ものごとを減点の発想でとらえる「ひき算」思考と、加点発想の「たし算」思考。
習慣化するために取り入れたいのは、加点発想の「たし算」思考です。
「ひき算」の「続かない人」と「たし算」の「続く人」
習慣化につまづきやすい人の発想には共通点があります。
それは、
・「ひき算」で習慣化を考えてしまう
ということです。
どういうことかというと、
(1)スタート地点が100点のイメージ
(2)行動していくうちにできないことが増えて、どんどん点数がマイナスされる
(3)1ヶ月後に点数を使い果たして0点になり、結果として挫折してしまう
という流れなんですね。
最初から完璧にできる自分をイメージしてしまうと、点数が100点から「ひき算」されていきます。
これでは恐怖ばかりですよね。
こうして「続かない人」が量産されていきます。
一方で「続く人」は逆で、
・「たし算」で習慣化を考える
という発想です。
「ひき算」の発想とは逆で、
(1)スタート地点が0点のイメージ
(2)行動していくうちにできることを見つけていって、どんどん点数をプラスにする
(3)1ヶ月後に点数が積み重なってきて100点になっているので、「また次もやろう」となる
という流れとなります。
こう考えていくと、行動すれば何でも基本的にプラスになります。
常に良い面がたし算されていくイメージ。
こうして、感情もプラスになって「続く人」なるわけです。
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「たし算」思考の習慣化がうまくいく3つの理由
「たし算」思考の習慣化がうまくいく理由を3つあげてみます。
1:期待値をコントロールできる
ひとつめは、
1:期待値をコントロールできる
です。
なぜか私たちは、最初からうまく姿をイメージしてしまいます。
これが「ひき算」思考で、期待値が高すぎるわけです。
しかし、どんなことであっても最初がもっとも初心者なわけですよね。
それなのに、いきなり100点をとることを求めるのはきびしいはずです。
たとえば、英語をまったく学んでいないのに、急にテストをされても完璧にはできません。
それよりも「最初はうまくいかないことが前提なんだ」ととらえてみる。
「最初は0点の自分からスタートでいい」と思うことが大事。
そこから「たし算」をしていけばいいのです。
そうすれば、できない自分を許容することができます。
最初に少しくらいつまづくことがあっても大丈夫になるんですね。
2:プラスを見るクセがつく
2つ目は、
2:プラスを見るクセがつく
です。
「ひき算」思考で続けていると、ちょっとつまづいたときに「あれもできなかった」「これもできなかった」となりがちです。
この発想をしていると「ミスが許されなくなる」感覚になってしまうんですね。
たとえば子どもの頃に、親や先生から「絶対にミスしたらだめだよ」と常に怒られる状況だったらどうでしょうか。
きっと、成長できる能力があったも失敗を恐れてしまうはずです。
それに実際にミスして怒られたら、「行動しないほうが怒られなくてすむ」という発想につながってしまうでしょう。
まさに「ひき算」思考です。
それよりも、プラスの面を見る「たし算」思考のクセをつける。
そうして「ここは昨日よりはできた」「少しずつだけど上達している」という感覚を持つことができます。
子育てだったら、その子のいいところを見つけてほめるような感じです。
先ほどの怒られてばかりの「ひき算」思考の子どもと、ほめられることが多い「たし算」思考の子ども。
どちらが将来成長するかといえば、後者でしょう。
3:成長を感じられる
3つ目は、
3:成長を感じられる
です。
私の好きな言葉に、
“幸せとは自分の好きなことをやって、それが毎日少しでも進んでいることが実感できる事である”
という言葉があります。
アメリカの著名なコンサルタントであるブライアン・トレーシー氏の言葉です。
これは、まさに「たし算」思考を表現する言葉でしょう。
ブライアン・トレーシー氏の言葉に表されているように、私たち人間はプラスを重ねていくことに喜びを覚える生き物。
「ひき算」思考だとこの感情が生まれません。
ですから、「今日もこれができた」というプラスの感情を積み重ねることで行動が続くわけです。
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「たし算」思考で常にプラスを積み重ねる
「たし算」思考は、成長ストーリーとして描くことができます。
先日、娘が見ていたユーチューブに、1週間でキャラクターのイラストを描くことが上手になる動画がありました。
【検証】絵がヘタな兄に1週間プロが絵を教えたら上手くなる説!Part2【鬼滅の刃 竈門禰豆子】
1日目に人気マンガ「鬼滅の刃」のヒロイン「竈門禰豆子 (かまどねずこ)」を描いてみるわけですが、これが笑ってしまうくらいのレベルなんです。
でも、アドバイスを受けて修正していくうちに、7日目には「うまい!」と思うレベルになるんですね。
この動画を見てみるとわかりますが、まさにこれが「たし算」思考です(じつは今回のブログ記事を思いついたのは、この動画を娘に教えてもらったからです・笑)。
イラストが上手になっていくプロセスと、習慣化が定着していくプロセスは共通点があると感じたんですね。
私自身、習慣化がまったくできなかったときはまさに「ひき算」の考え方をしていました。
たとえば、1日目に「1日1万歩を歩く」という目標をたてる。
それを1日目は完璧に実行します。
初日は意識していますから、実際にやりとげるわけです。
ここが100点のスタート地点なんですね。
しかし、イレギュラーがあったりつかれていたりして、1日8000歩になる。
すると「2000歩足りなかった・・・」という発想になってしまいます。
そうして不足感を味わい、未完了感を味わい、続けるのが面倒になっていくわけです。
そうならないために、「たし算」思考の習慣化をおすすめしたいのです。
具体的には、「1週間で1日平均1万歩になればいい」と考えたり、「8000歩を歩けただけでもゼロよりはいい」ととらえることを意識してみましょう。
そう考えていけば、常にプラスを感じることができます。
おすすめは、アプリを使って歩数をカウントしておくこと。
1歩でもあるけばカウントされますし、仮に外出への自粛要請が出ていて1日も歩けなくても何も減りませんので。
もしもあなたの習慣化がうまくいっていないとしたら、それは「ひき算」思考になっているからかもしれません。
ぜひ一度、「たし算」の発想であなたの習慣化を考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、夜にコーチングセッションを1件。
着実にステップアップされているクライアントさんに、さらに先の未来を描いていただきました。
そのあと「ぼくの夢がまたひとつ広がって大きくなった感覚です!」と熱いメッセージが届いてうれしい限り。
そのあと家族と待ち合わせて地元の穴場の公園で夜桜を鑑賞。
いい時間をすごせました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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