コミュニケーションの習慣

プロコーチは受験生にどのように接するのか?私が活用している言葉がけ3選。

投稿日:2016/11/02


会社や組織だけでなく、家庭でもコーチングのアプローチは機能します。

私が活用しているのは、一方的に責めたてる叱りかたや押しつけではなく、前向きに一歩を踏み出せるような姿勢をつくりだすことです。

そのような質問や声がけについてご紹介いたします。

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受験生の多様な日々には親のケアはやはり必要

高校受験を控えた息子は、かなり勉強の予定が詰まった日々をすごしています。

塾の課題や受験に向けたカリキュラムなど、学校の通常の宿題や試験対策以外にもやることがてんこ盛りです。

しかも毎週末は模擬試験や英検などの試験や学校見学にも行っています。

正直、時間管理を学んでいない中学生がこなせるボリュームではないと思っています(個人的には)。

正しいことを、きっちりやれば大丈夫。

親も子どももそれはわかっているのですが、それができれば苦労はしませんよね。

ここで大事なのは、親の態度と声がけだと考えています。

 

子どものやる気をそがないための3つの質問

普段、私が息子に対して使っている質問や言葉がけで、すぐに使えそうなものを3つ選んでみました。

 

1:「がんばってね!」と言わずに、「応援してるよ!」と言う

プロコーチでも、クライアントを応援する意味で「がんばってください!」という言葉を使う人は多いです。

しかし、私は「がんばってください!」という言葉を使わないようにしています。

そのかわりに、私は息子が自宅を出る前に「応援してるよ!」と言います。

理由は、「がんばってください!」という言葉が、どこか突き放したような一方的な語感なのです。

乱暴に言うと、、、

・(あなたは)「がんばってください!」

・(私は)「がんばりませんけどね」

というようなニュアンスを感じるわけです。

また、実際に私が息子に言われたのですが、自信がないときに「がんばってね!」と言われるとプレッシャーに感じるのですよね。

そういう意味では、「一緒にがんばりましょう!」という声かけは良いかもしれませんね(書きながら思いつきましたが)。

 

2:「なんでできないのか?」と言わずに、「何があったらできる?」とたずねる

先述のように大量の学習タスクに追われている息子は、残念ながらこなしきれない課題も出てくるものです。

そのようなとき、私が「なぜ、できないの?」と責めるように聞いたらどうなるでしょうか。

親が「同じ失敗をして欲しくない」という心配する感情から話していたとしても、息子は「自分ができなかったから責められている」という気持になるでしょう。

そうなると、本音で話すどころか、萎縮してしまうはずです。

心が萎縮してしまっていたら、改善しようという気もなくなります。

そうなると改善のアドバイスも届きません。

そこで、「なぜ」ではなく、「なに」に焦点をあてるのです。

要は「何があったらできる?」と尋ねるのです。

「なに」にフォーカスすることで、問題解決に視点がうつりますので「責める」ことから離れます。

結果、具体案が出てくるのですね。

息子が答えたのは「最高の自習室」だったので、実現はしていませんが・・・でも、それを言ったとたん「いや、それは無理か」と気づきました(笑)。

 

3:「うまくいかなかった・・・」と言ったら、「できているところはどこ?」と質問する

もどってきた模擬試験の回答用紙をみるとわかるのですが、人とは不思議なもので「どこがバツだったのか」という点にフォーカスしてしまうのです。

9割以上とっていたとしても、「ここがバツだったんだな」と思ってしまいます。(^_^;)

そして、これは息子本人も同じです。

ただ、これを続けてしまうのはNGです。

なぜなら、できなかったポイントを見てしまうと、「自分はできない」という自己否定を植えつけてしまうからです。

これは、大人にも多いのですが、完璧主義の傾向にある人ほどできなかった部分をみてしまうのです。

だからこそ、親から「できているところ、クリアしている部分」をきいてあげるのです。

するとできている部分に視点がいくので、自信を取り戻すのです。

 

旧来のやりかたが通じなければ、親こそが学ぶべき

14歳の息子の考えかたは、私たち親世代の思考とずれている部分はあります。

だからこそ、私たちが教えられたようなやりかたを押しつけたとして、うまくいかないだろうと考えています。

現代の子どもたちの思考の傾向をよみとろうと試みること。

そのようにして、今までのやりかたでうまくいかないことがわかれば、親自身が学び、成長をするしかありません。

正攻法で一方的に話すのではなく、効果的なアプローチがわかるまで親が引き出しを増やし続けましょう。

 

実際、私は親こそがそうした努力をしていくことが必要だと考えています。
(そのような努力をしないで、子どもに一方的に「勉強しなさい」ばかり言っているだけの親が多いように感じます)

私がコーチングを学んだのは、子どもにも良い影響があるだろうと思った部分もあるのですが、ここにきて役立っています。

親も学び続ける、その姿を見た子どもも学び続ける。

それを楽しんでいけるような親子関係を、親が率先してつくっていくことが理想ですね。(^_^)

 

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■編集後記

昨日は、新たに関わる習慣化プログラムの打合せ。

私自身も、新しい分野へのチャレンジとなります。

今まで以上に緊張感を感じていますが、ワクワクも感じているところです。(^_^)

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