私たちは、自分の価値観よりも、ほかの人の価値観を追いかけると「心からの充実感」からズレていきます。
誰かの特別ではなく、あなたのとっての特別を追求していきましょう。
私たちが大事にしなければならないものは何か?
時事ネタはあまりブログに書かない私でさえ、意識を大きく奪われる事件が起きています。
このような時期に、私たちが大事にしなければならないものは何だろうか?
ふと、そんな自問自答をしました。
私から出てきた答えは「充実感を求めること」です。
外部環境はどうであれ、私たちが大切にしなければならないのは「心からの充実感を味わえる活動」に取り組むこと。
それが、ほんとうの意味で、私たちを守ってくれるのではないかと考えたのです。
なぜそう思うのか。
理由は、「心からの充実感」は嘘をつくことができないからです。
当然のことながら、自分以外の誰かを攻撃したときに「心からの充実感」はやってきません。
むしろ、相手に貢献したり、相手から感謝されたときに「心からの充実感」を味わうことができるわけです。
ですから、私たちは自分たちが感じる「心からの充実感」を追い求めていけばいい。
そうすれば、間違った道に進むことはないのではないでしょうか。
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「ほかの人の価値観」を追いかけると苦しむ
一方、自分の「心からの充実感」よりも、まわりの評価や誰かの基準を大切にしてしまうこと。
これを追いかけると苦しくなります。
以前、私はこのトラップにはまっていた時期があるのでわかるのです。
今から7〜8年前に、英語や簿記の資格取得を目指していた頃です。
ビジネス書を読むと「これからのビジネスパーソンは、英語・IT・会計スキルが3種の神器だ」と言われていました。
なるほど、確かにどのスキルも「できるビジネスパーソン」になりたいなら、身につけておくべきスキルのように見えます。
実際、「英語・IT・会計」の3つのスキルを持っていたら、活躍できる可能性は高まりますよね。
ですから、私も
・英語が堪能
・数字に強い
・ITも使いこなせる
というビジネスパーソンに憧れて、その道を目指していたわけです。
「できるビジネスパーソン」になるために、簿記やTOEICを学習しました。
パソコン雑誌を買ってみたり、「GIGAZINE」などのサイトでスマホのアプリを研究したりして、ITスキルを高めようともしていました。
すると、営業部で簿記の勉強していたり、英会話スクールに通っていると、ほかのスタッフからは「がんばってるね」と言われたりするんですね。
それが何となく優越感もあったりして。
そうやって、自分なりにがんばって「意識高い系」に入ろうともがいていたわけです。(笑)
たしかに、簿記(3級)に合格したり、英語学習の目標スコアをクリアできたときは達成感がありました。
ただ、その高揚感は、一瞬で終わってしまうのですね。
ある種の「まやかし」のような感じ。
心の底から「じーん」とする感覚はありませんでした。
これはなぜでしょうか?
それは、簿記や英語が、当時の私にとって「心からの充実感」を味わえる対象ではなかったからです。
要は、自分の価値観ではなく、誰かの価値観を追いかけていました。
ですから、「心からの充実感」を感じない活動に取り組むことになってしまい、苦しかったわけです。
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心がドキドキする活動に取り組んでいるか?
では、現在はどうなのか?
たとえば、
・ブログやメルマガやKindleを書く
・コーチングセッションをする
・セミナーをする
といった活動に「心からの充実感」を味わえているかどうか。
これは、味わえているとはっきり言えます。
正直なところ、取り組む前はひるむときがあります。
楽なわけではないからですね(今の私にとっては)。
たとえば、今でもコーチングセッションの前は軽く緊張するんです。
正直なところ「キャンセルにならないかな……」と思ってしまうこともあります。(^_^;)
1100時間以上・1100回以上のコーチングセッションを経験しているのに。
ドキドキするんですよね。
そういうときに思い出すのは、歌手の和田アキ子さんの話。
和田さんほどのベテラン歌手でも、ステージの前はかなりナーバスになるということなんですよね。
私のドキドキは、和田さんの気持ちに近いものだと考えています。
特殊な行為ではないけれど「特別な活動」
自分の仕事に対してドキドキできるというのは、いいことだと考えています。
それくらい大事にしている仕事だと思うので。
ですから、うまくいったときに「心からの充実感」を味わえるのです。
もし適当に仕事していたら、緊張はしません(会社のタイムカードを押すたびドキドキしないですよね・笑)。
もちろん、コーチングをすることやセミナーを行うこと自体は、特殊な行為ではありません。
でも、特殊な行為ではないけれど「特別な活動」なのです、私にとっては。
それを判断するのは、私の価値観であり、何より、それに取りんだあとの「心からの充実感」がいいのですね。
セミナーやコーチングに取り組んだあとに、「やらなければ良かった……」と後悔することはありません。
「心からの充実感」からズレる理由
それよりも、私たちは「誰かの特別」を追いかけてしまうと、どんどん自分の心から離れてしまい、「心からの充実感」からズレていってしまうのです。
以前の私が英語や会計を追いかけてしまったように。
その意味で、昨日は、私にとって心から充実感を味わえる1日でした。
早起きをして、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活に参加。
7時から1週間の「ひとり戦略会議」。
7時30分から目標達成ミーティング。
8時からセミナー受講。
10時からブログ部の定例ミーティング。
家族とランチを食べて、午後はひとりハーフマラソンで20キロのランニング。
ランニングを走り切ったご褒美に銭湯へ。
家族と待ち合わせして食事にも行けて、至福の1日となりました。(^^)
家族に会うまでにかかったお金はポカリスエット1本の150円と銭湯代の480円だけ。
でも、「心からの充実感」には、お金は必要ありません。
20キロのランニングを終えて、つかれた体を癒しながらゆっくりと熱いお湯につかる。
「心からの充実感」を味わえる時間でした。
そのようにして読書して、オンラインで友人たちとコミニケーション取り、ランニングをして、好きな分野の音声学習をして、終わった後に家族と楽しく食事をする。
そんな1日に、私は「心からの充実感」を味わえたのです。
「あなたにとっての特別」を追いかける
「心からの充実感」を求めた1日には、ほかの人への攻撃や批判は起こり得ません。
そのようなことを感じる暇もないからです。
ですから、「誰かにとっての特別」ではなく、「自分にとっての特別」を追いかけること。
それによって「心からの充実感」を味わうこと。
そうすることで、私たちは本当の自分自身に近づくのだと考えています。
そこには、他者への誹謗中傷はありません。
ですから「すごい」と言われるために「誰かにとっての特別」を追求する価値観から離れてみましょう。
そうして、「あなたにとっての特別」を追いかけて、「心からの充実感」を味わうこと。
それが、私たちを争いから遠ざけてくれますし、人生をシンプルにしてくれるのです。
さて、あなたにとって「心からの充実感」を味わえる活動は何でしょうか。
ぜひ、ノートにリストアップすることからスタートしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
7時から1週間のふり返りと翌週のプランニング。
7時30分から目標達成ミーティング。
8時からシークレットライブセミナーにスタッフとして参加。
レポートを速攻で書きました。
10時からブログ部の定例ミーティング。
午後はひとりハーフマラソンで20キロのランニング。
ご褒美に銭湯へ。
家族と待ち合わせして食事にも行けて、至福の1日となりました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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