いつも「早く早く!」と追い立てられていませんか?
心に余裕を感じられなくなったら、日常に「ささやかなゆとり」の習慣を取り入れてみましょう。
エレベーターの「閉じる」ボタンを押していますか?
あなたは、エレベーターの「開」ボタンと「閉」ボタン、どちらを多く押していますか?
たいていの人(私も含めて)は「閉じる」ボタンを押しているのではないでしょうか。
それもほとんど無意識のうちに。
たまに、「閉じる」ボタンを連打している人も見かけるくらいです(笑)。
イライラしているのかもしれませんね。
以前、実業家の本田直之さんが「マインドは伝染する」というテーマで、エレベーターに関する興味深いことを書かれていました。
本田さんがハワイにいるときと日本にいるとき。
2つの地域で、エレベーターでの行動が変わるそうです。
ハワイでは、本田さんがエレベーターに乗ったときも「閉じる」ボタンを押さないそうです。
それは本田さんだけでなく、ハワイにいる人たちは誰も「閉じる」ボタンを押さないということなんですね。
でも、本田さんが日本にいるときはどうなるか。
エレベーターに乗ったときに「閉じる」ボタンを押してしまうそうなんです。
興味深い現象だと思いませんか?
本田さんは、その地域の人たちのマインドが影響しているのではないか、と分析されていました。
ですから、やる気を出したいときはやる気ある人たちが集まる場に行っていい影響を浴びてみよう、という内容だったんです。
たしかに、ハワイのゆったりした雰囲気の中でエレベーターの「閉じる」ボタンを連打している人を見たとしたらどうでしょうか。
イメージしてみると、なんだかこっけいですよね(笑)。
その場の雰囲気に合わない気がします。
ですから、誰もエレベーターの「閉じる」ボタンを押さないのでしょう。
でも、日本だと「閉じる」ボタン連打していても、そこまで違和感がないように感じるんです。
こうして考えてみると、やはり私たち日本人は何かに追い立てられているのかもしれません。
「早く早く!」という感じに。
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「早く早く!」と追い立てられていないかどうか
でも、よく考えてみましょう。
エレベーターのドアが閉まるまでの時間は、ほんの数秒ですよね。
私たちはその数秒が待てないほど、本当に予定が詰まっているんでしょうか・・・?
実際、いろんな物ごとのスピードが速くなっています。
私自身、頭の中で自分に「早く早く!」という言葉をくり返しているような気がします。
いつも誰かに「早く早く!」と言われているような気になる時もあります。
そうなると、エレベーターのドアが閉まるまで「待つ」ということだけのことが、とても苦しくなるんですよね。
それは私たちが現代のスピード感に慣れてしまったからでしょう。
たとえば、私は、インターネットの回線が少し遅くなっただけでイライラしてしまうようになりました。
Amazonで購入した商品が翌日に届かないと「遅いな」と思ってしまうこともあります。
LINEの返信がないだけで「なんかあったのかな?」と不安になることもあります。
そんなとき、思うんですよね。
自分自身が「現代のスピードに慣れつつも、そのスピード感にふり回されてるなあ」ということを。
私が子どもの頃はもう少し時間がゆっくりと流れていて、プロセスを楽しんでいた気がします。
それでも、やはりマインドは伝染するわけです。
つい閉じるボタンを押してしまい、数秒の時間を節約したくなるんですよね。
残念ながら、それが私たちの現実ではないでしょうか。
でも、ゆとりがないといいことがありません。
仕事でのミスが起きたりするのは、たいてい余裕がないときが多いのではないでしょうか。
私の例でも、余裕がないときに友人のFacebookにコメントを返信したらおざなりと思われてしまい、相手を傷つけたりしてしまったこともあります。。。
そんなミスを防ぐためにも「ささやかなゆとり」を持ちましょう。
そのほうが、アイデアやクリエイティブな発想にもつながるはずです。
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日常に「ささやかなゆとり」をつくる3つの方法
つい先ほど、エレベーターのドアが閉まる時間を測ってみました。
ものの6秒で閉まりました(もちろんエレベーターの種類によると思いますけれど)。
次に「閉じる」ボタンを押して計測。
「閉じる」ボタンを押しても、たったの3秒しか変わりませんでした(笑)。
私は、この3秒も待てないようになってしまっているんですね。。。
この気持ちですごしていたら、余裕は生まれないでしょう。
実際、クリエイターたちは気持ちのゆとりや時間の余白をつくるために、空白の時間をつくったり、散歩する時間を確保しています。
その時間で、アイデアやクリエイティブな発想を浮かべるわけです。
あなたは、マイクロソフト者の創業者ビル・ゲイツ氏の「Think Week(シンクウィーク)」をする習慣をご存じでしょうか。
ビル・ゲイツ氏はどれほど多忙であっても、定期的に長い休みをとって山荘に閉じこもっていたと言われています。
そこで読書や時間の余白をつくっていたんですね。
日々の激務から頭を切り離して情報を遮断して、ゆとりをとり戻すべく再充電していたのでしょう。
この休みをとることで、ビジネスの新しいアイデアを徹底的に考えていたはずです。
そこで生まれたアイデアが、マイクロソフト社の発展にいい影響を与えたのは間違いありません。
このような習慣、ぜひ私たちも取り入れてみたいものですよね。
とはいえ、私たちが急に1週間や10日も休みは取れないでしょう。
では、何をすればいいのでしょうか。
私のおすすめは日常に「ささやかなゆとり」をつくることです。
「閉じる」ボタンを押さない
本記事でもご紹介したように、エレベーターに乗ったとき、「閉じる」ボタンを押さないようにしてみるのはいかがでしょうか。
「閉じる」ボタンにのばしかけたら、その手を引っこめる。
意図した「ささやかなゆとり」を感じてみましょう。
赤信号を渡らない
赤信号を渡らないようにするのもいいと思います。
大きな道路は、みんな渡りません。
でも、小さな道路はけっこうな人が信号無視をしているんですよね。
ちょっとしたことですが「赤信号は渡ってはいけない」というルールを平気で無視するような人は、そのたびに自分に小さなダメージを与えていると言われています。
朝時間に瞑想をする
朝時間は余裕がない人が多いと思います。
でも、そんなときほど1分でいいので立ち止まって瞑想をしてみましょう。
この時間があるかどうかで、1日のコントロール感が変わります。
まとめ
追い立てられる前に、日常に自分が意図した「ささやかなゆとり」をつくりましょう。
「ささやかなゆとり」から、空を見上げて深呼吸するようなもうちょっと大きなゆとりが生まれます。
そのうちに、心にスペースができて日常の変化に気づける観察力がみにつきます。
そこから、あなたの生活に余裕が生まれてくるのを感じられるようになるはずです。
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■編集後記
昨日は、「ひとり戦略会議」を実施。
ありがたいことに新しいサービスが即日で満席となったので、資料を作成していました。
4月からのスタートが楽しみです。(^^)
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