こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
失敗しても、その後に何も改善しない。
できるだけ避けたいなと思います。
なぜなら、改善しようとしないと、同じミスをくり返してしまうからです。
その意味で、自分を省みることはおすすめです。
失敗を分析する指針として、5つほどポイントを持ってみましょう。
数々の失敗の上に現在がある
これまでの人生で設定してきた目標の数々。
達成した目標もあれば、いつの間にか忘れ去られていた目標もあります(笑)
ただ、過去になし得なかった目標は、現在の自分ならできることもあります。
私も、リタイアしたトライアスロンのレースで再戦を目指しているところです。
目標に失敗したとき。
私は、あまり大げさにショックを受けないほうがいいと思うタイプです。
反省しすぎると、次の動き出しが遅くなるからです。
大事なのはサッとふり返りをして、リスタートしていくほうが重要だと考えています。
好プレーも良習慣も「リスタート」から生まれる | 【良習慣の力!】ブログ
ただ、せっかくふり返りの時間をとったのに、やみくもにやってしまうと効果は半減。
それよりは、指針を持ったほうがいいなと。
そこで活用しているのが「目標が未達になる5つの要因」です。
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目標が未達になる5つの要因
「目標が未達になる5つの要因」は、次の5つです。
最近、あなたが「目標に届かなかったな」という事例はあるでしょうか。
できれば、その体験を思い出しながらチェックしてみましょう。
1:目標が難しすぎた
設定した目標そのものが、今の自分には難しかったケースです。
ゴールと現在地を正しく見据えていないと、ギャップを割り出すのは難しくなります。
そうなれば、難易度が高くなりますよね。
ただ、自分の現在地をはっきりさせるのってつらかったりします。
ですから、そのまま走り出してしまう。
すると、「ゴールまでこんなに距離があったのか……。」となってしまいます。
「平凡な会社員が3ヶ月の副業で100万円!!!」みたいな広告を見かけますが……。
それまでに何も準備していなければ、相当な難易度のはずです。
2:目標への納得度が不十分だった
目標を設定したけれど、心から望んだ目標じゃないときがあります。
わかりやすいのは、影響力がある人たちの「今の時代、これくらいできるようになっておかないとマズいですよ」みたいな意見。
自分で見つけた目標ではないので、納得仕切れていない場合があるんです。
目標達成までの長い道のり。
納得度が低ければ、困難の連続に耐えられません。
私自身、簿記や英語はまさにこれ。
2つとも離れました。
膨大な時間をかけましたが……。
3:目標に対する方法が違っていた
目標達成は、スキルです。
なぜなら、ほかの誰かが実現している場合が多いからです。
それらのノウハウは、本やセミナーなどから学べます。
ただ、自分がまったく同じようにできるかといわれると、なかなか難しいんですよね。
ですから、アレンジしたりすると、正しいルートから外れてしまうのです。
だからこそ「自分が置かれた状況での最適解」を出す必要があります。
これが、簡単ではなかったりします。
高校野球で「甲子園出場を目指す!」と言いながら、サッカーの練習をがんばってしまうみたいに。
4:目標達成後の報酬があいまいだった
「このしんどい状況を乗り切れば、未来に必ず良いことがある!」
それを確信できれば、私たちは相当程度がんばれるものです。
ただ、その報酬があいまいだと「これをやってても、意味があるのかな……。」と不安になります。
短期的な報酬だったら、すぐにわかります。
ただ、目標が中長期の場合、得られるメリットをはっきりさせておくのは、継続に役立ちます。
車の教習所を卒業すれば、車を自分で運転できる自由が得られる。
そのメリットがわかりやすいので、お金と時間を投資できるわけです。
5:目標到達への行動量が足りなかった
これはわかりやすいですね。
目標を達成するためには、一定以上の行動量が必要。
その量に満たなければ、目標にも満たないわけです。
5キロしか走れないランナーが、フルマラソンに挑む。
それなりの期間を準備して、月間100キロくらいの量を走り込む必要があると思います。
絶対的な行動量が、必要になってくるんですよね。
不足していれば、完走はおぼつかないはずです。
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失敗の要因を分析すれば前進できる
さて、あなたの最近の事例は、5つのうちどれに当てはまるでしょうか。
単に「何でダメだったんだろう?」と思うのだと、物足りない感じはないでしょうか。
私は、そうだったんですよね。
ですから、「目標が未達になる5つの要因」のどれに当てはまる失敗なのか考えるようにしています。
たいていの場合、複数の要因が組み合わせだったりしますが。
それに気づけたのも、5つの指針があるからだなと。
これは、私自身だけでなく、コーチングセッションや「良習慣塾」のふり返りにも取り入れているポイントです。
※現在(2025年3月29日時点)、2025年度4月スタートの募集を開始しています。
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失敗するたびに、この5つの要因の分析をくり返していけば、壁を乗り越えられるはずですから。
私自身も、少しずつ壁をよじ登っている最中です。
あなたの失敗へのリベンジに活用してみましょう。
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■編集後記
昨日は、早朝6時から始まり、「良習慣塾」個別相談が2件ありました。
2名の方々に、当日の入会を即断即決していただけました。
本当にありがたい限り。
そして、新たな個別相談も2件入りました。
こちらも感謝です。
さらに、前日に個別相談した方からも、無事にご入会の決断あり。
こうして、日々、仲間が増えていく喜び。
これは、人生で味わいたい幸せの1つですね。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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