あなたは子どもに「ねえ、『実力』ってどういう意味?」と聞かれたら何と答えますか?
私は、「実力っていうのは、ストックの量のことだよ」と答えることに決めました。
そう考える理由を記事にしました。
「実力」の意味とは?
「実力」という言葉があります。
「あの人は実力がある」とか、「まだまだ実力がないので」と言ったりしますよね。
どちらかといえば日常的に耳目にふれる言葉でしょう。
ただ、もしも「実力ってどういう意味?」と子ども聞かれたら、なんと答えるか。
ちょっと考えてしまう言葉でもあると思うのです(少なくとも私は即答できませんでした)。
「goo辞書」で調べてみると、
1 実際に備えている能力。本当の力量。「実力がつく」「実力を発揮する」
2 目的を果たすために実際の行為・行動で示される力。腕力・武力など。「実力にうったえる」「実力で排除する」
とあります。
たしかに、
・実際に備えている能力
・本当の力量
と言われると「それはそうなんだけどな・・・」と。
わかったような、わからないような気持ちになりました。
「成長」とか「人生を変える」などと一緒に、「実力」という言葉も、「言葉は知っているけれど、言葉の中身を知らない」と感じたのです。
あなたはどうでしょうか。
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「実力」とは「ストックの量」である
結論をシンプルに書くと、
・「実力=ストックの量」
です。
その人がどれくらい実力があるのかは、その人がストックしている量ではかれるのです。
これだけだとわかりづらいので具体例で説明しますね。
例は私の娘のピアノです。
我が家では、娘がピアノを習っています。
音楽にはほとんど縁がなかったので、最初はまったくのゼロからスタート。
要するに娘のピアノは「実力=0」です。
それでも、ピアノ教室に淡々と通って継続中。
我が娘ながらすばらしい継続力です。
親の顔を見てみたいですね(笑)。
ピアノ教室は、もう3年くらいになるでしょうか。
演奏できる楽曲がだいぶ増えてきました。
最初は1分くらいの簡単な曲を弾くレベルでした。
でも、今は「あれ?この曲聞いたことあるね」という感じ。
クラシックの有名な曲を弾けるくらいまでに「実力」が高まってきました。
要は、娘がピアノを演奏できる楽曲のストックが増えているのです。
継続するにしたがって、楽曲の難易度は上がります。
新しい楽曲を弾けるようになるためには、その楽曲を弾けるだけのスキル向上が必要なのです。
そうやってトレーニングして、弾ける楽曲を増やしていく。
そのストックにしたがって、実力も高まっているのです。
こうして、
・弾ける楽曲=ストック
・弾けるスキル=ストック
・覚えている楽曲=ストック
につながるわけです。
するとどうなるか。
「実力=ゼロ」の地点からは、あきらかに「実力」が高まっているといえますよね。
これが、
・「実力=ストックの量」
ということです。
もし、仮に娘がこのままピアノを習い続けて、1000曲の楽曲を演奏できるようになったらどうか。
想像してみました。
たとえば、私が自宅でウイスキーのロックを飲みながら、ふと「ジャズピアノが聞きたいな」と思ったとします。
そのときに、娘に「ねえ、ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビー』弾いてもらってもいいかな?」とリクエストする。
娘は「もう、しょうがないわね」という顔をしつつも、『ワルツ・フォー・デビー』を演奏してくれる。
私は娘の生演奏を聞いてウイスキーを飲み、幸せに浸りながらこう思うわけです。
「いやはや、なんとも実力がついたね」と。
これが、
・「実力=ストックの量」
なのです。
わかりやすく楽曲数であらわせば、
・スタート時の実力=0曲
・3年後の実力=100曲
・10年後の実力=1000曲
になっていたとしたら。
これはもう
・「実力=ストックの量」
といえますよね。
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あなたの実力を高める5つの要素
私たちは、専門分野やビジネスで実力をつけていきたいものです。
では、私たちが「実力」を高めていくためには、どんな要素をストックしていけばいいのでしょうか。
プロフェッショナルとしてストックを積み上げたい要素は、次の5つです。
1:知識
2:ツール
3:スキル
4:実績
5:人格
これをプロコーチとして考えてみます。
1:知識
1つ目は「知識」。
プロフェッショナルなら、まずは知識がないと始まりません。
・人はどんなときに動きたくなるのか、ならないのか
・タイプや性格はどれくらいゴール達成に影響を与えるのか
・なぜゴールを設定することが人生に有効なのか
といった知識をストックすること。
それが実力を高めます。
ですから、活躍している人は常に学び続けているのです。
2:ツール
2つ目は「ツール」。
道具ですね。
コーチングのツールは「言葉」です。
たとえば、
・本質をつく質問
・承認のバリエーション
・感情を表現するフレーズ
など。
コーチングセッション中で使う言葉は、一般的な人の日常会話とは異なる質の言葉を使います。
その言葉の質が、セッションの質を決めるわけです。
ですから、ストックの量が大事なのです。
3:スキル
3つ目は「スキル」。
これは、
・知識を有効に活用する能力
・ツールを適切に使いこなすテクニック
ですね。
たとえば、コーチングで重要なスキルは「アクティブ・リスニング」です。
単なる「傾聴」ではなく、「聴く」こともあれば「訊く」こともあり、それがクライアントに「効く」こともあります。
そうして、積極的に関わっていくことで、クライアントが見えていないものを感じ取ったりするわけです。
これを実現するためには、「スキル」をストックすることが必要なのですね。
4:実績
4つ目は「実績」。
3つの要素でストックを積み上げると、さらにストックが増えるものが2つあります。
まず、
・実績
が上がります。
プロとして新しい仕事を依頼されたり、リピートが増える。
そうなれば、実績もストックされるものですよね。
5:人格
5つ目は「人格」。
これは目に見えてストックがわかるものではありません。
ただ、感謝される言葉の数やお客さまの笑顔の回数を増やすこと。
それも間違いなくストックです。
このストックを忘れてしまうと、短期的な視点になりがち。
注意しましょう(私は注意するようにしています)。
まとめ
あなたが実力をつけたい分野があれば、
1:知識
2:ツール
3:スキル
4:実績
5:人格
という5つの要素を意識してみましょう。
そして、それぞれの要素でストックを増やすのです。
それらのストックの量が多ければ多いほど、あなたの実力は高まります。
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「習慣化オンラインサロン」朝活の1周年記念日でした。
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