早起きの習慣 良習慣の習慣

自然科学の「知識を得るための5つのステップ」を習慣化に適用する

投稿日:2020/08/14


人間も自然の中で生活する生き物です。

ですから、自然界の法則は私たちにも有効なものなのです。




 

自然科学の「知識を得るための5つのステップ」

自然科学の分野には「知識を得るための5つのステップ」というものがあるそうです。

そのステップは、

ステップ1:観察

ステップ2:実験

ステップ3:分類

ステップ4:推論

ステップ5:知識

です。

この5つのステップを踏んだものが、はじめて知識となるわけです。

この構造、習慣化にもばっちりあてはまります。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





習慣の知識を得るための5つのステップを考える

具体的な事例で考えてみましょう。

「早起きを習慣化したい」というテーマにしてみます。

 

ステップ1:観察

まずは「観察」。

現状を把握することが基本ですよね。

早起きを習慣化するときも同じです。

具体的には記録することです。

何時に寝たのか。

何時に起きたのか。

睡眠時間は何時なのか。

睡眠は足りているのか。

あなたのそのような現状を観察すること。

それがスタート地点です。

 

ステップ2:実験

次は「実験」(私の好きな言葉です)。

早起き習慣化で鍵になるのは、「早起きできるようになるための要因をつくる」こと。

なぜなら、早起きはあくまでも「結果」。

「原因と結果の法則」に照らし合わせていけば、望む結果のために原因をつくる必要があるわけです。

そのためには実験が必要。

最初から正解がわかっていたら、早起きで苦労はしていないはずですから。

理想の起床時間に向けた有効な行動はどんな行動なのか?

夜ふかしをやめる。

夕方以降のカフェインを控える。

寝る前のビールは1本までにする。

夕食はごはんを抜く。

翌朝ほかの人と早起きの約束をする。

そのような実験をしながら答えを探すのです。

 

ステップ3:分類

3つ目は「分類」。

ここで、

・実行して効果があった行動は何か?

・あまり意味がなかった行動や苦しかった行動は何か?

という分類をします。

そうして、有効な行動だけを残していくわけです。

有効な行動やルールは残していきましょう。

そうすれば、効果を感じられなかった行動を手放せます。

そのようにして行動を分類するわけですね。

ここは、少しずつわかってくるところです。

 

ステップ4:推論

4つ目は「推論」。

ここで狙いたいのは、センターピン行動です。

早起きを成功させるために、本当に必要な行動は何か?

それをたったひとつしぼり込むわけです。

これも最初から正解がわかるわけではありません。

仮説をたてて「これかな?」とか「これかも?」といったように仮説をたてるのです。

その「推論」が、ばっちりハマったときは最高の気分を味わえます。

これは、ひとつの鍵穴にいくつもの鍵を差し込んでいってようやく「カチリ」とはまる。

あの快感です。

 

ステップ5:知識

最後は「知識」です。

4つ目のステップを踏んで残っているものがあれば、それは宝物。

確実にあなたの「早起きに有効な知識」になるからです。

それを武器にする。

そうしてくり返して武器を磨いていけば、あなたが朝に勝利する確立は高まるでしょう。

このようにして、5つのステップを踏んだ知識を得ていけばいくほど、習慣化の成功確率が高まるわけです。

 


■スポンサーリンク




自分にとっての正しさを見つけるためにステップを踏む

自然科学では、この5つのステップをひとつとして欠かすことはないそうです。

たとえば、最初の「観察」というステップがなければ、現状がわかりませんよね。

現状がわからないのは、スタート地点がわからないのと同じです。

そうなってしまったら、いくらステップを踏んでもゴールにたどりつきません。

マラソンでいえば、ひとりだけ違うスタート地点から走り出してしまっているようなもの。

スタート地点が違えば、どれほど速く走ろうとも間違ったゴールに速くたどりつくだけです。

これでは意味がないでしょう。

しかし、5つのステップを省くことなくたどっていく。

すると、秩序があらわれます。

そうしていくうちに、本質が見えてくるのです。

実際、自分の行動の分類ができていなければ、あなたの目的に有効な行動というのは見つかりません。

それなのに、「続かない人」たちはラクな方法ばかりを求め、苦しそうな道は通りません。

でも、自分にとって何が正しいのかは、ステップを通ることではじめて見えてくるもの。

何度も実験や分類をくり返し、体得できるのです。

あなたも自然科学のステップに沿って、ご自身の本質を探求していきましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーションからスタート。

夜はコーチングセッションを1件。

時間密度を高めて集中する方法についてお伝えしました。

その後、家族と妻と娘と待ち合わせして食事へ。

会社の夏休みをとる予定だったのが、会社の仕事になってしまったこともあり、せめてもの食事会でした。。。


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-早起きの習慣, 良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

ネガティブ感情のスイッチが入っても大丈夫。マイナス思考をOFFにする3つの方法。

日常生活を送っていると、イライラ・クヨクヨは避けられませんよね。 感情が生まれてしまうのは避けられませんので、自分なりの対処法を持っておくことがおすすめです。   スポンサーリンク &nbs …

良習慣形成の「最強の攻略本」のつくり方とは?

「まず打ってから狙う」か。 それとも「狙ってから打つ」か。 良習慣形成では、「まず打ってから狙う」のも、楽しいものです。   良習慣形成の最強の方法 良習慣形成において、「最強の続ける方法」 …

早起きしたいのに残業が続くあなたに。「今日は定時で帰ります!」を実現しよう。

「早起きしたいけれど、仕事が残業続きで早寝ができないんです。」 そんな声をよく聞きます。 私のおすすめは、定時退社をする日を決めて、徹底的に守る日をつくっていただくことです。 定時退社する日を、「0→ …

キング牧師の名言にインスパイア。「早起き習慣化」の階段をのぼるために、すごろくをつくる。

アメリカの牧師、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの名言に、 “最初の一歩を踏み出しなさい。 階段全体を見る必要はない。 ただ、最初の一段を登りなさい。” という言葉があります。 早起き習慣化も、 …

【「ボトルネックを見つける」+「外堀を埋める」=継続!】という公式を見つけました!

昨日の記事に引き続き、今日は 「今の自分には少しだけ勇気が必要なアクションプラン」 第2弾を実行いたしました!   【告知:早起きセミナー開催いたします。下記のURLよりお申し込み受付中です …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。