「やろうとしていることがあるのに、ついYouTubeを見てしまう」という悩みが増えています。
そこで、YouTube依存に打ち勝ったSさんの事例をご紹介します(ご本人に掲載許可をいただいています)。
YouTubeの魔力は強い
「ついYouTubeを見すぎてしまう……。」と困っている人はいないでしょうか?
私も、YouTubeの魔力はわかっています。
たとえば、私が小学生の頃に熱中していたプロ野球の名シーン。
それが今でも映像で見られるわけです。
やばいですよね(笑)。
私が好きなのは好プレー集。
・松井秀喜さんのホームラン集
・イチローさんのレーザービーム
・落合選手や清原選手の芸術的な流し打ち
などを見ていると止まらなくなります。
でも、それはそうなんですよね。
おもしろいシーンをダイジェストにしてるわけですから。
面白くないわけがありません。
実際、動画は、
「はい次!はい次!はい次」
と、わんこそばのようにおかわりをしてくるわけです。
わんこそばなら、まだいいんですよね。
自分が「ストップ」と言えば止められるので。
でも、YouTubeは違います。
YouTubeの方からストップしてくることはありません。
仮にYouTubeに「ストップ」と言っても、「えっ!?もういいの?俺のこと、もう見なくていいの?こんなにおもしろい動画を用意してるよ。まだまだ、たくさんあるんだよ」と、どんどん提案してくるからです。
しかも、その提案は私の好みを知っているんですよね。
再生履歴から提案されるので、嘘はつけません。
本当に手強い。
それがYouTubeです。
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依存傾向から抜け出す方法
「YouTubeをやめたい」
私のコーチングセッションのテーマでも、5年前にはなかったテーマです。
コーチングを受ける方は、やりたいことや目標を持っています。
それなのに、YouTubeを見てしまう。
やめたいのにやめられない。
クライアントの方たちは、いい加減な人ではありません。
まじめで、将来のことを考えている。
ですから、コーチングを受けて行動を起こそうとしています。
それなのに、YouTubeを見てしまうわけです。
もちろん、良くないことはわかっている。
それが現実逃避だということも。
頭では、わかっているのです。
でも、止められない。
それが、YouTubeの魔力です。
今回の記事でご紹介するのは2週間前にご相談があったSさんのテーマ。
Sさんも、YouTubeにはまってしまったひとりでした。
コーチングセッションのテーマは、
「YouTubeを見続けてしまうのをやめるためには?」
でした。
現状を聞くと、悪習慣的にYouTubeを見てしまうとのこと。
特に夜。
意志力が低下してきたときに、野球やお笑いのYouTubeを見てしまい、そこから抜け出せなくなってしまうとのことだったんですね。
私は状況を聞いて、率直にお伝えしました。
「そこまできていると、依存症のレベルかもしれません。Sさんはどう思いますか?」と尋ねました。
Sさんも「正直、依存症のレベルだと思います」と、率直に話してくれました。
依存症。
ここまできたら、方法は1つしかありません。
それは、
「0か、100か」
を決断することです。
なぜなら、依存症レベルになると、「1時間だけ見る」とか「15分だけならOK」というのは無理なんですね。
これは症状でいうと、アルコール依存症やドラッグ依存症のメカニズムと同じだからです。
たとえば、アルコール依存症の人たちは「1杯だけ飲む」と言って、お酒を口にします。
でも、本当に1杯で終わることはありません。
ブレーキがきかなくなるんです。
ですから、依存傾向にあるときは、思い切ってゼロにしないとダメなんですよね。
この悪習慣を断ち切るためには、YouTube依存にも同じ対策が必要です。
私から「このままYouTubeをやめられなかったら、未来はどうなりそうですか?」と質問。
Sさんは「それは確実に後悔すると思います」と答えてくれました。
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YouTube依存症から抜け出すことに成功した9つの方法
コーチングセッションの対話を通して、Sさんと私の対策が決まりました。
名づけて
「YouTubeゼロ作戦」
です。
最初の目標は、
・YouTube視聴を1週間ゼロにする
です。
「YouTubeゼロ作戦」のためにできることを2人で洗い出しました。
Sさんが実行したのは次の3つの内容です。
1:設定を変える
2:アクセスを制限する
3:宣言する
1:設定を変える
1つ目は、
・設定を変える
です。
YouTubeは、さすが優秀な方々が設計しているだけあります。
「ユーザーが継続してYouTubeを見る」工夫のレベルが高すぎます。
ですから、設定を見直していただくようにリクエストしました。
結果、
(1)お気に入りの番組のチャンネル登録を解除する
(2)おすすめ動画の更新通知メールをやめる
(3)自動再生をやめる
というように設定を変更していただきました。
2:アクセスを制限する
2つ目は、
・アクセスを制限する
です。
アクセスしやすいから、つい「YouTubeでも見るか」となってしまうわけです。
そこで、対策として、Sさんは次のことを実行しました。
(4)スマホからYouTubeのアプリを削除する
(5)パソコンからYouTubeのブックマークを削除する
(6)ログアウトする
です。
3:宣言する
3つ目は、
・宣言する
です。
Sさんは、自分だけでなく、周囲にも「YouTube視聴ゼロ作戦」を公言しました。
そして、
(7)コーチに約束する
(8)「良習慣塾」コミュニティーに宣言する
(9)「1週間YouTube視聴ゼロ」を達成した暁には、私のブログで成果を公開させていただく(この記事です)
という約束をしたのです。
「YouTubeゼロ作戦」を実現するための「全部戦略」
Sさんと私で思いつく限りのアイデアを考えました。
Sさんは実践しました。
すべて。
このとき、私は「Sさんは本気だな」ということがわかりました。
なぜなら、
・思いつく限りのあらゆることをすべてやる
を実行したからです。
そう、本気になった人は「全部戦略」をやるんですね。
課題が自分ごとになっていて、当事者になっているからです。
さて、今日はSさんとのセッションでした。
2週間の経過です。
「YouTubeゼロ作戦」の結果はどうだったか。
途中経過は聞いていましたが、本日あらためて確認したんですね。
結果は、
・2週間、YouTube視聴ゼロ
を達成していました。
すばらしいです。
実は、危ない時もあったそうです。
それは「YouTubeゼロ作戦」を始めて4日目のこと。
Sさんは「良習慣塾」のFacebookグループに、中間報告として「YouTubeゼロ作戦、3日成功しています!」報告をしていたんですね。
その成果に、「良習慣塾」メンバーさんから祝福のフィードバックをもらっていました。
その翌日、4日目にYouTube禁断症状が出たそうです(笑)。
でも、そこで「昨日みんなにあれだけ祝福してもらったのに、ここでYouTubeを見てしまったら、みんなをがっかりさせることになるな」と思いとどまったそうです。
これも宣言効果ですね。
こうして、Sさんは「YouTube依存症」の悪習慣を手放しました。
今までYouTubeに溶かしていた時間を別の有意義な活動に変えていき、自己成長を加速していくでしょう。
もし、あなたが「自分もYouTube依存症かも……。」と困っている場合は、Sさんの今回の取り組みを参考にしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活に参加。
7時から「1週間のふり返りとプランニング」タイムに参加。
7時30分から「目標達成MTG」へ。
8時から「ガッチリ集中TIME」で来週の「習慣化オンラインサロン」でのミニセミナー準備。
9時から「ブログ部」の部会。
10時から11時30分までコーチングセッション2件。
充実の午前中となりました。
夕方に、家族と行った始めての中華料理屋さんが当たりでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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