成長する人は「考える時間」をとる習慣があります。
その時間で磨いているのは「自分で課題を設定する力」です。
「自分で課題を設定する力」を育てるためには?
自己成長に必要なのは「自分で課題を設定する力」があることだと考えています。
課題を設定することは、自己成長のために欠かせないものだからです。
それは老若南女、すべての人に共通しています。
課題を見つけるシンプルな方法は、次の3ステップです。
(1)「なりたい自分」をイメージする
(2)自分の現状を把握する
(3)2つの間にあるギャップを発見する
3つの項目をそれぞれ考えることです。
この場合の課題は、ほかの人から与えられるものではありません。
自分で考え、自分で設定して、自分でクリアできるようになっていくことが大事なのですね。
そのため、私はコーチングのクライアントさんにはセッション前に「セッション事前シート」を渡しています。
そうして、コーチングセッションまでに先述の3ステップなどを書いていただきます。
ご自身でテーマを設定して、コーチングセッションに臨んでいただくのです。
そうすることで、貴重なセッション時間の内容が濃くなります。
ただ、この課題設定をさらっとできる人はあまりいません。
とくに、コーチングのクライアント初心者の方には難しい。
最初はガイドしながら一緒に記入することもあります。
それでも、慣れてくると事前シートのレベルがあがってきます。
ふり返りやテーマ設定の言語化スキルが高まるのですね。
その成長を感じる瞬間が、コーチとしてサポートしていてしびれる瞬間です。
ご本人はレベルアップに気づいていないことも多かったりするのですが。(笑)
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
課題に対する改善点を発見する5つの質問
私自身がコーチングを受けるときも、事前シートを記入してからのぞむようにしています。
私が実践している事前シートは、次の5つのポイントを書いています。
ぜひ、あなたも一緒に考えてみましょう。
1:課題をひとつ決める
まず、最近の自分が抱えている課題をひとつ設定します。
これをコーチングセッションのテーマとして扱います。
・体重を減らしたい
・時間の使い方を改善したい
・運動不足を解消したい
など、特定のテーマを設定します。
あなたはどうでしょうか。
もし迷うときはそれでもOKです。
感じている課題や考えている課題を何でも書いてみましょう。
そこからひとつ選べばOKです。
私は、
・運動不足を解消したい
を設定してみることにします。
2:その課題に対して取りくんでいることを書き出す
課題に対して、日常でどんなことをしているか。
思いつくままに書き出します。
これをやると気づきが多いです。
たとえば、
・そもそも運動する時間をブロックしていない
・運動するタイミングをつくるきっかけが甘い
・それなのに変えることを考えず同じルーティンをくり返してしまっている
ということに気づくのです、自分で。
コーチングがうまくなりたいのにセッションをやっていない。
複業に取り組みたいのに、自分の棚卸しをしていない。
人脈を広げたいのに新しい人に出会っていない。
あなたもそんなことに気づくかもしれません。
3:行動を仕分けする
2番で書き出した行動を仕分けします。
・うまくいっていること
・うまくいっていないこと
に分けるのです。
このとき、まじめな人ほどうまくいっていないことに目をむけがちです。
でも、それでは落ち込んでしまうだけです。
意識的にうまくいっていることに目を向けるようにしましょう。
過去はもう過ぎさっているものです。
手放しましょう。
それよりも大事なのは未来と現在です。
もしあなたが自信がなければ、うまくいっていないことよりもうまくいっていることが多くなるようにしてみましょう。
4:「なりたい自分」に集中する
どんな自分になりたいのか。
そこをイメージしてみましょう。
イメージが難しければ単語を書き出すのでもいいです。
「1週間に合計25キロを走って体も心も軽くなっている自分がいる」
そんな感情を味わうのが大事なのですね。
それなのに、たいていの人は「やらなければならない」「やるべき」になっています。
こうなるとしんどいです。
ここで大事なのは「何をするか?」ではありません。
「どうなりたいのか?」
こちらのほうが大事なのです。
私は、運動の習慣化としてつけているマイコーチに「1週間に25キロ走りました!」と明るく報告している自分になりたいです。
あなたはどうでしょうか?
5:「具体的に何を変えるのか?」を考える
最後は、課題に対する行動をどう変えていくのか。
ここがポイントとなります。
何も変えなかったら、今までと同じ結果になってしまうからです。
よくある失敗例としては、「明日から劇的に行動を変える!」という勢いです。
たいてい失敗します。(笑)
そうではなく、小さくてもいいので確実な変化です。
「これをやり続ければ、きっと結果は変わる」
そう確信できる行動を設定しましょう。
私は、マイコーチに話して、セッションをしている時間を走りながら行うことにしました。
これでコーチングセッションがある30分間は、確実にランニングすることができます。
あなたの課題に対して変えられる行動は、どんなものでしょうか?
■スポンサーリンク
世の中で本当に価値があるもの
想いだけでは、行動は変わりません。
むしろ想いが大きすぎると、いきなりジャイアントステップで行動したくなります。
ただ、それだと想いばかりあせってしまって、行動できなくなる場合が多いのです。
ですから、むしろスタートは小さくていいのです。
雪だるまを転がすように。
少しずつ転がしていって、だんだん大きくなっていけばOKです。
世の中に、本当に価値があることがあります。
それは「長い時間をかけて身につけたスキル」です。
たとえば、コーチングセッション。
これは「いかに冷や汗をかくか」が大事で、冷や汗をかいた分だけ上達すると考えています。
なぜなら、やってみて学ぶしかないからです。
これは英会話や楽器の演奏と同じですね。
実践なしに、上達しないからなのです。
だからこそ、課題に対してうまくいっていなければ、行動するアプローチを変えていかなければなりません。
その試行錯誤のプロセスこそ、「なりたい自分」につながる道です。
ぜひとも先述の5つの質問を活用して、「自分で課題を設定する力」を持てる人になりましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「良習慣塾」メンバーのYさんとのコーチングセッション。
遠隔地の2人でゆるランをしながらコーチングセッションをおこないました。
これは私が好きな手法で、前進しながら話すので前向きな目標が出てくるんですよね。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。