仮説の習慣

なぜ、幼少期に優秀な人が、人生でずっと優秀ではない(という現象がある)のか?

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

私よりずっと優秀な人が、苦しんでいる姿を見聞きします。
これは、優劣の問題ではなくて。
その人なりの課題が常にやってくるのが人生なのでしょうね。
そんな事態が起こる状況について、考察してみました。




 

なぜ、人はずっと優秀ではいられないのか?

「幼少期に優秀だった人が、なぜその後もずっと優秀とは限らないのか?」

うーん、かたい問いですよね……。
でも、ずっと不思議に思っていたんです。

たとえば、
・学校で1番の成績
・スポーツで学年トップ
・学年のピアノのうまさナンバーワン
という人たち。

私から見ると「すごい、、、自分とは別人。同じ人間とは思えない」みたいな見え方です。

ただ、ここからが不思議なところ。
彼らは、その後の人生でもずっと1位なのか。
そう考えてみると、必ずしも「ずっとナンバーワン」ということはないんですよね。

「人の才能」に興味がある私としては、見逃せない違和感です。

実際、あります。
私の周りでも。
一流大学を卒業しているのに、営業成績が優れているわけではない人たちがいます。
一方、学歴なんて関係なく、私が憧れる活躍をしている人たちもいます。

なぜなんだろうと。
そんな違和感。
大事にしたいところです。
(どんなことに違和感を抱くかは、私の個性なので)

 


 

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仮説:優秀な人は「困る」機会が少ないのでは?

さて、「幼少期に優れていた人は、なぜその後もナンバーワンではない(ことが多い)のか?」という問い。

ここからは、私の仮説です。

あっ、前提から言うと、私は間違いなくナンバーワンのほうではありません。
まあ、あえて断りを書くまでもないかもしれませんが(笑)

ただ、不思議に思うことがあるんです。
「学歴は私より優れているのに、、、」という違和感は何なのだろうと。

そこで、気づいたんです。
居酒屋で「孤独のドリンク」をしながら、ノートに書いていたときに。

「孤独のドリンク」で集中して考える習慣。 | 【良習慣の力!】ブログ

もしかすると、「幼少期から優秀な人は、困ったことが少ないのではないか?」と。

優秀な人は、私とはレベルが違う。
それこそ、私が幼少期から感じてきたことです。

たとえば、学校の授業。
同じ先生から学んでいるはずですよね。
それなのに、テストの点数に大きな差がついています。
(これ、本気でおかしいような気がしていて。先日、氷解したんですが、また別の記事で書きます)

それで、今回の記事で発したい意見。
それは「優秀だから困ることが少なくて、上達の機会を減らしているんじゃないか?」ということなんです。

私は、優秀ではないので、困ったことがたくさんあります。

すぐに思い出せることでも、
・早起きができない
・運動が続かない
・コミュニケーションの間が悪い
・時間の使い方が下手
・すぐにまごつく
・ブログを書くのに時間がかかる(その割にアクセスが増えない)
・ブログに挫折した経験がある
・コミュニケーションがうまくいかない
・先のばし仕事ばかりで自分で自分の首を絞める
・手持ちのお金が少なくて新刊本が買えない
・お金を管理できない
・マラソンのタイムが遅い
・トライアスロンをやりたいのに泳げない
・セミナーのスライドがダサい
など。
もっとたくさん書けますけれど。
書いているうちに、さすがに気分が下がってきたので……(自主規制です・笑)
かなりの劣等生ですよね。

 

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仮説:劣等生は困る機会が多い=努力の機会も増えるのでは?

事実、私は、「人生、困りまくり」なのです。
本当に困っているから「解決しないとマズい……!」と感じ続けているのです。

すると、どうなるか。
「なんとか、解決しよう」と思うのです。

学生時代のイメージがわかりやすいかなと思います。
たとえば、
・お金に困る(仕送りだけだと足りない)から、がんばってバイトする
・単位を落としたら困るから、がんばって勉強する
・孤独だと寂しくて困るから、がんばってサークルに入る
みたいな。
そんな経験を持つ人もいるんじゃないかなと思います。

つまり、「人は、本当に困ると、今とは違う人間になるようにがんばる」ということ。
それが、1つの真実なのではないでしょうか。

思い返すと、私自身もそうです。
具体的には、
・営業なのにまったく売れなくて困ったから、ビジネス書を読む
・小遣い制では好きな本さえ買えなくて困るから、個人ビジネスをする
・トライアスロンで何度もリタイアして困るから、練習する
・どうにも時間がやりくりできないから、時間管理を学び、実践する
といったことをしてきたなと。

困っているから、学ぶ。
困るから、行動してみる。
そこから、成長するわけです。
私のような劣等生は。

それが、優秀な人はどうなのか。
あまり困らないのかな、、、と。
優秀で、できてしまうので。

もちろん、私もできたほうかいいんです。
できれば、困りたくないです(汗)

ただ、できないことが多いので、今の自分が知らないことを学び、うまくいっている人のアドバイスを(できるところは)実行にうつしてきたと思うのです。

もし、人生が「ロングゲーム」だとすると。
・幼少期から優秀な人
・幼少期は劣等生だった人
では、どちらがいいのか。
それはわかりません。

なぜなら、ポイントは「本当に困るかどうか?」だからです。
それも、「別人になるくらいの努力を厭わないくらいに困るかどうか」のレベルで。

少なくとも、私は、
・泳げなくて困って、スイムスクールの門を叩いた
・ブログの先のばしに困って、有料の集中ルームで前倒しした
・セミナーに参加してくださるお客さまがいないことに困って、コンテンツの質を高めようとした
といった現実があるのは間違いありません。

結果、それは私が望む方向性だったのです。
そう考えてみると、困ることは成長のきっかけになり得ると感じています。

さて、あなたは、最近困っているでしょうか。
それは、耐えられないレベルの「困りごと」でしょうか。

もし、どうしてもこえたい壁なら。
その壁は、あなたの成長の機会をつくっているのかもしれません。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝8時から「良習慣塾」集中タイム。
6人でブログやnoteの執筆など。
そのあとは「良習慣塾」募集ページのブラッシュアップ。
オンラインセミナーの動画学習、読書、ジャーナリングなども。

午後はオフ。
自宅で家族と一緒にのんびり過ごしました(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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