私たちの日常的に目にしている世界は、プラネタリウムのプロジェクターのようなもの。
自分の内面の「思い込み」というフィルターを通して映し出されています。
現実を変えるためには、思い込みを変える必要があります。
ものごとの見え方は思い込みによって決まる
私たちは、まったく同じものを見ていても、お互いにまったく同じように見えているとは限りません。
もちろん、見ているものが「赤いりんご」なら、同じように見える確率は高いです。
見えているものが具体的なので、間違う可能性が低いです。
ただ、見ているものが抽象的なものだとしたら、どうでしょうか。
たとえば「世の中の人」。
あなたが見ている「世の中の人」と、私が見ている「世の中の人」には、おそらく違いがあります。
あなたは「人は本来は善人だ」と、「性善説」を思っているかもしれません。
もしくは「人は本来は悪人だ」と、「性悪説」だと思っているかもしれません。
でも、私は「人は本来は弱い人」という「性弱説」を支持しています。
こうなると、「人」に対する捉え方が変わりますよね。
では、この違いはどこから生まれているのでしょうか。
それは、私たちが持っている
「思い込み」
によってつくられているのです。
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あなたはどんな「メガネ」をかけているか
じつは先日、私のメガネが無くなりました。。。
(メガネが無いメガネケース(↓)って、寂しいですね・笑)
それで、久しぶりに裸眼で日常を過ごしています。
するとよくわかるんですよね。
メガネをかけて見えていた世界。
一方、メガネをかけずに見る世界。
同じ世界なのに、まったく見え方が違うことが。
解像度が違うんです。
ですから、ものごとの捉え方も変わります。
たとえば、富士山。
私の通勤経路から、天気が良い時は富士山が見えるんですね。
ただし、それはメガネをかけていたときの話。
裸眼だとまったく見えませんでした。
もちろん、富士山が無くなったわけではありません。
富士山は、確実に存在しています。
それなのに、私には見えないのです。
あるはずなのに、見えない。
見えなければ、その存在に気づかないわけです。
これは、私の視力が悪いという問題をお伝えしたいのではありません。(笑)
お伝えしたいのは、
「私たちの思い込みによって、見えるものが変わる」
ということです。
思い込みとは、メガネのようなものなのです。
「人は本来は善人だ」というメガネをかければ、「世の中はいい人たちが9割で、たまたま意地悪な人が1割いるだけだ」と見えるかもしれません。
一方、「人は本来は悪人だ」というメガネをかけたら、「自分以外はみんな悪人だから、誰も信じられない。たとえ家族でも」というスタンスになるかもしれません。
両者の思い込みの違いが、対人コミュニケーションの違いをつくっているんですよね。
性善説を支持する人は、ほかの人からほめられたときに「ありがとう」と素直に受け取れるでしょう。
一方、性悪説を支持する人は、ほめられた人に対して「何かウラがあるのでは?」と疑問を持つかもしれないわけですから。
まったく同じ現実があっても「どんなメガネをかけるか?」によって、受け取り方が変わる理由は、このようなメカニズムなんです。
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自分の思い込みに気づき、思い込みを変える3つの方法
ものごとがうまくいっているときは、あなたの思い込みが、現実にうまく作用しているときです。
そのときはOKです。
あなたのポジティブな思い込みを信じていきましょう。
では、ものごとが思うように進まないときは、どうすればいいのでしょうか。
答えは、
・自分の思い込みを疑ってみる
です。
あなたの思い込みが、ネガティブな方向に作用してしまっている可能性があるからです。
思い込みが変われば、現実世界の見え方が変わります。
現実世界の見え方が変われば、考え方や行動が変わります。
その変化が、目の前の壁を乗り越えるきっかけになるのです。
ただ、思い込みを変えるのは簡単ではありません(これさえも思い込みの1種ですけれど・笑)。
なぜなら、
・自分が無自覚のうちに信じている考え方=思い込み
だからです。
そもそも、自覚症状がないので、私たちは思い込みに気づきにくいのです。
そのため、変化が起こりづらいのですね。
では、思い込みに気づき、思い込みを変えていくためにはどうすればいいのでしょうか。
私が活用している3つの方法があります。
それは、
1:セルフコーチングをする
2:コーチングを受ける
3:モデリングする
です。
1:セルフコーチングをする
セルフコーチングは、自問自答。
自分以外の質問を通して、自分の思い込みを客観視することができます。
また、現状を書き出してみて、自分がどう捉えているか文字で認識してみる。
すると、ネガティブな思い込みに気づくことがあります。
気づくことができれば、扱えるようになるのです。
2:コーチングを受ける
ほかの人の視点は、自分の思い込みに気づくのにうってつけです。
昨日も、「良習慣コーチング塾」メンバーのYさんから、コーチングを受けていました(認定のために必要な経験として)。
コーチングセッションで、私がここ数年でつくりあげた思い込みが、次の行動を阻害していることがわかりました。
シンプルな問いは「それは本当ですか?」ということ。
私の思い込みは、私が「本当だ」と思っているだけであって、現実は「本当」ではなかったんです。
おかげで次に進めます。
3:モデリングする
私たちが行きたいステージに、すでにたどり着いている人たちがいます。
その人たちが、どんな思い込みを持っているか調べましょう。
先人たちの思い込みと、私たちが持っている思い込み。
その違いが、成果の差をつくっているからです。
たとえば、師匠が信じている思い込みを授けられたら、新しい思い込みを受け継ぐことになりますよね。
そのようにして自分の思い込みが上書きされてレベルアップしたときが、私たちの成長なのです。
さて、思い込みに気づくための3つの方法をお伝えしました。
もしも、あなたがつまづいている状況があれば、
「自分の思い込みが壁をつくっているのではないか?」
と疑ってみましょう。
その思い込みを外せたとき、あなたは前進できるはずです。
足にはまっていた重い足かせが外れたときのように。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
夜は、早めに帰宅。
今週開催するイベントやセミナーが3つあるので、その準備でした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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