気づきの習慣

あなたの気づきが選択を変え、あなたの選択が結果を変える

投稿日:2021/07/23


今の私たちがつくり出している現状(結果)は、

・選択の連続

から生み出されています。

その選択の基準は、

・どんな気づきを得たのか

から、つながっているのです。




 

「結果」に基づいた評価というトラップ

オリンピックのように活躍している人たちを見ると私たちは、

「あの人はすごいよね」

「どうすればあの人のようにできるんだろう」

「才能がある人だな」

というような思いを抱くことが多いです。

私たちが注目するのは、その人が出している

・結果

だからです。

たしかに、結果はわかりやすいですよね。

たとえば、オリンピックで金メダルをとれば、

「あの人はすごいよね」

という評価になるからです。

ただ、結果だけに目を奪われてしまうと、ものごとの本質を見失います。

なぜでしょうか。

結果は「イベント」から生まれることが多いからです。

オリンピックは短期的なイベントですよね。

でも、私たちが人生をより良くしたいと思うのであれば、注目するところは、

・選択

です。

結果を出す選手は、何を選択したからその結果を出せたのか。

多くの場合、短期的な選択よりも、長期的な選択が原因になって成果をつくり出しています。

つまり、連続した選択が、1つの結果をつくっているわけです。

早起きした人が、早起きするための要因をつくるために早寝するように。

ですから、その選択をつくった要因が何なのかを見るようにしたい。

私はそう考えています。

 


 

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選択が結果をつくる

選択が結果をつくるプロセス。

わかりやすいのは体型です。

たとえば、あなたが理想の体型をキープしているとき。

その体型は、あなたが何を食べることを選択してきたのかによって決まっています。

理想の体型なら、太らない食べ物の量を選択してきたのです。

一方、もしもあなたが理想の体型とは違っているしたら。

それは、理想の体型に近づかないものを食べることを選択してきてしまったということです。

つまり、「何を食べるのか選択してきた」という原因があるから、「いまのあなたの体型」という結果がつくられているわけです。

まさに「原因と結果の法則」。

シンプルですよね。

周囲の人たちと同じ選択をすれば、周囲の人たちと同じ結果が出ます。

世の中の人が常識と考える価値観で選択していけば、もれなく「普通の人」になるという結果ですね。(笑)

だからといって「がんばる」という選択をし続けるとどうなるか。

よほどのことがない限り「続かない人」が生まれてしまいます。

たいていの人にとって「がんばり続ける」ことしか選択肢がなかったら、その道は険しいものになるからです。

誰でも、「1回だけ」「単発イベントだけ」なら、いつもと違う選択をすることはできるのです。

でも、私たちが求めているのは長期的に見たときのより良い変化のはずです。

となると、より好ましい変化を起こす結果を出すためには、何が必要なのでしょうか?

それには「選択」というプロセスを変える必要があります。

では、あなたの「いつもの選択」を変える要因は何から生まれるのか。

それが、

・気づき

なのです。

 

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気づきが選択を変え、選択が結果を変える

気づきが選択を変え、選択が結果を変える。

部屋の片づけを例にして説明してみますね。

 

「がんばり片づけ」では結果が変わらない理由

あなたが「なぜ自分の部屋が片づかないのか?」という課題を持っているとします。

あるとき、友だちがあなたの家に遊びにくることが決まりました。

そうなれば、がんばって部屋を片づけるわけです。

これを「がんばり片づけ」と呼びましょう。

あなたにも経験があるかもしれませんね(当然、私も経験があります、というか学生時代は常に「がんばり片づけ」でした・笑)。

片づいた部屋に友だちが来たら「きれいに片づいてるね」と評価されるでしょう。

でも、この結果は一時的なもの。

あなた自身に何も気づきが起きていないので、普段の選択が変わりません。

おそらく、時間がたてば乱雑な部屋に戻ってしまうでしょう。

なぜか。

「がんばり片づけ」では、日常的な気づきに変化が起きていませんよね。

ですから、片づけの基準が変わらず、選択が変わらないのです。

一方、「がんばり片づけ」を脱するために、1日10分の片づけの習慣化にトライしたとします。

すると、また友だちがくることになったときに「がんばり片づけ」をしなくて良くなったという体験をします。

そこで「1日10分の片づけを習慣化すれば、がんばり片づけから解放されるのか!」ということに

・気づく

わけです。

 

ふり返りの習慣を定着させる

気づきが起きれば、日々の選択が変わります。

選択が変わるので、「1日10分の片づけをする」という基準が生まれます。

そうなれば「いつも部屋がきれいになっている」という結果に変わるわけです。

ただ、たいていの人は「気づき」を待っているだけです。

もちろん、何かを達成して気づくことがあります。

失敗して気づくこともあるでしょう。

でも、そのような「気づき待ち」だと、気づく回数が少ないのです。

だからこそ、「気づき」は自分からとりに行くようにしましょう。

おすすめは「行動」と「内省」のサイクルをまわすこと。

具体的には、

・ふり返りの習慣

です。

やり方はシンプルな方法でOKです。

「GPS」でふり返る。持続的な成長に必須の方法とそのやり方をご紹介。 | 【良習慣の力!】ブログ

ふり返りの習慣を持つことで、気づく機会が増えます。

学習のサイクルにも、この効果が入っています。

「学習の4サイクル」を回転させて常に前進する方法 | 【良習慣の力!】ブログ

「気づいたらふり返りをする」だと、なかなか気づきはやってきません。

「いいネタを思いついたらブログを書く」という習慣が続かないのと同じですね。

実際、オリンピック選手が「今日は気分がいいから練習しよう」という選択をするでしょうか。

そんな気分屋では、成果は出ませんよね。(笑)

それよりも、ふり返りのためにノートを広げるから「気づく」わけです。

つまり、

・気づく→ノートを開く

ではありません。

気づいていない状態でも

・ノートを開く→気づく

になるのです。

順番が逆なのですね。

 

一流ほど「気づき」を起こしている

オリンピック選手のような一流の選手の気づきは、「毎日」レベルではありません。

極端な話、短距離走の選手なら「ダッシュを1本したところから気づく」のです。

1本走るごとに「なるほど、こういう風に踏み出すと、こういうスタートになるのか」と気づいているわけです。

ですから「次はこうしよう」という実験が増えるわけです。

実験は多ければ多いほど、たくさんの結果が生まれます。

すると、実験結果のストックが増えますよね。

結果、実力が高まるのです。

実力とはストックの量。あなたの実力を高める5つの要素とは? | 【良習慣の力!】ブログ

ぜひ、あなたが追いかけているテーマにふさわしい気づきを手に入れてきましょう。

そのために、ふり返りの習慣をおすすめいたします。

私たちの可能性は、まだ気づいていないことに隠されているものです。

なぜ「ふり返り」は敬遠されるのか?それでもふり返りの習慣をおすすめる2つの理由 | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

そのあとは午前中を通して、ずっと受講したいと思っていた動画セミナーを受講。

いいインプットをすると、エネルギーが高まりますね。

午後は家族と買い物に行き、リラックスできました。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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