行動の習慣

自分なりの評価基準を持とう。指標を持つために言葉を持つ本・名言・信念。

投稿日:2017/10/22


私たちは、日々の成長をどのような基準ではかればいいのでしょうか?

それは誰かに与えられるものではなく、自分で判断していくしかないのだと思います。

 

スポンサーリンク


 

自分の成長をはかる基準はどこにあるのか

自分の人生がうまくいっているのかどうかは、どうしたらわかるのか?

これは、誰も評価してくれませんよね。

自分なりの基準を決めて、自分で基準を持たないと、

・自分は前進できているのか
・停滞してしまっているのか
・むしろ後退してしまっているのか

といったことさえも判断が難しくなってくるのですね。

そのために、コーチをやとって基準をつくる意識の高い人がいるわけです。

そのように自分なりの基準を意識してつくらないと、評価の基準を自分の外の世界に求めるようになっていきます。

自分の年収が平均と比べてどれくらいなのかネットで調べ、周囲の人たちとの収入を比べます。

マラソンがブームになっていると耳にすれば、遅れをとってはいけないと走りはじめます。

周囲の友人たちがプログラミングの資格を学ぼうとすると、それが正しいことのように思えて、自分もプログラミングの資格をとらないといけないのではないかと思ってしまうのです。

 

評価システムの中での基準を手放す

このような感じで、ことあるごとに、

・自分のやり方はこれでいいのだろうか?
・自分が進むのはこの方向性でいいのだろうか?
・自分は間違っているのではないか?

と思う人は多いのではないでしょうか?
(私も同じです)

私たちが育ってきたプロセスには、たいてい評価してくれるシステムがありました。

学校には常にテストがあり、通知表がありました。

テストを受ければ偏差値で、自分の学力レベルがわかりました。

社会人になっても会社に評価され、昇進や出世という結果があり、何をするべきかという判断ができるのですよね。

学生になっても、社会人になっても、評価システムの中にいたのです。

そのシステムを理解することができれば、そのレースでどのように勝つのか戦略を練ることができます。

要は、自分という個人がどのように生きていけばいいのかどうかは、あまり重要ではありませんでした。

判断基準は、「周囲と比較してどうか?」ということだったのです。

良くも悪くも、そのようなシステムの中で生きてきたのですよね。

 

自分の基準をつくる言葉を持つための3つのポイント

ところが、自分個人が自分を判断するのためには、システムや偏差値はありません。

そもそも、個人の生き方を平均化することは不可能ですよね。

「これだけやっておけば大丈夫」ということはありませんし、「この状態になれば絶対に幸せ」という状態はないからです。

しかも、今取り組んでいることがすぐに形になることはあまりなく、その成果があらわれるまでには3年から10年くらいはかかるでしょう。

それくらいの時間軸でみることによって、ようやくそれまでの取り組みの成果が見え始めるものなのだと思います。

自分の基準を決めるために有効なのは、やはり「言葉」です。

日々、以下のようなことをやっています。

 

1:本から収集する

やはり日々の読書が基本でしょう。

興味関心のある分野の本であれば、ひっかかる言葉も多いはずです。

私は、本の中で自分の心にグッときた言葉は抜き出して、Evernoteに書き写しています。

これは読書メモのようなきっちりした形ではなくていいと思います。

私は、気になった言葉を抜き出して、「変化に関する言葉」というように分類して、

・「成功体験」を最初から持っている人などいません

・重要なのはあなたに起きることではなく、起きたことにどう対応するか

・「世界で何かを変えたければ、まず自分が変わらなければなりません

といったものがあります。

新しいセミナーに挑戦するときなどには、このような名言を読んで気持を奮い立たせています。

 

2:名言を収集する

名言は短い言葉で大きなインパクトを残してくれる言葉が多いです。

「これはいいな」と思える名言があったら収集しておきましょう。

私は、これもEvernoteに保存しており、「名言」というノートブックの中に保存しています。

たとえば、早起きに関する名言だと、

・朝1時間失うと、一日中それを求めることになる

・朝のわずかな時間は、午後の数万時間に匹敵する

・朝寝は時間の浪費である。これほど高価な出費は他にない

というものがあります。

早起きを習慣化するまでに、よく目を通していましたし、早起き習慣化セミナーの前にも読み返すことがあります。

 

3:信念や信条を収集する

信念や信条は、ミッション・ステートメントにも使えるような言葉です。

セミナーなどでも収集できるものです。

たとえば、私がひとり会議で使っている質問にあるのは、

・今週1週間、ありたい自分に一歩でも近づく行動を積み重ねたか?

・今週1週間、自分の価値観にしたがって選択をしたか?

・今週1週間、大切なものへの感謝を忘れなかったか?

などといったことをもとに、自分をふり返ります。

 

まとめ

大人のビジネスパーソンとして、自分なりの基準を言葉で持っておくことがおすすめです。

周囲との比較ではなく、自分個人のオリジナルメイドであるべきです。

ほかの人のものさしで自分個人の評価ができないからですね。

「世の中」や周囲のものさしで自分をはかるのをやめる勇気を持ってみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、午前中にコーチングセッション。

クライアントさんが大きなビジョンを描きたいということで、20年後のありたい姿をイメージすることをお手伝いしました。

家族で外出する用事があったのですが、雨だったので予定を変更して映画を観ました。

ディズニーの「美女と野獣」、はじめて観ました。

良いストーリーですね。

観たのは、1991年のアニメ映画のほうですけれとも・・・(笑)

【募集中】
■2017年10月26日(木) 19:30〜21:30:毎日ブログを更新する!「ブログ習慣化」セミナー 〜ブログを書く習慣で毎日を充実させる〜

■2017年11月2日(木) 19:30〜21:30:毎日を超充実させる!「やりたいことリスト100」をつくるセミナー

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-行動の習慣

執筆者:

関連記事

「面倒くさい」を乗り越えるパワーを得るために、ゴールイメージを描く。

「習慣化」というゴールを達成しようとすると、ついプロセスばかりに意識がとんでしまいます。 ただ、より重要なのは、ゴールの状態をイメージすることです。   スポンサーリンク   習慣 …

「本当はできないかも・・・」に対抗するには、心の中の船の舵をゴールに向け続けること。

目標を達成するためには、まずはゴールに向けて焦点をあて続けることです。 それは船の舵を握るようなもので、蛇行しながらも進めていくことが必要だと思うのです。   スポンサーリンク   …

自分の人生に対して「白紙」の答案を出していませんか?

学校で受けたテストは、いま思うと「問い」に答えるものですよね。 私たちの人生も「問い」に答え続けているようなものかもしれません。 そう考えると、「白紙」の答案だけは出したくないと思うのです。 &nbs …

なぜ、体重計は売れるのに、身長計は売れないのか?

体重計はたくさんの種類が販売されているのに、身長計は売っているのを見たことがありません。 不思議ではないでしょうか? その理由は「フィードバック」にあるんです。   「フィードバック」の定義 …

習慣化が上手な人に共通するのは、6つのポイントの使いこなし+フィードバックの活用。

たくさんの事例を見ていると、そこからパターンが抽出されてきます。 習慣化のオンラインコミュニティーをサポートさせていただいていると、成果を出せる人のパターンも見えてくるものです。   スポン …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。