良習慣の習慣

良習慣を続けるための「全力主義」

投稿日:2024/04/23


良習慣を継続していくために重要な要素が2つあります。
それは、
(1)硬さ
(2)柔らかさ
です。

どのような意味なのか、記事でお伝えしていきますね。
あなたの良習慣形成のヒントになれば幸いです。




 

良習慣形成における「硬さ」

良習慣形成の大事な要素の1つ目。
「硬さ」は、どんな意味でしょうか。

私のイメージは、
・決めた目標をきっちり実行する
です。

硬さは、継続には欠かせないのです。
「今日はやめとくか」が無いので。

シンプル。
ただ、そのシンプルさが大変だったりします。

たとえば、運動の習慣について目標を立てるとします。
あなたは「1日に30回スクワットをする」と決めたとしますよね。

その目標通り、きちんと毎日30回のスクワットに取り組むこと。
これができれば、何の問題もありません。

スクワットなら、天候に左右されません。
時間は1〜2分もあればできます。
スペースだってマット1枚分があればできます。

ここまで条件が揃うと、言い訳できません。
「やるか、やらないか」じゃなくて、「やるか、もっとやるか」みたいな感覚になるわけです。

もしも、良習慣形成が、
(1)硬さ
だけの要素で完了できたらどれだけいいか。
そう考えたことがあります。

要は、「硬さ」だけなら、
・計画通りにできる
ということですから。
それができれば、苦労はしません。
誰もが「続く人」になれます。

それだけに、「硬さ」だけにこだわるとうまくいきません。

なぜなら、
・完璧主義
になってしまうからです。

 


 

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良習慣形成における「柔らかさ」

あなたもご存じの通り、完璧主義のような「硬さ」だけだと、うまくはいかないんですよね。
なぜなら、私たちの日常は変数だらけ。
予想もしていないようなイレギュラーが起きるからです。

そのため、継続していくためには「硬さ」だけではダメ。
もう1つの要素が必要になってくるんです。

その1つの要素こそ、
「柔らかさ」
です。

「柔らかさ」は、
・決めたことを柔軟に実行する
ということです。

ここでいう「柔軟に」は、言い換えると「ルールを変えながら」という意味合いです。
何でもかんでも「目標通りにしなければ」ということではなく、「最低限ここをクリアすれば、目的を果たすことはできる」と考えることです。

運動の習慣なら「何が何でも1日30回のスクワットを厳守する」というルールを、形を変えて実行するわけです。

たとえば、前述の「1日30回はスクワットをする」という目標。
体調不良などの状況で、実行が厳しいときがあります。

その状況で何もやらずにゼロにしてしまうと、継続が途切れてしまいます。
「完璧にできないからやらない」のは、「続かない人」の戦術なんです。

では「続く人」はどうするか。

ルールを変えて、
・スクワット1回に減らす
・翌日にまとめて60回を実行して取り戻す
・腕立てふせに変える
という形にルールを変えながら「運動する」を守るわけです。

これは完璧主義ではなく、そのときの自分が持てる力をぶつける
・全力主義
です。

 

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良習慣を継続するための3つの基準

そのようにして、
(1)できる余裕があるときは「硬く」実行する
(2)できる余裕がないときは「柔らかく」実行する
という組み合わせをつくる。

そのようにして、
・硬さと柔らかさの二刀流
で、継続という目的を果たすわけですね。

言うなれば、
・硬さ=完璧主義
・柔らかさ=全力主義
です。

この硬さと柔らかさの両輪で、前進し続ける必要があります。

車なら、最高速度と最低速度があるように。
ギターなら、高音と低音があるように。

緩急をつける。
バランスをとる。
中庸を狙う。

そのために決めておくといいのは3つの基準です。

それは、
1:最低基準(minimum standards)
2:通常基準(normal standard)
3:最高基準(highest standards)
です。

こうして3段階を設定しておくと「できた」「できなかった」の白黒思考から脱出できます。

たとえば、私が今月ずっと続いているスクワットだと、設定を
1:最高基準:スクワット100回
2:通常基準:スクワット30回
3:最低基準:スクワット10回
としています。

10回でもやると、ゼロではありません。
帰宅後、夕食を電子レンジであたためている間にスクワットしています。(笑)
でも、それくらいのすきま時間でできるんですよね。

一方、土曜日の早朝に「習慣化コミュニティー」で、「週次リフレクション」のアクションタイムでスクワットを100回行うようにしています。

そうやって組み合わせていくことで、継続できるようになるものです。
音楽でいえば、1本調子で淡々と演奏するのではなく、強弱をつけた演奏のようなイメージです。
そう考えると、良習慣形成のリズムは、音楽のようなものなのかもしれませんね。

さて、あなたの良習慣形成は、どんな音楽を奏でているでしょうか。
美しいハーモニーが続くように、良習慣を継続していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、月曜日のルーティンを実行。
コーチングセッションのリマインドメールなど、今週のタスクを前倒しできました。

夜はジムへ。
エニタイムフィットネスでバイクとランで体を動かすことができました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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