「あなたにとって、習慣化とは何か?」
じつにシンプルな質問です。
先日、友人からその問いをたてられたとき、、、私はとまどいました。
シンプルなものには深みがありますが、質問も同じなのですよね。
シンプルな質問を使って、あなたの重要な価値観を深める方法を記事にいたします。
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自分にとって重要なテーマを言語化するのは難しい
「あなたにとって、習慣化とは何か?」
その質問に対して、私がパッと思い浮かんだのは、
「習慣化とは、人生のタペストリーである」
という言葉でした。
タペストリーとは織物。
細かい色彩があり、それらが編み上がって1つの大きなタペストリーになる。
習慣とは、まさに小さなことの積み重ねでもあり、完成したとき(人生を終えるとき)に、1つの完成品になっているようなイメージです。
次に、もう1つ思い浮かんだのは、
「習慣化とは、絵画である」
という表現です。
生まれたころの私たちは、頭も心もすべて真っ白です。
白いキャンバスなのです。
生きていくうちに、そのキャンバスはさまざまな絵の具がのっていきます。
イメージとしては油絵です。
最初に塗った色も、上塗りすることで隠すことができる。
ただ、それは表面的には隠れているけれども、キャンバスにはしっかり残っている。
それが、自分でも知らないうちに忘れてしまったり、あえて見ないようになっていくような感じですね。
我ながら「なかなか良いたとえだなぁ」と思ってしまいました(笑)。
テーマにおける自分のバイブルを読み解く
その後、私にとっての習慣化のバイブル本を読みました。
一度、「私にとって習慣化とは?」という問いを考えたあと、その問いをもってさらに「習慣化」というテーマでの自分の教科書とも言えるを読み解いてみたのです。
すると、読書に求めるレイヤーがあきらかに一段階深まりました。
そのようにしてバイブルを読み終えた結果、あらためて「私にとって習慣化とは?」を考えてみました。
やがて出てきた表現は、以下のとおりです。
私にとって習慣化とは、自分欲求を満たす感情とともに、自らのありたい姿に向かって行動し続けることである
という表現に変わりました。
いかがでしょうか。
最初に思い浮かんだ、
習慣化とは、人生のタペストリーである
習慣化とは、絵画である
とはかなり異なる表現となりましたよね。
また、私の想いがつまった単語が散りばめられた文章となりました。
「問う→バイブル(教科書)→あらためて問う」の3つのプロセスで問いを考える
これから私は、コーチングやセミナーで、
習慣化とは、自分欲求を満たす感情とともに、自らのありたい姿に向かって行動し続けること
という言葉を持って習慣化を語ることとなります。
想いの伝わる、オリジナルの表現を生み出すことができたのは嬉しいです。
あなたも、自分の言葉で重要なテーマをひと言で表現してみることにトライしてみてはいかがでしょうか?
やりかたはシンプルで、以下の3ステップです。
(1)「私にとって○○とは?」という問いをたてて、その時点で考えた言葉を考える
(2)そのあとに、その問いを持ってテーマに関する本をさらっと読んでみる
(3)読後に、あらためて「私にとって○○とは?」という問いを考える
あなたにとっても、大切にしている言葉や価値観があるはずです。
たとえば、
・私にとって幸せとは?
・私にとって仕事とは?
・私にとって家庭とは?
などですね。
そのような要素について、上記の3ステップを実行して、あなたの考えを深化・進化させてみましょう。
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■編集後記
今回の「あなたにとって、習慣化とは何か?」という問いから、私の習慣化の師匠のデビュー作を読みました。
私の習慣化のバイブルであり、教科書です。
習慣化を体系的に学びたいかたにはおすすめです。(^_^)
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