習慣が渋滞して混雑してきた場合は、交通整理が必要です。
そのためには、より良い「習慣化の再編成」をおこなっていきましょう。
良習慣が渋滞する問題
良習慣が渋滞してしまうこと。
習慣化レベルが高い人にありがちな悩みです。
良習慣を1つずつ身に着けていったのはいいものの、さらに定着させたい良習慣が出てくる。
そうなると、もう「24時間に入りきりません、、、」ということになるのです。
これが1日の中に良習慣が渋滞している状態です。
「悪い習慣がやめられないのに」と悩む人には、うらやましいですよね。
習慣が「両手に花」のような状態なので。
一見、いいことばかりのように見えるかもしれません。
ただ、その状態になると、注意しなければいけないこともあります。
それは「義務感だらけの習慣化」です。
最初は自分が得たい未来につながる良習慣。
それが実行しているうちに苦しくなってしまうわけです。
こうなると、良習慣とはいえません。
たとえば朝5時に早起きすること。
表面的な行動だけみれば良習慣といえます。
しかし、その行為が強制労働させられている場所での早起きだったらどうでしょうか。
朝5時に早起きしても朝から晩まで、肉体的にも精神敵にも苦しい労働をさせられる。
だとすれば良習慣とは言えませんよね。
一方で、朝やりたいことがあって気持ちよく目覚める。
起きられたことに感謝して、人生にとって重要な習慣からスタートするための5時の早起き。
それなら間違いなく良習慣ですよね。
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良習慣の渋滞を解消して再編成するための5つの方法
良習慣の渋滞を解消するために、より良い「習慣化の再編成」が必要です。
実行するための5つの方法を考えてみました。
それは、
1:組み合わせる
2:時間を短くする
3:有効性が低い習慣をやめる
4:質を高める
5:スピードを速くする
という5つの方法です。
1:組み合わせる
1つ目は「組み合わせる」です。
新しい習慣を既存の習慣と組み合わせることを考えてみましょう。
たとえば、運動の習慣なら、
・通勤の時間とゆるランニングを組み合わせる
・朝散歩と通勤を組み合わせる
・オーディオブックを聞くこととランニングを組合わせる
というように。
月間100キロのランニング習慣を継続する3つのポイント | 【良習慣の力!】ブログ
上級者になれば、コーチングセッションとランニングを組み合わせることもできます。
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2:時間を短くする
2つ目は「時間を短くする」です。
今まで30分かかっていた習慣があるとしたら、時間のサイズを短くしてみましょう。
たとえば、読書。
「1日1時間、本を読もう」と決めたとします。
すると、1時間分をブロックしようとするかもしれません。
そうなると「新しい習慣を取り入れるとなると、1時間を確保するのは難しいな」という思い込みが生まれます。
そのようなときは、15分を4分割する。
そうして、
・通勤時間(行き)
・お昼休憩
・通勤時間(帰り)
・入浴中
という風に4分割できるのです。
時間活用は「大きくざっくり」よりも「適切な小きざみ」で取り組む | 【良習慣の力!】ブログ
3:有効性が低い習慣をやめる
3つ目は「有効性が低い習慣をやめる」です。
新たに取り入れる習慣の有効性があれば、思い切って今の習慣を手放してみましょう。
「せっかく身につけた習慣なのに、、、」
そう思う気持ちはよくわかります。
でも、大丈夫。
一度うまく定着した習慣なら、定着のノウハウがわかっているはず。
手放してもまた習慣化できます。
「やっぱりやめないほうがよかった」
そう思うなら、また習慣化すればいいのですね。
より良い習慣化の再編成には、思い切ることも必要なのです。
禁煙と残業に共通する「やめる」ための対処法 | 【良習慣の力!】ブログ
4:質を高める
4つ目は「質を高める」です。
時間単位あたりの質を高めることも考えてみましょう。
たとえば、
・今まで1時間残業していた仕事を、退社時間を決めてとり組む
・独学でおこなっていたスクワットを、正しい負荷をかける姿勢に変える
・コミュニケーションのための懇親会でも、2次会にはいかずに1次会でビシッと帰る
というような形です。
「より少ない時間で、より大きな効果を」という発想ですね。
自己成長を測定する方法。「良習慣の種」で時間の質を比較。 | 【良習慣の力!】ブログ
5:スピードを速くする
5つ目は「スピードを早くする」です。
少しずつスピードを早める取り組みをしていきましょう。
たとえば、ブログを書く習慣なら、
・記事のテンプレートを用意しておく
・ノートに手書きで構成を書いてから書く
・タイマーをセットしてから書く
・タッチタイピングをトレーニングする
・音声入力で書く
といった工夫ですね。
1記事に90分かかっていたのなら、85分にできないか考える。
そのようにして、行動自体のスピードを速くするのです。
「1つの分野を深く理解すること」でほかの分野の学習スピードも速まる理由 | 【良習慣の力!】ブログ
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「人生で大事なことに時間を使えた」という充実感
私にとって良習慣とは、
“自分の「ありたい姿」に向かって、「やりたい行動」を続けること”
です。
良習慣は、自分が得たい未来につながっているものでなければなりません。
しかも、それは実行したあとに深い充実感を持てる習慣。
「人生の大事な時間を、自分にとって価値あるものに使うことができた」
そのように感じられるものなのです。
ですから、義務感だらけの習慣があるのなら、それは手放しましょう。
やっていて苦痛な習慣を無理におこなう必要はありません。
もちろん、習慣化するまでの最初の一定期間は、義務的な感覚を持ってとり組むことも必要です。
ただ、そのようにして習慣に接しているうちに、その習慣への愛情が育っていくこともあります。
最初は好きな習慣でも、苦痛になっていく習慣があります。
一方で、今は苦手なことであっても、つき合っていくうちにかけがえのない習慣になることもあるのです。
このあたり、人間関係に似ているような、似ていないような。(笑)
でも仕事や天職の追求にも通じるように思います。
だからこそ、あなたの成長や状況に応じて、より良い「習慣化の再編成」にとり組んでいきましょう。
良習慣の質の高さが、あなたの人生の質を決めるのです。
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■編集後記
昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
夜は、次回の「早起き完全マスタープログラム」向けのスライドづくり。
妻との家族会議も実施できました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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