人生を変える気づきは、深い「問い」からもたらされるものです。
その深い「問い」は、読書会でつくることができます。
読書会にゲスト著者として参加
先日の1月21日、読書会にお招きいただきました。
読書会の課題本『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』の著者として、ゲスト参加してきたんですね。
主催は私の友人であり、「リードフォーアクション」認定リーディングファシリテーターの神山さん。
読書会の開催は100回を超えるベテランのファシリテーターです。
「リードフォーアクション」は、日本トップマーケターの神田昌典さんが発起人。
日本最大級の「行動するための読書会」コミュニティーです。
私も昨年、リーディングファシリテーターの認定を取得しました。
今年は、私も読書会を開催していこうと思っています(ちゃんと自分以外の本で・笑)。
そういえば、10年くらい前にも読書会が流行した時期がありました。
ちょうどビジネス書のブームでもあった時期ですよね。
私も、何度か参加したことがあります。
ただし、、、最初の何回かは新鮮で楽しかったものの、何度か参加するうちに物足りなさを覚えてしまったんですよね。
それは、ひとりずつ単純に本を紹介していくだけの形式の読書会が多かったからです。
結果、当時いくつも立ち上がっていた読書会コミュニティーは、いま検索してみるとほとんどなくなってしまっているんです。。。
きっと、参加者に飽きられてしまったのではないでしょうか。
もちろん、それぞれが本を紹介していく形式も、決して悪くはないと思うんです。
ほかの人がどんな本をおすすめされるのか、興味はありますし。
それに、自分のアンテナにはひっかからない本に出会えるチャンスとも言えます。
実際、本の出会いも、人との出会いのようなもの。
ですから、そういった偶然の出会いで行動するきっかけや深い気づきを得られるメリットがあるんですね。
あ、でも紹介されたおもしろそうな本を、その場でAmazonでポチることで積ん読が増えるというデメリットもありますけれど(笑)。
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「問い」のレベルが深くなる読書法
そんな中、2016年にリードフォーアクションのリーディングファシリテーターをとった習慣化コミュニティーの友人がいました。
彼が「読書会を開催してみたい」ということだったので、私も何年かぶりに読書会に参加したんですね。
すると、リードフォーアクションの読書会は、本を単純に紹介するだけの読書会ではありませんでした。
何が従来の読書会と違っていたのか。
それは、
・問いをたててから本を読む
というスタイルでした。
本を1ページ目から順番に読むのではありません。
全体を速読のように把握するわけでもありません。
シンプルにいうとすれば、
・その本に対して、自分が最も必要とするポイントを発見できる読書法
という感じです。
アプローチとしては、フォトリーディングが近いです(神田さんが監修しているからでしょう)。
この読書法が、非常に興味深かったんですよね。
本は、課題解決のツールですから。
使い倒すように本を活用するほうがいいでしょう。
もちろん、小説のように楽しむ読書はあっていいんです。
でも、ビジネスに読書を活かしていこうと思うなら、やはり問題解決の手段として本を活用していくことが重要だと思うんです。
そのために「問い」が必要になってくるわけです。
問いをたてることで、パッシブな読書ではなくアクティブな読書になっていくんですね。
実際、今回の読書会では、参加者の方々の疑問や課題が、どんどん深くなっていくさまがよくわかりました。
本を読む前に考えていた「続けられない悩み」よりも、より深い視点での質問が生まれてきたんです。
まさに「問い」のレベルが深くなるという感覚なんです。
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時代の変革期こそ読書会で自分を磨く
「問い」のレベルが深くなる。
それがたとえばどういうことか。
例をあげてみますね。
最初は、「部屋が片づけられない」という「続けられない悩み」だったとしましょう。
それが、質問を深め、ほかの参加者の方々との対話を重ね、自分の気づきが起きる。
そうすることで、質問が変わっていくんです。
それは、「部屋が片づけられない」という質問だったのが
・「部屋を片づけないことによって、私はどんなメリットを得ているのか?」
という風に変わります。
もしくは、
・「片づけられないのは、私自身がモノに対してどんな執着を持っているからなのか?」
みたいに変わった例もありました。
こうなってくると「部屋が片づけられない」という質問は、浅いレベルの質問だという感じがしてきませんか?
それよりも、片づけを通してもっと自分に向き合うことが必要ではないか、と気づきます。
「片づける」という行動も大事なんですが、大事だと思いながら自分はなぜ動けないのか。
まずそこに向き合う必要があるということに気づく。
それが、その人が最初に取り組むことではないか。
そういったことを考えられるようになるんですね。
これは、本を媒介として何度も質問を深めたから起き得る現象なんです。
このようにして、自分の深層にアプローチするために本というツールを活用するわけですね。
そうして、自分の課題に対して、本やほかの人との対話を活用する。
それば、読書会という制限された環境が大事なんです。
そう、環境も大事で、やかましい居酒屋では深い気づきは起きないからです。
そういった環境の中で、スループットを通して気づきや行動のきっかけが生まれるわけです。
これは、ひとりでは起こせないダイナミズムのようなものがあるんですね。
たとえば、江戸時代の偉人たちは、本を学びながら対話をして議論を戦わせてきました。
それがお互いの意見からさらに上位概念の第3の案を生みます。
そうやってアイデアが磨かれていき、日本の改革につながっていたわけです。
江戸時代のように、現代も時代の変革期。
私たちも、そのような「知の議論」のような場所があってもいいのではないでしょうか。
そのためには、読書会のような環境が必要だと思うのです。
あなたもご興味があれば、ぜひ「問いを深める」読書から行動につなげる読書会を体験してみましょう。
次回、私が開催するのは「積読(つんどく)を解消するための読書会」です。
2020年2月13日19時45分〜21時30分 積読本を読む読書会
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■編集後記
昨日は、会社の同僚との新年会。
最初は忘年会の予定だったんですが、、、
私の都合で2回も延期になってしまっていましたが、昨日ようやく開催できました。
帰宅後は、連日の家族会議。
息子の意志を確認できました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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