昨日で、結婚が19年目を迎えました。
その歴史は、常に「期待と現実のズレ」の調整のプロセスでもあったように感じています。
夫婦の関係に悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
「期待と現実のズレ」が感情を乱す
結婚をすると、「夫婦」という人間関係ができます。
その人間関係を良好な状態で続けていくための重要なポイントは、
・「期待と現実のズレ」を小さくしていくこと
なのではないかと考えています。
「もっとちゃんとやってくれると思っていたのに、期待はずれだったな、、、」という「期待と現実のズレ」。
「当然家事を終わらせてくれていると思っていたのに、なんでやってくれてなかったんだろう、、、」という「期待と現実のズレ」。
「もっと家族のことを考えてくれる人だと思ったのに、そうでもなかったな、、、」という「期待と現実のズレ」。
こんな風に「期待と現実のズレ」が生じると、私たちは感情を乱されます。
もちろん、「期待と現実のズレ」は、サプライズのような喜びや思いがけない楽しみにもあります。
ただ、日常的に味わうのは、
・怒り
・悲しみ
・さみしさ
などといった、どちらかというとネガティブな感情ではないでしょうか。
私たちは、どうしてもほかの人に期待してしまう生き物です。
それは配偶者という相手だけでなく、お客さまに対しても、会社に対しても、世の中に対しても、そして、自分に対しても。
その期待に反した現実が目の前にやってくると「こんなはずじゃなかったのに・・・」という気持になるんですよね。
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期待+「当たり前」か、期待+「ありがたい」か
それなら、期待しない生き方というのはどうでしょうか。
期待しなければ、がっかりすることはありませんよね。
でも、期待をするからこそ、行動することって多いと思うのです。
「きっと楽しい時間をすごせる」と思うから、デートに行きます。
「きっとより良い人生になる」と思うから、結婚をします。
「きっともっと幸せになれる」と思うから、夫婦生活を続けるわけです。
そう、私たちにとって「期待する」というのは、とても自然なことなんですね。
やはり、期待がまったくない人生だとしたら、それはさみしすぎます。
ですから、期待していいのです。
ただし、「期待と現実のズレ」が生じたときにも落ち込みすぎなければ大丈夫なはずです。
つまり、
・少しの「期待と現実のズレ」でイライラしてしまう人になってしまうのか?
それとも、
・大きな「期待と現実のズレ」があったとしても、おだやかでいられる人になるのか?
ここに分岐点があります。
では、どうすればいいのでしょうか。
ここで、以前、池田貴将さんのセミナーで教えていただいた感情の公式をご紹介しますね。
その公式は、
期待+「当たり前」ばかり=イライラしやすい
期待+「ありがたい」が多い=おだやかでいられる
というものです。
要は、その人にとっての「当たり前」について「期待と現実のズレ」があると、イライラしやすいのです。
「当然こうなると思っていたのに」という風に。
一方で、「期待と現実のズレ」があっても、「ありがたい」と思えればおだやかでいられるわけですね。
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「当たり前」を「ありがたい」に変える3つの習慣
私たちが「当たり前」と思っていることは、本当に「当たり前」なのでしょうか。
本来は「ありがたい」ものなのではないでしょうか。
風邪をひいたときに、健康のありがたみを感じるのと同じですね。
小説や映画でも、このテーマはよく扱われます。
それくらい、私たちは「ありがたい」ことを「当たり前」と感じてしまうのです。
私が見てきた方々でも、感情が不安定な人や人間関係がうまく言っていない人は「当たり前」と思っていることが多いように感じます。
私も、以前は妻に「当たり前」を押しつけていました。
・妻が食事をつくってくれるのは「当たり前」
・妻が家で子どもたちのことを見てくれているのは「当たり前」
・妻が家事をやってくれるのは「当たり前」
そんなことを無意識に思い込んでいたのですね。
ですから、10年前は夫婦での小競り合いがありました。(^_^;)
でも、それが変化したのは、
・「当たり前」が、「ありがたい」にシフトしたとき
です。
・妻が食事をつくってくれて「ありがたい」
・妻が家で子どもたちのことを見てくれて「ありがたい」
・妻が家事をやってくれて「ありがたい」
私がそう思えるようになると、妻との関係性も変化しました。
今は小競り合いはゼロではありませんが(笑)、激減しています。
では、その変化を起こすために私が取り組んできた(取り組んでいる)習慣を3つお伝えしたいと思います。
1:感謝日記を書く
1日の終わりに、感謝できることを3つから5つ書き出してみましょう。
どんな小さなことでもいいです。
まずは、身近な家族でやってみるのがおすすめです。
家族の良い面を見つけようと思って生活すれば、日常が変わると思います。
感謝は、最強の感情です。
2:相手の行動に愛情を結びつける
相手が自分のためにやってくれていることに対して、「愛情」という感情を結びつけるようにしてみましょう。
先に述べた例でいうと、
・妻が食事をつくってくれるときはいつも、妻の愛情を感じる
というように。
こうすれば、食事をつくってくれたときに毎回愛情を感じられますよね。
やってみると、1日の中で、自分のためにやってくれていることが多いことに驚くはずです。
3:マジックワードを口にする
マジックワードとは、そのまま「魔法の言葉」。
要は、
・それを口にすることで、相手を受けとめられるようになる言葉をつくる
ということです。
私のマジックワードは、
「そういうところも、かわいいよなぁ」
です。
このマジックワードをひとつ持っておくだけで、イライラは驚くほど減りました。
まとめ
あなたが今の人生で「当たり前」としてとらえていることで、何かを見失っていることがあるかもしれません。
そう思ってしまったら、ぜひ視点を変えて「ありがたい」と反転させてみましょう。
きっと、あなたの心の余裕度が高まるはずです。
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■編集後記
昨日は、結婚記念日でした。
そのため、夕食は家族で地元のうなぎ屋でお祝いをしました。
こういう私に(笑)、18年間もつきあってくれた妻に感謝ですね。
結婚19年目もさらに楽しんでいこうと思います。(^_^)
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