読書の習慣

難解な本もラクに読める「1日6ページ読書法」

投稿日:


難易度が高い本を読み進めていく方法に取り組みます。

その手法を「1日6ページ読書法」として開発してみました。




 

平易な本ばかり読んでしまうリスク

昨年、100日かけて本『7つの習慣ファミリー』を読みました。

そのときに、あせりを感じたことがあります。

それは、

・精読のスキルが落ちている

ということです。

簡単に言うと、ちょっと骨太の本を読む機会が激減していたんですね。

本を読んでいなかったわけではありません。

むしろ、呼吸をするように本を読んでいます。

ただ、読みやすい本ばかりを読んでいたということです。

Kindleも増えました。

いつの間にか、分厚くて1ページの文字量が多い本を遠ざけていたわけです。

重い本は持ち運びもしづらいですし。

ですから、

・文章がライトで読みやすい

・1ページの文字量が少ない(余白が多い)

・レベルも平易

という本ばかりをセレクトするようになっていました。

ですから、100日プロジェクトで『7つの習慣ファミリー』を読み始めたとき、手強さを感じたんですね。

食べ物でたとえると、それまでは柔らかい食べ物ばかりを食べていたのに、久しぶりにちょっと歯ごたえのある固い食べ物を食べたような感覚だったんです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





「ちゃんと読もう」という無自覚のトラップ

難解な本を遠ざける。

自分が読みやすい本ばかり読む。

それが意図的だったら、まだ良かったんです。

残念ながら、無自覚でした。

人って、本当にラクなほうに行ってしまうんですね(私がとくにひどいのかもしれませんけれど)。

そんな自分の感覚に、危機感を覚えたわけです。

このままだと、読書レベルがギューッと衰退してしまう気がしたんですね。

そこで、考えました。

100日プロジェクトでせっかく骨太の本を読んだので、この流れを断ち切りたくないなと。

そこで、私の本棚に置きっぱなしになっていた積ん読本の出番です。

いわゆる「名著」と呼ばれる本たちです。

私の性格上、名著という評価があればあるほど「ちゃんと読もう」と構えてしまいます。

すると「時間があるときに、じっくり読もう」と思ってしまうんですよね。

知らずしらずのうちに「ひざをついて読まねば」という感覚になるんです。

不思議なことに。

ただ、そう思った瞬間に積ん読本になる。

トラップの入口なんです。

「ちゃんと読もう」として、ちゃんと読めない。

積ん読本になるなら、意味がありません。

それよりは、意味が半分しかわからなくても、ざっとでもいいから1回通して読んでしまったほうがいい。

インパクトあるフレーズの1つや2つに出会えれば、そのほうがいいわけです。

おもしろければ、再読すればOKですよね。

ですから、毎日少しずつでも読み進めてみようと思いました。

その流れをつくれたのが、100日プロジェクトで取り組んだ読書法です。

それを、

「1日6ページ読書法」

と呼びます。

 

■スポンサーリンク




難解な本は「1日6ページ読書法」で読み進めよう

「1日6ページ読書法」は、シンプルです。

その名の通り、1日に6ページを読むだけ。

それ以上でも、それ以下でもありません。

時間はおよそ5分前後。

大きな負荷はありません。

難解な本だと構えてしまいます。

50ページとか読もうとすると、眠くなるんですよね。(笑)

ただ、さすがに6ページなら、私の集中力でもキープできます。

内容を考えながら、読み進められるのです。

2023年の最初に選び、いま読んでいるのは『ドラッカー名著集1 経営者の条件』です。

最初の数ページだけさらっと読んで「よ、読みづらい……。」と。

そのまま塩漬けになっていたんです。

この感覚、10年くらい前にも味わいました。

実業家の本田直之さんがドラッカーを愛読していると知って「なるほど、自分も読んでみよう」と思ったんです。

私も、少しは賢くなるんじゃないかと。

現実は、そんなに甘くありませんでした。

読み始めて気づいたんですね。

「ビジネスの上級者で、1年間に400冊を読む本田さんがおもしろいと言っているレベルの本を、今の自分がおもしろいと思えるはずないよな……。」と。

今の私のレベルでどうかと、再び『ドラッカー名著集1 経営者の条件』にあたってみました。

やはり簡単ではなかったです。(笑)

だからこそ、なんですよね。

「1日6ページ読書法」が活用できると感じました。

『ドラッカー名著集1 経営者の条件』は234ページ。

淡々と読んでいけば、39日で読了できる予定です。

もし、調子が良ければ、1日に2回、12ページ読んでもOKにしています。

大事なのは、今の自分にはスラスラと読めない本に向き合う時間。

面倒くさいことに、あえて向き合う。

今年は大切にしていこうと考えています。

エスカレーターではなく、階段を上がるマインドで。

さて、あなたにも遠ざけているちょっと骨太な本があるでしょうか。

その場合は、ぜひ「1日6ページ読書法」(5分程度)にトライしてみましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、オフ。

自宅で箱根駅伝の復路を見ていました。

午後は家族で『孤独のグルメ』の年末特番を見たりしてのんびり過ごしました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-読書の習慣

執筆者:

関連記事

その本から本当に得たいものは何?読書の前に自問して目的設定をしよう。

レバレッジリーディングでも、フォトリーディングでも、本を読む前に「その本を読む目的を設定する」ことを推奨されています。 ただ、意外と忘れがちなので、本を読む前に自問することがおすすめです。 &nbsp …

有効なインプットを習慣化する方法。情報源を「本」と「人」にしぼる。

日々インプットしている情報は、どのようにして整理すればいいのでしょうか? 私も頭を悩ませていました。 しかし、情報はあくまで「手段」であり、本当に大事なのはそれらの情報をいかに活用して「目的」を達成す …

読書量を増やすための3つのアプローチ。紙の本を点在させる、複数冊を同時進行で読む、電子書籍を活用する。

最近、本を読んでいますか? 自己成長や自己変化のためには、読書は欠かせないツールです。 読書量をあげるための工夫を考えてみましょう。   スポンサーリンク   「ゆっくり読書する時 …

読書会は絶好のインプットとアウトプットの時間

日常の中に読書会の時間をできるだけ入れるようにしています。 それは、読書会が絶好のインプットとアウトプットの時間だと考えているからです。   『書く瞑想』の読書会に参加 昨日は「習慣化オンラ …

人生に変化を起こす「バイブル」との出会いを見つけよう

あなたの気持ちや行動をインスパイアしてくれる本はあるでしょうか。 興味ある分野でバイブルに出会えると、現実に変化が訪れます。   私がフルマラソンを完走できたバイブルの影響 ある分野で、自分 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。