気づきの習慣

途切れた習慣を再開する3つの対処法

投稿日:2023/11/19


「以前は習慣化できていたのに、一度途切れたら、なぜか再開できなくなってしまいました……。」

この悩み、
・早起き
・ダイエット
などで、よく見聞きします。

いったい何が原因なのでしょうか。
また、どうすれば再開できるのでしょうか。

「名作映画の続編」を例に、考えてみました。




 

名作映画の続編が1作目を超えられない理由

「名作映画の続編が、1作目を超えることは(ほとんど)無い」

そんな法則があると言われています。

1作目がヒット。
その結果、続編として2作目がつくられることがあります。

1作目のファンとしてはうれしいんですよね。
「またあの名作の続きが観られるんだ!」と。
期待値があがります。

ただ、実際に観てみると「1作目のほうが良かったな……。」と。
残念に感じるわけです。

この法則。
事実として証明されているわけでは無いんです。

ただ、「言われてみると、たしかにそうかも」。
そんな感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

もちろん、例外はあります。

洋画だと
・『ターミネーター2』
・『ダイ・ハード2』
・『ゴッドファーザー PART II』
など。

アニメなら
・『トイ・ストーリー2』
とか。

邦画は、個人的には
・『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』
ですね。

個行収入など、様々な評価軸はありますが、作品の質が高まっている点が評価されている作品があります。

さて、この
「名作映画の続編が、1作目を超えることは(ほとんど)無い」
という法則。

なぜ、こんな現象が起こってしまうんでしょうか。
そして、この法則は、なぜ習慣にも当てはまるのでしょうか。

 


 

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インパクトの強弱の問題をチェックする

結論からお伝えすると、
・インパクトの強さの問題
です。

映画の続編は、1作目のインパクトを超えられないことが多いんですね。

たとえば、『マトリックス』。
あの斬新な映像には、当時誰もが「すごい!」と衝撃を受けました。
私も「映像の世界に、新しいステージがやってきたな」と感じたんです。

・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
・『ハリー・ポッター』
・『ロード・オブ・ザ・リング』
でも、同じようなインパクトがありました。

その1作目の衝撃に比べると、やはり2作目以降はインパクトが薄れてしまうんですね。
続編ですから、基本的には同じパターンを踏襲する必要があるからです。

習慣も同じです。

新しい習慣に取り組んだときは、インパクトが強いんです。

早起きなら「1時間早起きすると、1日の長さがこんなに変わるんだ!」という感じです。
その衝撃が大きければ、「明日も早起きしよう」と思えます。

そのような効果を味わい、ポジティブな感情が続けば、習慣も続くんですね。

では、一度途切れてしまったときに、続かなくなる原因は何なのでしょうか。

これは反対に、
・インパクトの弱さの問題
なんです。

再開するときは、習慣に最初に取り組んだときのようなインパクトがありません。
そのため、「最初のほうが、楽しかったな……。」と感じるんですね。

飽きてきたり、マンネリになる感覚です。

ゲームも同じですよね。
すでにクリアしたステージを何度もクリアすると、飽きてくるみたいに。

では、どうすればいいのでしょうか。

 

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途切れた習慣を再開する3つの対処法

習慣を再起動できなくなったら、次の3つの変化を試してみましょう。

 

1:理由を変える

対策の1つ目は、
・理由を変える
です。

たとえば、早起き。
再開できなくなるときは、早起きに対する理由が変わっていることがあります。

連続記録が続いていた緊張感が途切れたとか。
あるいは、早起きしてランニングしていたけれど、レースが終わってモチベーションがダウンしたとか。

この状態で再開しようとすると、うまくいかなかったりします。
早起きするための理由が足りなくなっているからです。

ですから、早起きするための新しい理由をあらためて設定することが大事です。
私は、コロナ禍で早起きの成功率が下がったとき、朝活のファシリーテーターの役割を手に入れました。

こうして、「自分以外の人たちのために早起きする」という新しい理由がつくれたんです。
親が子どもにお弁当をつくるようになることと同じですね。

理由が強くなれば、習慣へのインパクトが変わります。

 

2:難易度を変える

2つ目は、
・難易度を変える
です。

早起きなら、今まで6時に起きていたところを5時45分に設定してみましょう。
15分でも早まると、難易度がちょっと上がります。

難易度が上がれば、早起きへの新しい攻略法を考えます。
今までとは異なるアプローチの工夫を求められるわけです。

それが新しい負荷となり、インパクトを強めます。
その工夫やインパクトがつくり出せれば、早起きの再起動がうまくいきます。

ゲームの難易度を自分で上げるイメージですね。

 

3:環境を変える

3つ目は、
・環境を変える
です。

環境が、人の行動をつくります。

ですから、今のあなたの環境の中で、習慣の再起動が困難になっているとすれば、いじるべき変数は環境です。

たとえば、1人で続かなくなっているとしたら、友人を誘って早起き習慣化に取り組んでみる。

または、「習慣化オンラインサロン」のような環境に入り、早起きに投資をする。
そのような環境に入ることで出会う人たちが変われば、早起きへのモチベーションも変わります。

そのようにして環境を変えれば、習慣にも新しいインパクトをもたらします。

 

まとめ

「名作映画の続編が、1作目を超えることは(ほとんど)無い」

この法則と同じように、習慣の再起動を成功させるためには、
・インパクトの強弱の調整が必要
です。

あなたの習慣化への取り組みとして、続編を1作目よりおもしろくするための工夫が必要だということなのです。

あなたの習慣を再起動するためのヒントになればうれしいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

7時から1週間のふり返りと計画。
8時から「習慣化オンラインサロン」スタッフミーティング。
9時からブログ部の部会でした。

午後はオフ。

ランチは、家族で中華に。
そのあと買い物へ。

夜はテレビを観ながら、
家族団らんの時間をすごせました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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