行動の習慣

自分の人生に対して「白紙」の答案を出していませんか?

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学校で受けたテストは、いま思うと「問い」に答えるものですよね。

私たちの人生も「問い」に答え続けているようなものかもしれません。

そう考えると、「白紙」の答案だけは出したくないと思うのです。

 

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テストの答案用紙を「白紙」で出す

あなたは、テストの答案用紙を「白紙」で出したことがありますか?

「白紙」とは、テストに何も書かずに提出する答案のことですよね。

もし、あなたが先生で、生徒が「白紙」の答案を出してきたら、どう思うでしょうか?

もし、あなたが親で、子どもが「白紙」の答案を持ち帰ってきたら、どう反応するでしょうか?

そして、彼らが「どうせ自分にはわからないから・・・」と言ってきたら、何を感じるでしょうか?

私だったら、「いや、わからないのは仕方ないよ。でも、わからないなりに何かを書くことはできるんじゃない?」と言うと思います。

テストが0点なのは、仕方がないことかもしれません。

でも、同じ0点であっても、

・「わからないから」と最初からあきらめて、何も書かずに0点だった

・「わからない」なりにいろいろと書いたけれども0点だった

なら、後者のほうがいいと思いますよね?

 

自分の人生に「白紙」の答案を出していないか?

私は、テストこそ0点をとった記憶はありませんが(たぶん・・・笑)、「0点をとりそうだな」と感じることがあります。

それは、ブログやメルマガを書こうとしたときに、ネタが何も思い浮かばないときに「ああ、このまま何も書かなかったら、0点をとりそうだな」と思うのですね。

もちろん、ブログもメルマガも「白紙」で更新・発行することは基本的にはできないので、「0点をとりそうだな」と思っても、何かをしぼり出して書くこととなります。

一方で、コーチとしてクライアントさんに関わっているときに、反対の気持になることがあります。

私が「前回のセッションから、どんな行動を起こしましたか?」と聞いたときに、「い、いや、今週は忙しくて・・・」と言われたことがあるのですね。

ある意味で「白紙」の答案を提出されたような気持になるときがあるのです。

やはり、そのような瞬間は、「何でもいいから、ちょっとでも行動してみましょう・・・!」と思ってしまいます。

「間違ってもいいです。正解を探して動かないよりは、失敗したほうがいいんです。それで正解に近づいていくんですから」とも。

むしろ、間違った行動があったとしても、何らかのフィードバックがありますから、それを素材にして、改善行動を起こすためのセッションができるはず。

それなのに、フィードバックがなければ、改善のしようがありません。

もちろん、私自身も行動できない気持はわかります。

痛いほどに・・・。

天職に近づく行動ややりたいことを実行する行動。

それらを、自分なりになんとなく感じている。

しかし、現実を見ると「今からやっても遅いしな・・・」とか、「自分の年齢では遅すぎる」などといった言葉が出てきて、一步を踏み出せない。

「複業をやってみたいです」と言いつつ、ずっと保留の状態。

その状態は、「自分の人生をどう生きるのか?」というテストに対して「白紙」を提出しているのと同じなのかもしれません。

 

「白紙」の答案を出さない

私自身、今でも中断している資格の学習があることや(今日から再開します)、新しいプロジェクトに対して尻込みしている時期が半年くらい続いたこともあります。

これだけ話しているコーチングも、一番最初に体験セミナーに言ってから、実際に受講するまで2年くらいかかっていました。(^_^;)

ですから、私もほかの人にダメ出しすることはできません。

・「わからないから」と最初からあきらめて、何も書かずに0点だった

という気持に共感してしまいます。

それでも、「白紙」の答案を出すことには賛成しないようにしていますし、自分なりに「白紙」をつくらないように工夫しているつもりです。

サポートしているクライアントさんたちを見ていても、ご自身が期待されている成果を出す人は、「白紙」の答案を出しません。

たくさんのクライアントさんたちを見てきて、そこは確実です。

理想の働き方や天職の要素がある仕事が見つかっても、「会社の仕事があるから無理」、「家族がいるから無理」、「奥さんが怖いから無理(笑)」という思いが出てくるかもしれません。

しかし、それでは将来、後悔する日がやってくるかもしれません。

どんなに小さな行動でもいいです。

正解じゃない行動でも大丈夫。

「試しにやってみる」でOKなんです。

ひとまず、ベビーステップで一步を踏み出してみることが大事。

その行動の連続こそ、あなたの未来をつくっていくわけですので。

「白紙」の答案を出すのはやめておきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社の先輩たちとお花見へ。

「花見」という名の、ただの飲み会になった感もありますが(笑)。

それにしても、「会社の中で評価される人材」というのは、「上司の立場から見るのか、同じ社員という立場から見るのか?」という視点によって変わるものですね。(^_^)

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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