ゴールを目指すときの最大の敵は言い訳です。
言い訳がいらないくらいのゴールを育てるための方法をピックアップしてみました。
「なんとなく」を明確にすると感情が高まる
昨日は、運動習慣化トレーナーの友人に、運動に関するコンサルティングを受けました。
思えば、運動に関して自分の想いを話すことはほとんどありませんでした。
たいていは講師の方やコーチの方に一方的にアドバイスしていただくだけだったのです。
新鮮でいい時間でした。
テーマは、トライアスロンの今後のトレーニングについて。
友人に、
・目指すゴール
・現状
・ギャップ
について話していたら、気づきました。
伸びしろしかないことに。
いや、今までいかに追い込んでいなかったのかということに。
まだまだできることはたくさんある。
そう思うと心が熱くなってきました。
まず思ったのは「まったく転んでないな」と。
「自分はもっとできるはずなのに」と思う人へ。あなたは転んでいますか? | 【良習慣の力!】ブログ
私たちが100パーセントの能力を発揮せずにモヤモヤしてしまうのは、そもそも自分の力を出し切る環境にいないから。
ですから、トライアスロンやマラソンのようなレースが必要なのです。
レースにエントリーすれば、ゴールに「日づけ」が入ります。
「どのレースに出ようかな」と選んでいる楽しさから、日常の見える景色が変わるのです。
私も、昨日は友人のトレーナーにトライアスロンのことを話していて「なんとなく」を言葉にしていました。
それによって、心が熱を帯びてきたのです。
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マストゴールを設定すれば体が動く
ゴールには、3つのレベルがあります。
それは、
・レベル1:Wish
・レベル2:Should
・レベル3:Must
です。
「レベル1:Wish」は願望のゴール。
「いつかトライアスロンを完走できたらいいな」と思っているレベルです。
思っているだけで、具体的な行動にはうつさないということですね。
「レベル2:Should」はすべきことのゴール。
すべきことなので、やったほうがいいことです。
頭ではそう思っている。
でも、「時間がないからトライアスロンのトレーニングができない」「体力がないからできない」という言い訳が出てきてしまうレベルです。
「レベル3:Must」は、そうなる以外はありえないゴール。
夢を語るわけではなく、言い訳も出てきません。
「そうなる以外はありえない」からです。
このレベルでゴールを追いかければ、実現に近づくのです。
実現が困難な状況でも、アイデアと工夫で前進してしまうのです。
実例としては、「良習慣塾」メンバーのYさんの例があります。
Yさんのゴールは、ランニング月間100キロ。
しかし、正社員で家族もあり、複業でコーチングもやっている。
それらの役割を果たすだけで、1日が終わってしまうわけです。
こういった状況で、
・レベル1:Wish
・レベル2:Should
だと、月間100キロランニングは難しいでしょう。
レベル2で「健康のために走っておこう」くらいでは、おそらく言い訳も正当かつ正論のはずです。
でも、
・レベル3:Must
でマストゴールになっていたらどうなるか。
言い訳ではなく、アイデアを考えるわけです。
「この状況でも月間100キロをクリアするためにはどうするか」と。
結果、
・ランニングをしながらコーチングをする
というアイデアを思いつかれました。
Yさんは、コーチングスクール講師の方とのセッション時に「ランニングしながらコーチングを受けてもいいですか?」と聞いたら、「えっ?!そんな人は初めて」と驚かれたと。
長年、スクールの講師をやっている方ですが、まあそうですよね。(笑)
聞く人によっては、Yさんは笑われるかもしれません。
「ランニングしながらコーチングを受けるなんて変でしょ」と。
でも、マストゴールを追っている人には、そういう声は聞こえないのです。
なにせ「そうなる以外はありえない」ゴールなので。
Yさんは「自分はこの状況でも月間100キロを走り切る」としか考えていません。
ですから、
・コーチ(講師や私)とのコーチングセッション時間
・クライアントとのコーチングセッション時間
・スタッフミーティングの時間
・セミナー
などオンラインの時間を、ランニングに投下したのです。
そうして、無事に月間100キロランニングを達成。
マストゴールを達成し続ける人は、このような発想なのですね。
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ゴールのレベルを高めるための3つの方法
ゴールを実現するためには、ゴールのレベルを高めてマストゴールをつくればいいのです。
ただ、マストゴールに昇格するのは簡単ではありません。
では、どのようにマストゴールに気づくことができるのか。
私はゴールへの熱を育てるために、以下の3つの方法を習慣にしています。
1:ゴールについて話す
2:ゴールを書く
3:ゴールを見る
1:ゴールについて話す
ほかの人に自分が考えていることを話すと「なんとなく」が明確になります。
コーチングやコンサルティングの有効性は、ここにあります。
話していると「自分はこんなことを考えたんだ」と気づくことも。
それが、マストゴールにつながる本音だったりします。
話すといっても、単なる雑談レベルではNGです。
集中できる環境をつくり、対話できるような雰囲気を整えましょう。
予定調和の会話を捨てて、ピリッとするような「いま、この瞬間」の対話を味わう。 | 【良習慣の力!】ブログ
2:ゴールを書く
書くことも「なんとなく」を明確にしてくれます。
書かなければ、自分が何を考えているかはわかりません。
言葉にできるから、はじめて考えを扱えるようになるのです。
でも、面倒なのですよね。
書き出すのは時間もかかりますし。
ですから、書くことを面倒に思う人が多いのは事実です。
ただ、だからこそ書き出すのです。
書くと明確になります。
おすすめは1日に15個のゴールを書き出すこと。
毎日続けると、毎日必ず出てくるゴールがあります。
それがマストゴールである可能性があります。
自分の大事な価値観から1日をスタートできる「15ゴールズ」の習慣 | 【良習慣の力!】ブログ
3:ゴールを見る
ゴールを視覚でとらえることも重要です。
イメージできることは、実現に近づきます。
動画ファイルは、テキストデータより容量が大きいですよね。
それと同じように、画像や写真の方が情報量が多いのです。
ですから、ゴールを毎日眺めることで、マストゴールに気持ちが入ってくるわけです。
おすすめはビジュアルマップです。
ビジュアルマップで理想のビジョンを明確にする方法 | 【良習慣の力!】ブログ
くり返しがゴールを育てる
マストゴールは、一朝一夕にはできません。
だからこそ、大事なのはくり返し。
すなわち、視覚や聴覚を使ってゴールを意識することを習慣化することです。
あなたなりにゴールを意識する回数を増やして、マストゴールに近づいていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝5時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。
夜は早めに帰宅して家族と食事。
その後、20時30分から運動やトレーニングに関するコンサルティングを受けました。
21時から「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
すばらしい成果を出されていて、私もうれしくなりました。
22時からも「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
楽しい時間でした。(^^)
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