仕事や肩書は、その人の興味の数だけ存在してもいいはずです。
「職業は1つだけ」という固定概念を手放していきましょう。
読書会『ビジネスブックBAR』を開催
昨日は、私が主催する『ビジネスブックBAR』にてオンライン読書会を実施しました。
これまでは参加者のみなさんにおすすめ本をご紹介していただくスタイル。
今回は趣向を変えて課題本を設定してみました。
課題本は『25歳からのひとりコングロマリットという働き方 〜仕事も肩書きもひとつじゃなくていい。〜』。
おちまさとさんと本田直之さんの共著です。
本書のテーマは「複業」です。
誤字ではありません。
サイドビジネスとしての「副業」ではなく、複数の仕事をしていく「複業」です。
私のイメージとしては、
・守りの「副業」
・攻めの「複業」
という感覚です。
本書は、私が複業に強く興味を持つきっかけとなった本。
2012年1月発売の本なので、ちょうど9年前くらいですね。
私はまだ複業の「ふ」の字もありませんでした。
自分にできることがわからず、模索の日々です。
意識としては「複業をやってみたい」と思いつつ、その実力もない平凡なサラリーマン。
私は「人生に何か変化が起きないかな」と願いながら、会社と自宅を往復する日々でした。
いま考えると、会社と自宅を往復していても、何も変わるはずがないのですが……(笑)。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
複業家として磨くべき5つの分野
本書では、5つの分野で「生き方や働き方の発想を広げてみよう」ということを教えてくれます。
昨日ご参加された方からも「読み進めるうちに、自分の発想がどんどん広がっていくのを感じました」という感想があり、ご紹介してよかったと感じました。
5つの分野とは、
1:仕事
2:プライベート
3:自己管理
4:人脈
5:資産管理
です。
私も9年間で変化がありました。
1:仕事
9年前は、先述の通りまさに「ガチのサラリーマン」でした。
特別なスキルも実績も無し。
業界や会社の未来も不安でした。
そこで自分のビジネスを模索。
そこから出版やコーチングや「良習慣塾」など、9年の間に実現することができました。
9年前は、とても想像できない状態でした。
もちろん、理想にはまだほど遠いのですが、さらに伸ばしていきたい分野があるのは喜ばしいことです。
2:プライベート
プライベートであげられるのは趣味の運動です。
2011年にフルマラソンを初めて完走。
そこからトライアスロンを5年がかりで完走することができました。
100キロマラソンも完走、翌年の熱中症での入院も思い出です。。。
そして、大切な家族。
複業を目指した頃は、家庭内で小競り合いもありました。
でも、今は理解してもらっていますし、応援してもらえています。
このような日がくるとは。(笑)
もし、あなたが複業を目指していて、ご家族に反対されているとしても、あきらめないでいただきたいです。
3:自己管理
自己管理といえば習慣ですね。
9年前は、それなりに習慣化には取り組んでいた時期です。
転機は2013年から始めたブログですね。
それまでは「文章を書く」ということがうまくできず、ブログやメルマガに挫折していました。
早起き習慣化セミナーを初めて開催したのも2013年。
自己管理の重要性を自分にも、そしてほかの方にもお伝えできるようになったのもこの頃ですね。
4:人脈
9年前は、会社の人間関係と取引先の人間関係のみ。
友人もほとんどいなかったような。
会社と自宅の往復ですから人脈が増えることはありませんでした。
現在は、大きく変わっています。
ロールモデルと呼べる師匠たちがいます。
様々な職業の方とお話しする機会もあります。
困ったときに「助けてほしい」と言える専門家の友人たちも増えています。
検事や警察や友人たちもいますが、ここはお世話にならないようにしないといけませんね。(笑)
作家の友人たちも年々増えていて、とても嬉しく思っています。
5:資産管理
9年前の資産管理といって、当時は「お小遣い制度」でした。
ランチを食べて、少し飲みにいくとほとんど残りません。
学ぼうにも高額セミナーには行けず。
本は新刊は買えませんでした。
ですから、通ったのはブックオフですね。
欲しい本が中古で見つかるまで我慢していたのです。
ランチ代を切り詰めていましたが、追いつきませんでした。
でも、今は自己投資にもお金を使うことができるようになっています。
「学びたい」と思える分野に投資できる環境は、とてもありがたいですね。
■スポンサーリンク
自分の能力を最大化している複業家のほうが成果を出せる時代
ひと昔前は「会社員以外に副業をやるなんて不まじめだ」という意見がありました。
でも、それは本当なのでしょうか。
私の意見は違います。
私はむしろ、自分の人生や家族のことを真剣に考えれば考えるほど、複業が必要だと考えています。
「VUCA」という言葉が一般的になる時代。
そのような時代に、会社員の給与しか収入ルートがないというのは、あまりに不安定なことだと感じるのです。
ですから、自分の能力をもっと試したり、ひとりビジネスを実験するスタンスが必要だと感じています。
何より、あなたの能力は会社員だけに限定されるものではないはずです。
ひとりの人間といっても、様々な能力をかけ合わせているからです。
実際、本書には、
・副業はたし算
・複業はかけ算
という言葉があります。
私はこのフレーズがとても気に入っています。
なぜなら、これからの時代を動かしていくのは自分のスキルやキャリアをかけ算していく人たちだと信じているからです。
実際、いま活躍している人たちは、自分の能力をかけ算しています。
メジャーリーガーの大谷翔平さんは「二刀流」だけでなく足も速いですし、人格的にもすばらしいです。
ミュージシャンの福山雅治さんや星野源さんも音楽以外の才能をかけ算しています。
先日、芥川賞を受賞した砂川文次さんも、小さなお子さんがいながら創作を続けていて、引き続き公務員を続けるそうです。
日テレを退社された桝太一アナも、研究者を同時に行いながら番組でも発信を続けるかけ算です。
むしろ、自分の能力を最大化している複業家のほうが成果を出せる。
そのような時代がきているように感じています。
このように見ていくと、私たちも、この本のサブタイトルにある通り「仕事も肩書きもひとつじゃなくていい。」と思うのです。
本書のタイトルにある「コングロマリット」とは多角化という意味があります。
会社員もひとりの個人会社という立場で考えれば、1つの組織に縛られるのではなく、自分の才能や強みの開発に労力を注ぐべきではないでしょうか。
常識に囚われて1つの会社で働き続けても、会社の外で通用するスキルは磨けません。
だからこそ、会社の外に出てみる。
そうして、自分の能力をより社会に問うてみる。
そのようなスタンスが、これからの時代に必要なのだと思うのです。
あなたも複業に意識を向けつつ、ご自身の能力を磨いていきましょう。
複業に興味のある方は、私の「複業家のリアル」を発信しているメルマガをおすすめしています。
ぜひ、下記のページよりご登録をお願いいたします。(^^)
メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内 | 【良習慣の力!】ブログ
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、オンライン読書会『ビジネスブックBAR』を開催。
飲み会ほど騒がしくない。
でも、読書会ほどまじめでもない。
そんなリラックスした雰囲気の中、「複業」というテーマで対話を楽しめました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。