・成功
・チャンス
・幸運
は、どこからやってくるのでしょうか。
それらの現象のメカニズムについて考えてみました。
「努力」という流行らない言葉
努力。
流行らない言葉ですよね。
昭和世代には普通の言葉でしたが。
最近、あまり見聞きしません。
ただ、最近は、
・野球
・ラグビー
・バスケ
・水泳
などのスポーツ観戦にはまっています。
応援していると、体が熱くなります。
「自分もがんばらねば」と思わせてくれます。
感動して心が震えます。
ときには涙が出るくらいに。
そのときに思い出す言葉が、
・努力
なんですよね。
これは私の個人的な感覚なんですが、以前よりもほかの人の努力のプロセスを感じられるようになっている気がしています。
その理由は、職業柄、努力している人たちを毎日目にしているからだと考えています。
「この結果を出すなんて、並大抵の努力じゃ無理だよな」ということが伝わってくるんです。
その結果のために捧げた時間や労力を考えると、グーッっと胸にこみ上げるものがあります。
目頭が熱くなるのです。
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努力よりも「ありのまま」
「努力」の反対の言葉もあります。
たとえば、
「ありのままのあなたがすばらしい」
「成長なんて考えなくても大丈夫」
「そのままの自分を受け入れてくれる人を見つけよう」
といった言葉です。
なんとも甘美。
すごく耳ざわりのいい言葉です。
こういう言葉を聞くと、安心します。
「あっ、そうなの?それでいいの?」と。
できれば、私もずっと聞いていたい気持ちになります。
もちろん、これらの言葉を否定しているわけではないです。
どんな言葉も、なんらかの真実を表現しているものですから。
「ただし」なんです。
残念ながら、これらの言葉は、私たちを救ってはくれません。
むしろ、これらの言葉を信じていると、より良い人間になろうとするための改善点を見失ってしまうんです。
私自身がそうでした。
「自分らしく生きていれば、日々の学びで人間的に成長できるはず」と思い込んでいたんです。
その結果、私は自分らしさどころか、ひと言も自己主張できない「村人B」の人生でした。
できない自分に焦点をあてて、自己否定ばかりの日々。
とてもじゃないんですが「ありのまま」で生きていられませんでした。
むしろ、自分の本音を言ってないので、「ありのまま」では無いんです。
自分に嘘をついて生きていたわけですから。
こわいことに、そのうち、自分が考えていることや話していることが、
・どっちが本音なのか、嘘なのか、自分でもわからない状態
になっていたんです。
私自身の話でありながら、なんとも、まあ、こっけいな話です……。
現実を見てみるとどうでしょうか。
あなたの周りを見渡して「ありのままの自分」ですごしている人で、本当に幸せそうな人はどれくらいいるでしょうか。
(単に、私のまわりにはいないだけなのかもしれませんが)
それよりも、私の周りにいる人たちは、今日も自分を向上させようと努力しています。
それは、誰かに強要された「受け身の努力」じゃないんです。
むしろ、「こんな自分になりたい」とか「あんな状態に近づきたい」という理想に向かっている自分からの「主体的な努力」なんですよね。
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「成功・チャンス・幸運」はどこからやってくるのか?
最近考えているのは(これが今日の記事で書きたかったことなんですが)、
・主体的な努力は空白をつくってくれる
ということです。
たとえば、今のあなたの実力が100だとします。
それが「ありのままでいいやー」と考えて何も努力をしないと、どうなるか。
おそらく、現状維持が精いっぱい。
普通に考えると100→97→95のように実力が下がっていきます。
一方、主体的な努力をしたら、どうなるか。
今の実力が100→101→102と高まります。
おもしろいですよね。
実力が下がるのは速い(100→97→95)んですが、実力が上がるのは遅い(100→101→102)んです。
(数字を打ち間違えたわけではありません・笑)
そうして努力をしていると、今のあなたの実力100よりも、プラス1やプラス2の「空白」が生まれます。
その余白をつくることが、努力だと考えているんですよね。
努力で自分の実力を増やしておくと、ある日、その余白にチャンスが舞い込んでくる。
「チャンスがやってくる」とか、「運が良い」という現象は、こんなメカニズムなんじゃないかと。
そんなイメージを持っているんです。
たとえば、私の出版が決まったとき。
まさに余白をつくっていました。
誰にも評価されていなかったけれど、ブログを5年間書き続けました。
その間に、書くスキルについては、少しずつ余白ができていたのだと考えています。
その余白が5年間のうちに大きくなった。
そこに、出版というチャンスが舞い込んできたわけです。
仮に、5年前の私に出版の話があったとしても、書ききるのは無理でした。
余白はおろか、書くスキルに関しては基礎さえ無いので。
建築のイメージでたとえるなら、増築していく感じでしょうか。
ブログを書き始めることが、基礎をつくる。
書き続けているうちに、コンテンツや方向性が定まって1階部分ができあがる。
さらに書き続けていくうちに、余白として2階部分ができたり、余白として1部屋増えたりする。
その「空き部屋」という余白に、運やチャンスが舞い込んでくる。
そんなイメージです。
その余白をつくるために必要なのが、
・主体的な努力
ということになるのではないでしょうか。
それが、
・主体的な努力は空白をつくってくれる
という意味です。
さて、あなたが取り組みたいと思う「主体的な努力」とは、何になるでしょうか?
ぜひ考えてみましょう。
「努力」という言葉は時代遅れだと思いますが、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の偉業を知り、思わず書きたくなりました。(^^)
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10時から13時すぎまで「習慣化三種の神器(R)実践プログラム」第1回目のセミナーを開催。
午後はオフ。
自宅で家族の夕食を楽しみました。(^^)
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