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習慣化と目標達成は「短期間でドカンと1発」ではなく「時間をかけてちょっとずつ」

投稿日:2020/09/29


中長期的なプロジェクトはパズルに似ています。

90日のプロジェクトなら、ピースを90枚に分解しましょう。




 

「短期間で一気に成果を出したい」というトラップ

習慣化と目標達成。

この2つに共通している大事なことがあります。

それは「時間をかけてちょっとずつ」が大事だということです。

「短期間で一気に成果を出したい」

目標達成や願望実現を目指すとき、たいていの人はこう考えてしまうのではないでしょうか。

注意しましょう。

それは多くの場合、トラップです。

しかもその後にやってくるのは「燃え尽き症候群」なので。

それよりも、インパクトがある成果が欲しいと思うなら「短期間でドカンと1発」ではなく「時間をかけてちょっとずつ」がおすすめです。

イメージとしては、大きな打ち上げ花火ではなく小さな線香花火です。

 


 

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習慣化と目標達成は「短期間でドカンと1発」ではなく「時間をかけてちょっとずつ」

習慣化と目標達成は「短期間でドカンと1発」ではなく「時間をかけてちょっとずつ」がいい。

私がそう考えるのには、理由があります。

「短期間でドカンと1発」方式は、難易度があがるからです。

短期間でやろうと思えば負荷がかかります。

そうなれば当然リスクも高まるでしょう。

普段ならやらなくてもいいことを無理やりやらなければならなくなるかもしれません。

何より、「短期間でドカンと1発」はチャンスが限られています。

たとえるならば、ギャンブルでの1回の勝負に全額を賭けてしまうようなもの。

スポーツでいえばサッカーのサドンデスのPKのような。

「これをはずしたらチームが負ける」

そんな緊張感です。

リスキーですよね。

一方の「時間をかけてちょっとずつ」。

こちらは、1回あたりの時間は短くなりますが、その分の回数が増えます。

こちらはリスクを分散することができるのです。

1回あたりの時間が短ければ、行動サイズが小さくなります。

取りかかりやすさも高まります。

こちらはギャンブルではなく、少額の積立貯金をコツコツ続けるようなものです。

スポーツでいえば野球でヒットを打つようなもの。

10回打席にたって3回ヒットを打てれば上級者です。

また、バッターボックスに立つ回数が増えるので経験を積むことができます。

くり返すことで上達していけるのです。

 


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90日プロジェクトというパズルをピースに分解する

2020年の締めくくりに「90日で300キロのランニングをする」という個人プロジェクトをたてました。

昨日、「良習慣塾」メンバーのYさんと一緒に同じ目標をたてようということで。

この90日プロジェクトのゴールを目指すなら、どう考えればいいのか。

まずは「まとまった時間のとれる土日に20キロずつ走る」という考えをやめることです。

それよりも「3キロずつ毎日ランニングする」という設定にするのです。

もちろん、雨や体調がすぐれなくて毎日は走れない場合があります。

そのときはランニングする場所をジムにするなど、工夫をする必要があるでしょう。

それでも、週末にドカンとまとまった距離を走るより、短い距離を毎日走る。

そうやってランニングに向き合うほうが、走るという行為が身体になじんでくるのです。

これが人間関係にも通じます。

1年に1度会うか会わないかという人よりも、短い時間でも毎日顔を見る人のほうがより早く親しくなれるのですね。

この考え方にしてから、私の会社の営業成績があがりました。

資格試験やマラソンレースなど、期限のある中長期プロジェクトにおいても同じことが言えます。

たとえば「ランニングする」という行動がライフスタイルになれば、走ることに対する敷居が下がります。

すると、以前は「たっぷり準備してしっかり走らないと」という意識から、「短い時間でゆるくても走っておこう」という意識になります。

こうなれば当然、結果は変わります(いいほうに)。

あなたのプロジェクトも同じです。

締めきりが3ヶ月後だとしたら、90日で毎日のようにちょっとずつ取り組めるようにデザインしてみましょう。

1つのパズルを90ピースに分解するようなイメージです。

90回のランニングに取り組むことで、走るスキルも磨かれます。

体力向上や体重減少など、右肩上がりの曲線を描けるでしょう。

最初はおぼつかなくてもいいのです。

あきらめずに続けていけば、どんどん加速していけますので。

くり返しになりますが、少しずつでいいのです。

あなたのプロジェクトを進めることにつながるアクションを1つ決めましょう。

そうして、毎日少しずつ実行するのです。

お助けツールとしてスマホにアプリを入れてもいいし、友人たちに声をかけるのもおすすめです。

毎日無理なくできるものであれば、実行することができます。

くれぐれも「今日はまとまった時間がとれないから、土日で一気に取り戻そう」と思わないこと。

そう考えるようになると、プロジェクトは停滞してしまうことになります(私の経験則で)。

「短期間でドカンと1発」ではなく「時間をかけてちょっとずつ」。

それを意識してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

新たに熱い目標を設定することができました。

私も一緒に年末まで走り抜けようと思います。(^^)


 


 

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