思考の習慣

争いを起こさないために、私たちが大切にしたいもの

投稿日:2022/02/27


私たちは、自分の価値観よりも、ほかの人の価値観を追いかけると「心からの充実感」からズレていきます。

誰かの特別ではなく、あなたのとっての特別を追求していきましょう。




 

私たちが大事にしなければならないものは何か?

時事ネタはあまりブログに書かない私でさえ、意識を大きく奪われる事件が起きています。

このような時期に、私たちが大事にしなければならないものは何だろうか?

ふと、そんな自問自答をしました。

私から出てきた答えは「充実感を求めること」です。

外部環境はどうであれ、私たちが大切にしなければならないのは「心からの充実感を味わえる活動」に取り組むこと。

それが、ほんとうの意味で、私たちを守ってくれるのではないかと考えたのです。

なぜそう思うのか。

理由は、「心からの充実感」は嘘をつくことができないからです。

当然のことながら、自分以外の誰かを攻撃したときに「心からの充実感」はやってきません。

むしろ、相手に貢献したり、相手から感謝されたときに「心からの充実感」を味わうことができるわけです。

ですから、私たちは自分たちが感じる「心からの充実感」を追い求めていけばいい。

そうすれば、間違った道に進むことはないのではないでしょうか。

 


 

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「ほかの人の価値観」を追いかけると苦しむ

一方、自分の「心からの充実感」よりも、まわりの評価や誰かの基準を大切にしてしまうこと。

これを追いかけると苦しくなります。

以前、私はこのトラップにはまっていた時期があるのでわかるのです。

今から7〜8年前に、英語や簿記の資格取得を目指していた頃です。

ビジネス書を読むと「これからのビジネスパーソンは、英語・IT・会計スキルが3種の神器だ」と言われていました。

なるほど、確かにどのスキルも「できるビジネスパーソン」になりたいなら、身につけておくべきスキルのように見えます。

実際、「英語・IT・会計」の3つのスキルを持っていたら、活躍できる可能性は高まりますよね。

ですから、私も

・英語が堪能

・数字に強い

・ITも使いこなせる

というビジネスパーソンに憧れて、その道を目指していたわけです。

「できるビジネスパーソン」になるために、簿記やTOEICを学習しました。

パソコン雑誌を買ってみたり、「GIGAZINE」などのサイトでスマホのアプリを研究したりして、ITスキルを高めようともしていました。

すると、営業部で簿記の勉強していたり、英会話スクールに通っていると、ほかのスタッフからは「がんばってるね」と言われたりするんですね。

それが何となく優越感もあったりして。

そうやって、自分なりにがんばって「意識高い系」に入ろうともがいていたわけです。(笑)

たしかに、簿記(3級)に合格したり、英語学習の目標スコアをクリアできたときは達成感がありました。

ただ、その高揚感は、一瞬で終わってしまうのですね。

ある種の「まやかし」のような感じ。

心の底から「じーん」とする感覚はありませんでした。

これはなぜでしょうか?

それは、簿記や英語が、当時の私にとって「心からの充実感」を味わえる対象ではなかったからです。

要は、自分の価値観ではなく、誰かの価値観を追いかけていました。

ですから、「心からの充実感」を感じない活動に取り組むことになってしまい、苦しかったわけです。

 

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心がドキドキする活動に取り組んでいるか?

では、現在はどうなのか?

たとえば、

・ブログやメルマガやKindleを書く

・コーチングセッションをする

・セミナーをする

といった活動に「心からの充実感」を味わえているかどうか。

これは、味わえているとはっきり言えます。

正直なところ、取り組む前はひるむときがあります。

楽なわけではないからですね(今の私にとっては)。

たとえば、今でもコーチングセッションの前は軽く緊張するんです。

正直なところ「キャンセルにならないかな……」と思ってしまうこともあります。(^_^;)

1100時間以上・1100回以上のコーチングセッションを経験しているのに。

ドキドキするんですよね。

そういうときに思い出すのは、歌手の和田アキ子さんの話。

和田さんほどのベテラン歌手でも、ステージの前はかなりナーバスになるということなんですよね。

私のドキドキは、和田さんの気持ちに近いものだと考えています。

 

特殊な行為ではないけれど「特別な活動」

自分の仕事に対してドキドキできるというのは、いいことだと考えています。

それくらい大事にしている仕事だと思うので。

ですから、うまくいったときに「心からの充実感」を味わえるのです。

もし適当に仕事していたら、緊張はしません(会社のタイムカードを押すたびドキドキしないですよね・笑)。

もちろん、コーチングをすることやセミナーを行うこと自体は、特殊な行為ではありません。

でも、特殊な行為ではないけれど「特別な活動」なのです、私にとっては。

それを判断するのは、私の価値観であり、何より、それに取りんだあとの「心からの充実感」がいいのですね。

セミナーやコーチングに取り組んだあとに、「やらなければ良かった……」と後悔することはありません。

 

「心からの充実感」からズレる理由

それよりも、私たちは「誰かの特別」を追いかけてしまうと、どんどん自分の心から離れてしまい、「心からの充実感」からズレていってしまうのです。

以前の私が英語や会計を追いかけてしまったように。

その意味で、昨日は、私にとって心から充実感を味わえる1日でした。

早起きをして、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活に参加。

7時から1週間の「ひとり戦略会議」。

7時30分から目標達成ミーティング。

8時からセミナー受講。

10時からブログ部の定例ミーティング。

家族とランチを食べて、午後はひとりハーフマラソンで20キロのランニング。

ランニングを走り切ったご褒美に銭湯へ。

家族と待ち合わせして食事にも行けて、至福の1日となりました。(^^)

家族に会うまでにかかったお金はポカリスエット1本の150円と銭湯代の480円だけ。

でも、「心からの充実感」には、お金は必要ありません。

20キロのランニングを終えて、つかれた体を癒しながらゆっくりと熱いお湯につかる。

「心からの充実感」を味わえる時間でした。

そのようにして読書して、オンラインで友人たちとコミニケーション取り、ランニングをして、好きな分野の音声学習をして、終わった後に家族と楽しく食事をする。

そんな1日に、私は「心からの充実感」を味わえたのです。

 

「あなたにとっての特別」を追いかける

「心からの充実感」を求めた1日には、ほかの人への攻撃や批判は起こり得ません。

そのようなことを感じる暇もないからです。

ですから、「誰かにとっての特別」ではなく、「自分にとっての特別」を追いかけること。

それによって「心からの充実感」を味わうこと。

そうすることで、私たちは本当の自分自身に近づくのだと考えています。

そこには、他者への誹謗中傷はありません。

ですから「すごい」と言われるために「誰かにとっての特別」を追求する価値観から離れてみましょう。

そうして、「あなたにとっての特別」を追いかけて、「心からの充実感」を味わうこと。

それが、私たちを争いから遠ざけてくれますし、人生をシンプルにしてくれるのです。

さて、あなたにとって「心からの充実感」を味わえる活動は何でしょうか。

ぜひ、ノートにリストアップすることからスタートしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

7時から1週間のふり返りと翌週のプランニング。

7時30分から目標達成ミーティング。

8時からシークレットライブセミナーにスタッフとして参加。

レポートを速攻で書きました。

10時からブログ部の定例ミーティング。

午後はひとりハーフマラソンで20キロのランニング。

ご褒美に銭湯へ。

家族と待ち合わせして食事にも行けて、至福の1日となりました。(^^)


 


 

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