定します。
ただ、当然そのとおりにはいきません。
そこで投げ出さないために、お互いに食べたものを毎日メールし合うことにしたわけです。
この毎日のメールが良かったんですよね。
なぜなら、体重が減っていなくても、食べたものや運動を記録して相手にメールを送る。
そんな小さな達成感があったからです。
ですから、体重という数字にふり回されることなくプロセスに集中できたんですね。
そのような達成感があれば、多少結果がついてこなくても人は前に進もうと思えるんです。
そのくり返しが結局はゴールに近づくためのルート。
私たちも、見事に2人とも5キロのダイエットに成功したんです。
これは、先のばししていたゴールに対して、「すぐ動かないとやばい」という感情をつくれたからだと考えています。
イメージを描く3つのポイント
さて、ここは少し余談ですが、最初のプロセスではイメージを描くことが重要です。
ただ、イメージすることが苦手な人も多いんですよね。
そんな人のためにコツをお伝えしますと、イメージを描くときのポイントは3つあります。
1つは映像。
そのときに自分が見ているシーンをイメージします。
2つ目は音。
ゴールシーンで聞こえている音を想像します。
3つ目は体感覚。
メンバーに発表している映像と音を感じながら、身体で感覚を味わいます。
その3つが揃うと、そのシーンについての臨場感が出るんですね。
コーチングやNLPといわれる心理学問などでよく活用される手法(VAKと言われます)なので、覚えておきましょう。
まとめ
「やったほうがいいことはわかっている(つもり)。でも、なかなか続かない」という状態で、いかに「すぐ動かないとやばい」という感情をつくれるのか。
3つのステップでお伝えいたしました。
もしも、あなたが同じような課題をお持ちでしたら、ぜひ3つのステップで考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、新しい秘密基地でひとり時間を確保。
第2領域の時間に投資できました。
早々とたまっていたタスクを完了。
新しいビジネスのアイデアや戦略を練ることができました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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