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「帰りづらさ」に負けずに定時退社をする3つの方法

投稿日:2020/11/06


基準の労働時間内で成果を出して定時退社する。

一見当たり前のことですが、なかなか実現が難しいことのひとつです。

いくつか対策を持っておきましょう。




 

2つの種類の「帰りづらさ」

定時退社や「今日は早めの時間に帰ろう」と決めておくこと。

いろいろとやりたいことが多いビジネスパーソン(私も含め)には、必須のスキルといえます。

ただ、意識や決意だけでは実行しづらいことがあります。

この「帰りづらさ」には2つの種類があります。

1つは、表面的な「帰りづらさ」です。

仕事の状況で、

「今日ここまで終わらせたい」

「連絡待ちのメールが届かない」

「折り返しの電話がかかってこない」

という状況です。

「仕事が終わっていない」という状況ですね。

これだけなら、自分の仕事が終わっていれば帰れます。

もう1つ、帰りづらい状況があります。

それは、内面的な「帰りづらさ」です。

「ほかに定時退社するスタッフがいない」

「上司とペアの案件で自分だけ帰りづらい」

「自分のミスをフォローしてもらっている中で帰りづらい」

そのような心理状態になるのですね。

定時退社できない理由は、単純に仕事が終わっていないだけではないのです。

ここに苦しんでいるビジネスパーソンは多いのです。

以前の私もそうでした。

 


 

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自分だけの「帰りづらさ」には流される

残業してしまう心理状態というのは、それだけで本が1冊かけそうなくらい根深いものだと思います。

実際、私も残業してしまうときは、心のどこかで「今日は残業になってしまっても仕方がない」という思いがあるのも確かです。

さすがに終電のような時間まで仕事をするのはやりたくありません。

ただ、30分とか1時間なら仕方がない。

「家族や友人との約束に間に合うから、あと30分やってから帰ろう」

こういう考えが頭の中をよぎるのです。

ただ、こういう思考が頭の中をよぎっていると、仕事のパフォーマンスは落ちます。

「今日はどうしても定時で帰らないとやばい!」という集中した高密度のパフォーマンスには劣るのです。

そのためにも、むしろ退社時間を仕事のパフォーマンスアップのために活用する方法があります。

先述のように、残業する言い訳はいくらでもあります。

ですから、ある程度の強制力を発動させる工夫が必要です。

といっても、自分ひとりで「予定をブロックしておく」レベルの対策だけだと弱いもの。

実際、「今日は定時退社して、スタバでブログを書き終えてから気持ちよく帰ろう」と思っているだけでは実現しないのですよね。

私も試行錯誤してきました。

そして今でもいい方法を探し続けています。

 


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定時退社をするための3つの対策

では、定時退社するためにどうすればいいのでしょうか。

定時退社をするための対策をいくつか持っておきましょう。

私にとって有効な方法を3つあげてみました。

 

1:予告する

1つ目は予告という宣言です。

社内やお客さまに事前に退社時間を伝えておきましょう。

たとえば、進行中の案件のスタッフに「今日は定時で帰る予定があって」と日中に話しておきます。

夜時間まで残業しているタイプのお客さまには、メール等で「今日は早めに退社するので早めにお返事いただけると助かります」ということを伝えておく。

これだけで、心理的な「帰りづらさ」はだいぶ軽減されます。

また、ほかの人に早めの退社を予告することで、小さな宣言効果が出ます。

ほかの人に言ったことは、自分でもできるだけ守ろうとするのが私たち人間。

意識にも強く残るので、退社するエネルギーとなります。

 

2:ほかの人と約束する

2つ目はほかの人との約束です。

私たちは、自分との約束は簡単に破ってしまいますが、ほかの人との約束は守ろうとする傾向があります。

ここも自分ひとりだと「18時に帰るぞ」と思っていても、17時55分にタスクがふってくれば簡単にそちらに流されてしまうのです。

これをやってもダメージはそれほどなく「仕方ないか」というフレーズがやってきます。

それが「終わらせる」という意志のモードから、「仕方がない」というあきらめモードに変わります。

それを避けるためにほかの人と約束をしましょう。

できれば18時退社を目指すなら、約束の時間をたとえば18時30分に設定するのがおすすめです。

「必死にやって定時退社しないと間に合わない」という切迫感を自分からつくるのです。

 

3:有料会議室を借りる

3つ目はお金の強制力です。

最近は、有料会議室も安価になっています。

私自身、「スペイシー」や「インスタベース」をよく活用しています。

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「今日はZoomでのミーティングがある」など、コワーキングスペースでは難しい状況の場合に便利です。

カフェに行くのとは違い、時間に対してお金が発生します。

それが、強い締切効果になるのです。

借りるのにかかるお金はたとえ500円であったとして、「お金を払っている」という強制力は強いです。

「どうしてもひとり時間を確保したい」というときは、ぜひ活用してみましょう。

集中する時間の密度も高まります。

投資としてとらえれば決して高くはありません。

まずは1時間だけでもいいので、試してみることがおすすめです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

お昼休みを利用してコーチングセッションを受けました。

夜はセミナーに参加。

いい学びの時間となりました。


 


 

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