人が思わず行動したくなるコンテンツには「構造」があります。
コンテンツをアウトプットするなら、自分が好む「型」を増やしましょう。
「人を動かす」コンテンツとは?
「思わずやってみたくなりました!」
ブログを書いたり、セミナーを開催したり、コーチングセッションをやったり。
そんな仕事をしていると、相手の方にそう言っていただけることがあります。
自分が伝えているコンテンツが、相手を思わず動かしてしまう。
これって最高ですよね。
実は最近、私自身が反対の立場になりました。
つまり、私がコンテンツにふれるうちに、思わず動きたくなってしまったんですね。
それは何だったのか。
水泳のスキルを教えてくれるYouTubeなんです。
最初の出会いは、何となく目に入った動画。
8分間くらいです。
その動画をチラ見するくらいでした。
それが、動画が進むうちに、「ふむふむ……。なるほど!そうやればいいのか!」という感情になってきたんです。
私自身は、コンテンツに動かされた感じはまったくありません。
私は自主的に動きたくなったんです。
「思わずやってみたくなりました!」と。
要は、そのYouTube動画は、優れたコンテンツだということですね。
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「人を動かす」コンテンツの5つの構造
そこで、さっそく分析してみました。
アウトプットする立場としては、すばらしい研究素材ですからね。
分析した結果、水泳のコンテンツは、5つの構造でつくられていることがわかりました。
それは、
1:導入
2:テーマ設定
3:悪い例
4:良い例(お手本)
5:トレーニング方法
という構成です。
どんな流れになっているかご紹介しますね。
1:導入
1つ目は、
・導入
です。
まずは講師の方の自己紹介。
そのあとに「そうそう、最近こんなことがあったんですけどね」と話し始めます。
とても自然なんですよね。
最後にクスッと笑えるオチ。
見ている人をポジティブな感情にします。
感情のセットアップをするわけです。
セミナーやコーチングセッションでいえば「アイスブレイク」と言われます。
2:テーマ設定
2つ目は、
・テーマ設定
です。
導入から、これまた自然に今日のテーマに入ります。
キーワードがつながっていたり、オチからの流れになっているんです。
自然な流れとポジティブな感情とともに。
そこで「今日はクロールの上達法についてお話します」と入るわけです。
ブログやセミナーなら「今日はこんな内容をご紹介します」という感じですね。
3:悪い事例
3つ目は、
・悪い事例
です。
クロールのやり方で、NG例をご紹介します。
これを見ていると「あ……。これ俺もやってるな(汗)」と思いあたります。
いわゆる「あるある」の事例を出すわけです。
ブログやセミナーでいえば「あなたは、こんな失敗をしていませんか?」という部分です。
ここで、見ている人が「自分ごと」になるんですね。
4:良い例(お手本)
4つ目は、
・良い例(お手本)
です。
悪い例のあとに、講師の方がお手本の泳ぎを見せてくれます。
すると、ギャップの大きさに気づきます。
見ているほうとしては「なるほど、これやればいいのか!」と驚くんですよね。
同時に「うまい……。自分もこれやってみたいな。」という気持ちも起きます。
ブログやセミナーだったら、講師の方の成功体験や解決方法の提示の部分にあたります。
「こうやれば、あなたの課題が解決するはずです」と。
5:トレーニング方法
5つ目は、
・トレーニング方法
です。
ここがポイントですね。
とても親切で、やり方が具体的なんです。
しかも、初心者でもOK。
ベビーステップから取り組める。
小さな行動にかみ砕いて、目の前に差し出されるわけです。
見ている私は「この方法なら、自分のレベルでもできそうだな」と思えるんですね。
だからこそ、私は、
「思わずやってみたくなりました!」
と感じたのです。
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「人を動かす」ブログを書く方法
私なら、この5つのステップを活用して、
「ブログを書いて読者に行動を起こしてもらう方法」
というテーマで記事を書きたいですね。
まずは、
・1:導入
として「YouTubeの動画を見てスイムに行きたくなったんですよね」と入ります。
次に
・2:テーマ設定
は、「ブログを書いて読者に行動を起こしてもらう方法」ですね。
そうして、
・3:悪い例
として、ブログを書いても読者の反応が薄くなるような、自分の失敗事例を書きます。
反対例として、
・4:良い例(お手本)
をご紹介します。
「この5つのステップで記事を書けば、読者が行動したくなるんです」と。
実際、私が動きたくなった体験談も載せると説得力が増します。
最後の
・5:トレーニング方法
は、
「5つのステップを意識してブログ記事を書いてみましょう」
と促します。
そのような形で提案し、読者の人が5つの構成を意識してブログを書いていただけたら「人を動かす」記事が書けたことになるんですね。
そして、タネ明かしです。
じつはこの記事こそ、今日ご紹介した5つのステップを意識して書いてみました。(笑)
もし、あなたが「ブログが書けなくて困っている」なら、今日ご紹介した5つの構成でブログを書いてみましょう。
書く時間も短くなりますし、構成的にも質が担保された記事になるはずです(応援しています)。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
夜はセミナーの準備でした。
それにしても、昨日は想定外にブログに手間取り、かなり時間がかってしまいました……。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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