目標設定をしても達成できる人は5パーセント程度しかいないというデータがあります。
では、なぜ95パーセントの人は目標が未達になってしまうのでしょうか。
それは「結果の目標」と「行動の目標」の区別をしていないからです。
目標には「結果」と「行動」の2種類がある
「がんばってブログを書いているのに、アクセス数があがりません、、、」
最近、ブログをスタートしたコーチングのクライアントさんがそうこぼしていました。
彼はブログをスタートして3ヶ月以上、毎日更新されています(すばらしいです)。
しかし、思ったようにアクセス数が伸びません。
「せっかく時間をかけて書いているのに」と、やる気が高まらないということでした。
ブログをはじめた当時のこの心境。
本当に心の底から共感します。(笑)
さて、そこで私から話したのは、
(1)結果の目標
(2)行動の目標
という2つの目標の話です。
まず、環境やほかの人がかかわる目標は「結果の目標」と呼んでいます。
結果は自分ではコントロールできない領域だからですね。
ここに労力を使いすぎると疲弊してしまいます。
一方の「行動の目標」は違います。
環境やほかの人がどうであれ、行動することそれ自体は自分自身でコントロールできるものだからです。
この2つのタイプの目標を混同してしまうと、目標を達成しづらくなるのです。
ですから、結果と行動の目標は区別することが重要だと思っています。
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「結果の目標」よりも「行動の目標」を指標にする
私がこの目標の2つの違いに気づいたできごとがあります。
それは、主催していたセミナーの参加人数に関すること。
当初は好調だった早起き習慣化セミナー。
8名のセミナールームが満席になり、キャンセルを受けつける状態もありました。
しかし、それはコミュニティーの友人たちのご祝儀のようなものだったのです。
回を重ねるごとに、参加者の数は減っていきました。
いま思えば早起きに興味がある人が順番に参加してくださるので当然なのですけれど、そこに気づいていなかったのです。
そして、最終的には参加者がゼロに。
そのときは「毎回3人以上はきていただかないと、会場費を考えると赤字だ、、、」という状況。
ゼロだと完全に赤字です。
落ち込みました。
悩みました。
へこみました。
そこで「もう自分にできることはないのか?」と考えたのです。
このときに私が気づいたことが、
(1)結果の目標
(2)行動の目標
でした。
この場合、「結果の目標」はセミナーの参加人数です。
ここはコントロールできません。
参加したいと思っている方がいたとしても、日時が合わなかったり相手の予定があるわけです。
ですから、「結果の目標」にはこだわりすぎないようにしました。
そもそも、今から7〜8年くらい前に、顔出ししていない無名の会社員のセミナーにたくさんの人がくることのほうが珍しいわけです。
もちろん、「今回のセミナーは10名の方にきていただきたい」という目標を持つことは大事です。
そのためにどんなアクションを起こすのか。
それを考えて実行する。
それが「行動の目標」というわけです。
たとえば、
・告知文を再考する
・交流会で挨拶した方にお声がけする
・所属しているコミュニティーに告知させてもらう
・自分のブログやメルマガで告知する
といったことは必要な行動ですよね。
やったか、やらなかったか。
それもわかります。
この「行動の目標」をターゲットにすることが重要なのです。
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プロセスとしての「行動の目標」を設定する
今のあなたが設定している目標は、
(1)結果の目標
(2)行動の目標
どちらでしょうか。
私がおすすめしているのは、自分が確実に実行できる「行動の目標」を設定することです。
たとえば、冒頭のクライアントさんのブログに関する目標。
アクセス数という「結果の目標」にしてしまうと、コントロールできません。
そこに一喜一憂してしまうとやる気もアップダウンしてしまいます。
それよりも「1日1記事を書く」という「行動の目標」にする。
ほかにも、
・体重は思ったほど減らなかったけど、月間100キロランニングできた
・TOEICの目標スコアは足りなかったけれど、トータルの学習時間はクリアできた
・複業で売上があがらなかったけれど、自分のサービスを10人の人に話してフィードバックをもらえた
といったプロセスについては自分でコントロールできます。
そのように、自分が行動すれば達成できるレベルの目標に設定することです。
ほかの誰かからの評価にしてしまうと実現が難しくなりますが、自分が実現できるレベルの目標にする。
まずは自分ができるレベルの目標にするのです。
それをくり返していくうちに、目標を何度も達成できるようになります。
そうして育まれる「自分はできる」という自己肯定感。
それこそあなたの未来にとって重要なものなのです。
その自信で目の前の行動に集中できるようになり、結果として目標達成に必要になってくるわけです。
「自分ができることに集中する」というスタンスで私が思い出すのは、元メジャーリーガーの松井秀喜さんです。
松井さんは「いまの自分にできることを精いっぱいやるだけ」ということをくり返し述べていました。
その結果は、行動の先にあるものだということを理解していたからだということでしょう。
もちろん、「結果の目標」は大事です。
軽視していいということではありません。
ただ、コントロールできない「結果の目標」は目指してもいいのですが、管理する指標にしないようにしましょう。
管理するポイントは、自分がプロセスをコントロールできる「行動の目標」、つまりプロセスなのです。
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■編集後記
昨日は、朝8時から「習慣化の学校」のグループコンサルティングのファシリテーション。
そのままメンバーのプレゼンに対してフィードバックなどをおこないました。
夕方はカフェでひとり時間をすごしてブログなど。
夜は家族と待ち合わせして焼き鳥を食べに行きました。(^^)
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