ブログを書くということは、ある意味で自分の姿をさらすことです。
もちろん、読者目線をゼロにしてはいけないのですが、少しは自分自身の物語を書くことも必要だと考えています。
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ヒーロー神話には共通した流れがある
NLPのワークに、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」というワークがあります。
「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」は、アメリカのジョゼフ・キャンベル氏が提唱した考えです。
かんたんに説明すると、「神話に登場するヒーローの物語に共通した流れがある」ということです。
そのプロセスは8つにわかれています。
1. Calling「天命」
2. Commitment「旅の始まり」
3. Threshold「境界線」
4. Guardians「メンター」
5. Demon「悪魔」
6. Transformation「変容」
7. Complete the task「課題完了」
8. Return home「故郷へ帰る」
1つ1つをじっくり説明はできないのですが、ざっくりいえば「何のスキルや資産を持たない主人公が、師匠や仲間を得て幾多の困難を乗り越え、最後にラスボスを倒す成長するストーリー」ということです。
名作エンタテインメントの中に息づく「ヒーローズ・ジャーニー」
先日まで、久しぶりにはまっていた横山光輝さんのマンガ「三国志」は、まさに「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」でした。
主人公の劉備玄徳は農村に育った貧しい無名の青年。
その劉備は、中国・三国時代の蜀の初代皇帝となったのです。
「三国志演義」では、劉備の大義名分に志をともにし、そのビジョンに賛同する一流の武将たちが集結する物語は圧巻です。
あらためて読んでみて、心がふるえる体験でした。
あくまでも例として「三国志」を出しましたが、ヒーローズ・ジャーニーは「三国志」に限りません。
エンタテインメントの王道である映画であれば、
・スター・ウォーズ
・ハリー・ポッター
・ロード・オブ・ザ・リング
などがすぐに思いつきますよね。
マンガでいえば、
・ドラゴンボール
・キャプテン翼
・スラムダンク
などがあります。
さらに、ゲームの世界でも、
・ドラゴンクエスト
・ファイナル・ファンタジー
など、こちらも枚挙にいとまがありません。
そして、どの作品もすぐれた傑作ですよね。
それだけ主人公の成長譚と物語の組み合わせは、名作が名作たりえるための必要十分条件なのです。
つまり、私たちは、無力な主人公が傷つきながらも成長していく物語に魅了されるということです。
未熟な時期こそブログをはじめるチャンス
私が、ブログを書いている理由の1つには、この「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」のイメージがあります。
私も、本来であれば大きな目標達成や格好良い成功ストーリーをブログで書きたいところです。
しかし、いまはまだ私自身がそのステージには到達しておらず、目指す姿にはほど遠いものです。
ただ、そのようなステージにいたとしても、その姿を世にさらしています。
ですから、その物語は前進だけではありません。
つい最近も停滞・・・どころか後退したような感覚にも陥りました。(~_~;)
私がブログを書けなくなった理由と、そこから(少し)脱出した方法。 | 【良習慣の力!】ブログ
いまは目標に達していないのは確か。
でも、それはのびしろが残っているという意味でもあります。
ギャップが大きければ大きいほど、魅力ある成長ストーリーになるはずです。
ですから、もしも「今のような未熟な状態では、恥ずかしくてブログなんて書けない」と思っているかたがあれば、今こそチャンスです。
成長してからブログを書くよりも、成長するストーリーのほうが魅力があります。
あなたが成長していく成長譚を「ヒーローズ・ジャーニー」よろしく、ブログに書いていけば良いのです。
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■編集後記
昨日はオフだったのにもかかわらず、家族を見送り自宅で仕事。。。
楽しくないわけではないのですが、家族と一緒にすごせないことが少しストレスにも・・・。
でも良いんです、自分で選んでいることなので。(^_^;)
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