「モチベーションの4段階レベル」と心理学の「学習の4段階レベル」。
2つの段階説に共通性を発見しました。
モチベーションのアップダウンは天気のようなもの
「モチベーションが低くて行動できません……」
「どうもやる気が出なくて困っています……」
そんなお悩みをよく聞きます。
確かに、ありますよね。
私がコーチングセッションなどで「やる気がない」と聞かれたときは、「人の心は天気のようなものなので、大丈夫ですよ」と答えます。
誰もが常に「元気100倍」なわけはありませんものね。
やる気がみなぎっている快晴の日がある。
何となく重たい気分になるくもりの日もある。
「今日は嫌なことがあったなぁ…」と思う雨のような日もある。
それが人の気持ちです。
自然なことなんです。
昨日開催した「早起き完全マスタープログラム」セミナーでも、やる気のアップダウンに困ったという声がありました。
たしかに、早起きに慣れるまでは、それなりにモチベーションは必要です。
夜ふかしのクセがある人は、「明日は早起きするぞ!」という意気込みがないと、ズルズルと夜ふかししてしまうからです。
ですから「気づいたら自然に早起きしてました」とは、なかなかなりません。
むしろ、それができていたらナチュラル早起きニストか早起き習慣化が定着している人です。
そのような方は「早起きマスター」には参加しないわけです。
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「モチベーションの4段階レベル」と「学習の4段階レベル」の共通性
私たちのモチベーション(やる気)には、4つの段階があります。
その段階とは、
(1)テンション
(2)モチベーション
(3)ウィルパワー
(4)ルーティン
です。
同じ行動をするのであっても、下の段階にいくにつれて、注ぐエネルギーがどんどん少なくなっていきます。
早起き習慣化で、モチベーションの推移を考えてみましょう。
(1)テンション
1つ目の「(1)テンション」の段階は、「知らないし、できない」です。
「よっしゃ!いっちょ早起き習慣化、やってやりますよ!」という段階。
だいたい、始めるときは気合があるんですよね(笑)。
ただ、この状態は、心理学的に難しく言うと「無意識的無能」の状態です。
分解すると、
・無意識的(知らないし)
・無能(できない)
なので、
「そもそも早起きしようと思っていないし、早起きのやり方さえわかっていない」状態です。
ですから、何回か早起きに失敗すると「やっぱり無理だな……」と挫折するんですね。
(2)モチベーション
2つ目の「(2)モチベーション」の段階は、「知っているけど、できない」です。
早起きに興味が出てきて、早起きする方法を本やセミナーで学んだ、という段階ですね。
「モチベーションがあれば、早起きできる」という状態。
ただ、やり方を知っていても、できないんですね。
早起きなら、
・仕事で長時間残業になる
・だらだらスマホで夜ふかしになる
・飲み会に誘われる
など、早起きを妨げる敵もやってきます。
「おかしいな、、、やる気があればたまにできるんだけどな」という感じですね。
この状態を、「有意識的無能」と呼びます。
分解すると、
・有意識的(知っているけど)
・無能(できない)
です。
この段階では、モチベーションが頼みの綱。
ですから、モチベーションがフェードアウトしてしまえば、早起きへの取り組みもフェードアウトしてしまいます。
(3)ウィルパワー
3つ目の「(3)ウィルパワー」の段階は、「考えると、できる」です。
この段階になると、テンションやモチベーションに頼る段階を乗り越えます。
やる気がなくても早起きできるように環境を整えたり、ツールを活用することで早起きが続くようになってくるフェーズです。
たとえば、早起きなら、
・起きた時間をコーチにメールする
・起きたら朝活のZoomにつなぐ
・早寝するための段取りを整える
という環境をつくれば、早起きが成功するようになります。
「意識して前夜から夕食を早目に食べて、早起きの準備をすれば、早起きの確率が高まってきたな」と実感できる段階ですね。
この段階は「意識的有能」です。
分解すると、
・意識的(考えると)
・有能(できる)
です。
失敗の段階を経ているので、「スマホのアラームだけだと、二度寝してしまうから、寝室の外に目覚まし時計を3つ置こう」というふうに考えることができます。
そのため、意識して早寝をして、目覚めのタイミングも工夫している。
結果として、早起きの成功確率が格段に上がるわけです。
(4)ルーティン
4つ目の「(4)ルーティン」の段階は「考えなくても、できる」です。
まさに「習慣化」として目指したい段階ですね。
脳内に「けもの道」ができた段階です。
習慣形成とは、あなたの脳内に「けもの道」をつくること | 【良習慣の力!】ブログ
あなたの中に早起きの「回路」が通ったレベル。
この状態が「無意識的有能」です。
分解すると、
・無意識的(考えなくても)
・有能(できる)
です。
ライフスタイルとして定着している感覚ですね。
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習慣化のキモは「モチベーション」から「ウィルパワー」への移行
ポイントは、
(2)モチベーション
(3)ウィルパワー
の段階です。
いかにして(2)から(3)の段階に移れるか。
ここが「習慣化のキモ」なんですね。
ここに深い谷があります。
もっと言うと「断絶」があるんです。
この
(2)「知っているけど、できない」(有意識的無能)
から、
(3)「考えると、できる」(意識的有能)
まで。
ここを乗り越えるためには、モチベーションが必要です。
困難もあります。
でも、あきらめずに続けるスタンスで進みましょう。
とにかく続ける「七転び八起き」マインドで。
やる気に火をつけるコツは、
・とにかく始める
・4分間やってみる
です。
ぜひ、取り組んでみましょう。
先のばし撃退に効果的。「モチベーションアップの7つのステップ」 と「ズーニンの初動4分間の法則」のコンビ。 | 【良習慣の力!】ブログ
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
7時からセミナーのスライドづくり。
7時30分から10時すぎまで「早起き完全マスタープログラム」セミナーを開催。
第6期の最後の集合プログラムでした。
10時15分から11時までコーチングセッション。
午後にブログを書いて、家族で食器棚を買いにいきました。
昨日は父の日ということで、妻が私が好みそうなお店(やきとん・笑)を見つけてくれて、息子が予約をしてくれていました(感激です)。
さすが、味も雰囲気も抜群でした!(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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