「初心者向けにセルフコーチングのやり方を教えていただけませんか?」という依頼を受けました。
何度かご質問をいただく機会があるので記事にしてみます。
「セルフコーチング」とは何か
「セルフコーチング」とは何か。
その名のとおり自分で自分にコーチングをおこなうことです。
セルフコーチングが上達してくると、自問自答がうまくなってきます。
すると、自分の内面を探求するレベルが高まるのですね。
自分がやりたいことや好きなことが発見しやすくなる効果もあります。
また、日々の行動の修正や実践計画をたてることも上達するので目標達成スキルが高まるというメリットもあります。
「ひとり戦略会議」を習慣にしている私としては、セルフコーチングまさにうってつけの手法なのです。
実際、「セルフコーチングができるようになりたい」という欲求が、私がコーチングスクールに入学した動機のひとつでした。
セルフコーチングのメリットのはなんといっても場所と時間を選ばないこと。
コーチと約束をしなくても、自分のタイミングで実行できます。
もちろん、お金もかかりません。
いつでも何度でも、自己対話が可能なのです。
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セルフコーチングへの3つの環境をととのえる
セルフコーチングの効果を高めるために、まずは環境をととのえましょう。
ポイントは3つです。
1:場所
1つ目は場所。
ひとりになれる時間と空間ですね。
といっても、会議室にひとりこもって、というような個室でなくてもかまいません(それができれば理想ですけれど)。
目的は自己対話。
それができるならカフェでも、電車の中でも、公園のベンチでも可能です。
2:時間
2つ目は時間。
3分や5分のように時間が短すぎると、内省が深まりません。
かといって3時間ぶっ続けでやることも大変です。
おすすめは15分からスタートすること。
慣れてきたら30分にのばすくらいのイメージです。
3:自分の状態
最後に自分の状態。
精神的にも肉体的にも安定した状態で取り組みましょう。
ものすごく落ち込んでいるときやつかれすぎているときに無理やりセルフコーチングをやっても効果はありません。
スタート前に深呼吸や瞑想などであなたご自身の状態をととのえます。
自分の感情をモニタリングする
環境がととのったら、いよいよセルフコーチングに取り組んでみましょう。
イメージとしては、あなたの頭の中にもうひとりのコーチが存在しているような感覚です。
そのコーチからの質問に答えていきます。
このときに重要なのは、自分の感情に目を向けること。
セルフコーチングは「3+5は?」という質問に「8です」と答える機械的なものではありません。
これでは感情は動きませんよね。
それよりも「2020年を最高の締めくくりにするためにこれからできることを3つあげるとすると?」というタイプの質問を自分に投げかけるのです。
ここには正解はありません。
たとえば、
「皇居ランのイベントを立ち上げる」
「新しいオンラインサロンに参加する」
「専門分野の本を10冊読み切る」
という選択肢が出たとします。
そのとき、自分の心がどれくらい動くのか、それとも動かないのか。
感情のふれ幅をモニタリングするわけです。
ここがセルフコーチングで重要なポイントなのです。
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セルフコーチングの質問集
それでは、具体的な質問をご紹介していきますね。
セルフコーチングでは、奇をてらうような質問を投げかける必要はありません。
それよりはシンプルかつ有効な質問に答えるほうがいい。
それが私のおすすめです。
では、基本的な質問をご紹介しますね。
・今日扱いたいテーマは何か?
・なぜそのテーマを扱いたいのか?
・テーマに対する一番重要な目標は何か?
・その目標は、3年後の理想とどんなつながりがあるのか?
・その目標に対する現状は?
・現状だと何パーセントの確率で達成できるか?
・その目標を達成するためには、どんなスキルが必要か?
・その目標を達成するためには、どんな知識や情報が必要か?
・その目標を達成するために誰かにサポートをしてもらう必要があるか?
・それが実現したら、どんな状況になるか?
・いまできることを3つあげるとしたら?
・その中でもっとも有効な行動は何か?
・その行動に15分取り組むとしたら、どんな行動になるか?
・いつやるか?
・どこでやるか?
ここにリストアップした質問は、コーチングセッションでもよく使われるものです。
あなたがセルフコーチングに取り組むときに参考にしていただければうれしいです。
もちろん、すべてこの通りにおこなう必要はありません。
順番も自由です。
気軽に取り組んでみましょう。
さて、セルフコーチングの質問に向き合うときに、ひとつおすすめがあります。
それは、「質問を声に出してみること」です。
自分で自分に声を出して質問するというのは、慣れないと気恥ずかしいかもしれません。
でも、声に出すと、質問が自分の内面に響く感じがあるのです。
そのときは、あなたが言いやすい言葉に変えてOKです。
「テーマに対する一番重要な目標は何か?」ではなくて、「いま自分にとって一番重要な目標って何だろう?」みたいに。
ご自身に制限をかけず、直感から浮びあがってくる答えを楽しみに待ってみましょう。
以上、セルフコーチングの方法をご紹介しました。
慣れてくると、セルフコーチングの時間が待ち遠しくなってくるはずです。
セルフコーチングをマスターすれば、一生活用できるスキルとなります。
ぜひトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーションからスタート。
ファシリテーションの担当が変わった関係で6時の部と6時30分の部、2回連続でした。
お昼にランチタイムを利用してコーチングセッション。
クライアントさんのビジネスでの新しいアイデアを明確にするためのセッションでした。
年内に実現する形にしていくこととなり、私も楽しみです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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